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【渚カヲルの正体・目的】渚司令/カヲル君のループ説や目的、漫画版や旧劇場版との関連、シン・エヴァンゲリオン劇場版の考察まとめ

渚カヲルの正体・目的、渚司令について、シンエヴァのラストのネタバレ考察。渚司令(渚カヲル司令)や渚カヲルの目的等、漫画版や旧劇場版やエヴァQも込みネタバレ有りの考察をします。シン・エヴァンゲリオン劇場版のラストシーンのその後の解説。生命の書・死海文書やゼーレのシナリオやアディショナル・インパクト等についても解説します。※一応有料ですが、よかったら課金してください程度です。記事はほぼ無料で読めます。

渚カヲルの正体とは

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渚カヲルの正体は最初使徒であり最後の使徒。第1使徒(セカンドインパクトの時に飛び散ったアダムの魂をゼーレがある肉体に定着させたものが渚カヲルの正体。これが第1使徒である理由)渚カヲルの目的は碇シンジを幸せにすること、そして碇シンジと共にあること。碇シンジに渚カヲルが好意を持っている理由は自分と同じ円環の理の中で生きるから。碇シンジは渚カヲルにとって生命の書に名を連ねる一心同体の存在。TVシリーズではゼーレから送られるエヴァンゲリオンのパイロット。旧約聖書でいう”自由意思を司る天使”にあたる使徒「タブリス」能力の一つとして自在にエヴァとのシンクロ率を操り、搭乗せずとも操縦出来る。他にもATフィールドを自在に展開し、空中を浮遊して移動する、目線だけでロックを解除するといった様々な特殊能力を持っている。ここでは更に

渚カヲルの正体-2


・渚カヲルの碇ゲンドウのクローン説
・渚カヲルのループ説
・渚カヲルのシンエヴァンゲリオン劇場版のその後

渚カヲル、凪司令の正体や目的等も全て考察する。
生年月日 2000年9月13日(15歳)/セカンドインパクトと同じ日
性別:男
フィフスチルドレン

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©画像/原案/原作 庵野秀明/スタジオカラー/エヴァンゲリオン製作委員会/ゼーレ/漫画版:作画:貞本義行:TV版エヴァンゲリオン:Project Eva/テレビ東京/旧劇場版シリーズ:/EVA制作委員会※スタジオカラー公式サイトエヴァンゲリオン公式サイト

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※シン・エヴァンゲリオン劇場版の考察などを趣旨とする当記事は「シン・エヴァンゲリオン劇場版の映画鑑賞後」を前提としています。シン・エヴァンゲリオン劇場版と「TVシリーズ」や「旧劇場版」や「新劇場版エヴァンゲリオン」や「コミックス版の新世紀エヴァンゲリオン」からの考察。文章構成としては大半、考察、映画の感想文、セリフから物語の「可能性」や「シンエヴァンゲリオン劇場版の結末のその後」など難解な作品の行間などを考察した独自の文章です。

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「渚司令」としてシンエヴァンゲリオン劇場版でも登場します、凪司令とは

【凪司令】渚カヲルの正体、渚カヲル考察

凪司令とは、シンエヴァンゲリオン劇場版に登場する渚カヲルの知られざる顔。加持リョウジと渚カヲルで何かを共謀する、計画をするシーンがシン・エヴァンゲリオン劇場版で登場する。
シン・エヴァンゲリオン劇場版での渚司令と加持リョウジのセリフ

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リョウジ「だからこそ、渚司令はシンジ君を選び、生命の書に名を書いた」
渚司令「リョウちゃん、そろそろカヲルって呼んでよ」

リョウジ「まだおあずけです、渚司令。『渚』とは、海と陸の狭間。第1使徒であり第13使徒となる、人類の狭間をつなぐあなたらしい名前だ。あなたは十分に使命を果たした。後は、シンジ君に任せましょう。葛城と一緒に老後は畑仕事でもどうです?」
渚司令「そうだね」

何故、渚カヲル司令なのかはメタ世界なので置いて置いて、神(渚カヲル)に見初められた碇シンジの物語と言う解釈で間違いなさそうなシーンが、シンエヴァンゲリオン劇場版では登場します。

渚カヲル(渚司令)の目的とは

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渚カヲル(渚司令)の目的は碇シンジの望む世界を作ること。碇シンジの幸せを望む事が目的。加持リョウジに碇シンジを幸せを望むのは渚カヲルの願いと指摘される。※おそらくは劇中にないほど何度となく繰り返している。動機は碇シンジに対する好意。碇シンジを自分と同じと感じた。終わりのない円環の理の中で碇シンジと出会い好意を持ち声明の書に名を連ねた。不本意ながら渚カヲルの魂と行動は全てゼーレと碇ゲンドウに利用される。

新劇場版エヴァンゲリオン「Q」の畑の前で佇む渚カヲルの伏線

渚カヲルの正体、目的、凪司令が碇シンジを好きな理由は、碇シンジの幸せな世界を望む理由とは -シン・エヴァンゲリオン劇場版の考察・ネタバレ

加持「葛城と一緒に老後は畑仕事でもどうです?」
渚司令「そうだね。それもいいね…」
シンエヴァンゲリオン劇場版のセリフの覚え書き

渚カヲルが凪司令の服装と、それらしい立場で振る舞う伏線は実は既にありました。尚、加持さんとは仲が良かったようです。加持さんとカヲル君がイチャイチャしているのは何度観ても面白いです。旧劇場版のアスカと渚カヲルは魂として第13号機破の中にいました。破の綾波レイは初号機の中にいました。ゴルゴダオブジェクトの中で起きたシンジとの対話、ラストシーン手前に渚カヲル、アスカ、レイの3名はおそらく最終的に旧劇場版からの魂を統合しています。

エヴァ破の予告編でも渚司令は出ます ゼーレの司令のような見た目ですね

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渚カヲルが渚司令は予告で既に出ていましたね。渚司令がゼーレの総司令官のような見た目です。ゼーレとネルフの梶さんと、ゼーレの少年の渚カヲルが仲良くお話ししていたのはシンエヴァンゲリンオン劇場版の最高に面白いシーンです。

カヲル君は真希波マリと共同作戦をしていた可能性が高い

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エヴァ破では第10使徒後のニアサードインパクトを共同で防ぎ
エヴァQではガフの扉を渚カヲルは命がけで閉じ、碇シンジのエントリープラグの「ポイッ!」を背中を預けるように真希波マリ(エヴァ破で挟撃作戦をしたと考察)に託す。

渚カヲル(なぎさかをる)とは?正体、目的、黒幕説

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渚カヲル(なぎさかをる)とはフィフスチルドレン、第5の少年。そして最後の使者。第1使徒であり、第13使徒。またの名をダブリス。ある時はゼーレのダミーシステムとして量産型のエヴァのエントリープラグ内に居て、ある時はシンジくんの唯一の理解者として距離を急激に縮めて、急に居なくなります。
生年月日:2000年9月13日(15歳);セカンドインパクトと同じ日
データ上の生年月日はセカンドインパクトと同日、全経歴抹消済みとアニメ版では言われています。最強最後の美少年。ゼーレがアスカの替え玉で送り込んできた作中最強の美少年。でも儚い。
アッシュグレイの髪と赤い瞳を持つ、極端に色白な美少年ですが同棲愛も嗜みます。オフィシャルです。尚、一人称は「僕」で音楽を好み、ミステリアスで哲学的な発言が多い事から人生を狂わされた読者やファンも多いです。綾波レイとアスカと双角を成す人気のキャラクターです。

渚カヲルの搭乗機体

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【 Evolution エヴァンゲリオン Mark.06】

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【エヴァンゲリオン 13 号機】

渚カヲルの正体は使徒、物語の黒幕なのか

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新世紀エヴァンゲリオン 第11巻:©:貞本義行・GAINAX・庵野秀明

渚カヲルはエヴァンゲリオンの黒幕ではなく、碇ゲンドウやゼーレによって翻弄される存在。赤城リツコの予想では、セカンドインパクトと同時に生まれた「人と同じ形をした使徒」でゼーレは兵器利用しようとしている、と言う予想でした。
※ほぼ100%当たっていました。
尚、カヲル君は人間ではないので色々な事を出来るし知っています。

渚カヲルの誕生日は2000年9月13日でセカンドインパクトと同じ

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セカンドインパクトと同じ日に誕生日を持つ謎の少年、渚カヲル。普通に考えると、渚カヲルが誕生するときに「時空が歪んだ」んじゃないかな?と思いました。※セーブポイント
尚、シンエヴァンゲリオン劇場版で明らかになりますが、カヲル君は所謂リーディングシュタイナーで、過去のループ等を記憶しています。「また、3人目なんだね」「逢えるときが楽しみだよ。碇シンジ君」 「さあ約束の時だ、碇シンジ君 今度こそ君だけは 幸せにしてみせるよ」

「カヲルくん!君が何を言ってるかわからないよ..カヲルくん.」

そうなるのも無理はありません。
高次元すぎて電波な少年なんじゃないかと思っている人も多数です。

渚カヲルの目的・黒幕説もあるが、目的はシンプルに「碇シンジの幸せ」と「やり直し」「反復」

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新世紀エヴァンゲリオン 第11巻:©:貞本義行・GAINAX・庵野秀明

渚カヲルはTV版、漫画版と自身の役割こなす事が目的です。TVシリーズでは「ダブリス」漫画版でも「ダブリス」と言う名前で使徒としても役割を全うしますが、それを碇シンジに委ねます。
使徒の役割はエヴァンゲリオンを作り出した「特務機関ネルフ」の「ジオフロント」更にその地下深くの「ターミナルドグマ」に封印されている「リリス(使徒を除く全ての生命の源たる存在)」に触れて世界をリセットする事が目的です。

渚カヲルもサードインパクト(碇シンジの幸せ)を目的としている「人類補完計画≠サードインパクト」

渚カヲルの正体、目的、凪司令が碇シンジを好きな理由は、碇シンジの幸せな世界を望む理由とは -シン・エヴァンゲリオン劇場版の考察・ネタバレ

「この星での大量絶滅は珍しい事じゃない」
「(大量絶滅は)むしろ進化をうながす面もある」
「生命とは本来、世界に合わせて自らを変えていく存在だからね」
「しかしリリン(人間)は自らではなく世界の方を変えていく」
「だから、自らを人工的に進化させるための儀式を起こした」
「古の生命体をニエとし、生命の実を与えた新たな生命体を作り出すためにね」
「全てが太古よりプログラムされていた絶滅行動だ」
「ネルフでは人類補完計画と呼んでいたよ」
「ドグマの爆心に残る2本の槍が、補完計画発動のキーになっている」

新劇場版エヴァンゲリオン破ではサードインパクトを止める

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サードインパクトを起こしつつある碇シンジをストップしたのは「マークシックスに乗る」渚カヲルでした。

その時のセリフが「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」

使徒である渚カヲルがリセットを阻止すると言うのは普通ではない。
※ちょっと今までのループとは異なると言う部分がここです。

新劇場版エヴァンゲリオンQでは碇ゲンドウの策略で退場

【渚カヲルの正体・渚カヲルはエヴァンゲリオン第13号機の中に生存】渚カヲルの正体・ネタバレ・考察、渚司令やカヲル君の目的等、シンエヴァンゲリオン劇場版

はじめの使徒、第1使徒である渚カヲルはゼーレや碇ゲンドウに利用されます。渚カヲルの存在をシナリオ通りにコントロールしたかった碇ゲンドウ。エヴァQでは「碇シンジ」を人質に「サードインパクトの停止」と言う手段で「渚カヲル」を強制退場させました。そこまでもゼーレのシナリオ通りです。新劇場版エヴァンゲリオンQでは碇ゲンドウの策略で退場に至った経緯はそこです。
DSSチョーカーを自ら付けたのは、「そうなっても大丈夫なように自分で自分自身を退場させる準備をした」と言うカヲル君のささやかな碇ゲンドウへの抵抗と「碇シンジの幸せ」の礎でした。めちゃくちゃ解りづらいのでシンエヴァンゲリオン劇場版をみないと、意味不明な行動でした。
碇ゲンドウが自分自身と碇シンジと13号機を生贄にガフの扉を開けてメタ世界で設定を書き換える事を阻止する為に自爆する、と言ってくれたら解りやすい新劇場版エヴァンゲリオンQでした。

渚カヲルの運命、ループとは「死海文書」や「裏死海文書」ゼーレのシナリオで必ず退場を強いられる渚カヲル

【死海文書・裏死海文書】渚カヲルの正体・ネタバレ・考察、渚司令やカヲル君の目的等、シンエヴァンゲリオン劇場版

渚カヲルの運命、ループとは、不滅の存在である人あらざる力を持つ。使徒である、渚カヲルは常に世界の運命に組み込まれている。渚カヲルはその事を円環の理と呼ぶ。「死海文書」や「裏死海文書」ゼーレのシナリオで必ず意に染まない退場を強いられる渚カヲル。

渚カヲルは生きていた、渚カヲルの魂はエヴァンゲリオン第13号機の中に保管されていた

【凪司令・渚カヲル考察】渚カヲルの正体、渚カヲル考察

渚カヲルはシンエヴァンゲリオン劇場版にて、生存が確認された。エヴァQで退場したかのように思われていた渚カヲルの魂はエヴァンゲリオン第13号機の中に保管されていた。尚、エヴァンゲリオン第13号機のパイロットは渚カヲル(おそらくダミープラグ)と式波シリーズのアスカのクローン。そもそも式波シリーズがクローン。渚カヲルもまた仕組まれた存在だった。終始碇ゲンドウに利用された渚カヲルだったが、シンエヴァンゲリオン劇場版での世界では、加持リョウジらと共謀し反ネルフを企てていた。

渚カヲル、またの名を「ダブリス」そして「第1使徒」で「第17使徒」

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新世紀エヴァンゲリオン 第11巻:©:貞本義行・GAINAX・庵野秀明



漫画版では渚カヲルは新しい形で生まれ変わる人類補完計画にも理解は一部示していました

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新世紀エヴァンゲリオン 第11巻:©:貞本義行・GAINAX・庵野秀明


漫画版、TVシリーズで碇シンジに好意をもった渚カヲルは碇シンジに「自分自身を消してもらいます」

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新世紀エヴァンゲリオン 第11巻:©:貞本義行・GAINAX・庵野秀明

カヲル君「だから僕は僕を君の手で消してもらいたい」

コミックス版のカヲル君の方が、アニメ版や新劇場版エヴァンゲリオンやシン・エヴァンゲリオン劇場版よりも人間味や野性味が強いです。

TVシリーズと漫画版では自分自身の役割より「碇シンジ」と「自分自身の意思」を尊重しました

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新世紀エヴァンゲリオン 第11巻:©:貞本義行・GAINAX・庵野秀明


「だがこのまま死ぬこともできる。生と死は等価値なんだ。僕にとってはね。自らの死、それが唯一の絶対的自由なんだよ」

「遺言だよ」

「さあ僕を消してくれ。そうしなければ君らが消えることになる。滅びの時を免れ未来を与えられる生命体は一つしか選ばれないんだ」

「そして君は死すべき存在ではない」

「君達には未来が必要だ」

「ありがとう。君に会えて嬉しかったよ」

コミックス版とTVアニメ版を比べるとカヲル君が「理と自分自身の意思」を丁寧にシンジ君に説明しているのが解ります。尚、テレビ版ではないコミックス版のエンディングについては完全に異なるエンディングなので、カヲル君の人柄もシンジ君と新世紀エヴァンゲリオンの世界の分岐につながったと言っても過言ではありません。

「生命の書に名をつらねているからね。何度も会うさ。僕は君だ。」シンエヴァンゲリオン劇場版

【生命の書】渚カヲルの正体・ネタバレ・考察、渚司令やカヲル君の目的等、シンエヴァンゲリオン劇場版のネタバレ・考察

シンエヴァンゲリオン劇場版のカヲルくんと碇シンジの会話において

「生命の書に名をつらねているからね。何度も会うさ。僕は君だ。」


と言う会話がありました。
カヲルくんの言う、生命の書は「ゲームのセーブデータ」、おそらく「死海文書」やゼーレのシナリオは生命の書を使っている。または一部翻訳している。

渚カヲルの正体-3


「ゼーレ」「渚カヲル」「リツコ」「ミサトさん」「碇ゲンドウ」「加持リョウジ」
そして「マリ」あたりは一部のシナリオ、または全体を把握している可能性があります。

シンジ「思い出したよ、何度もここに来て君と会ってる」
カヲル「生命の書に名をつらねているからね。何度も会うさ。僕は君だ。僕も君と同じなんだ。幸せにしたかったんだ」

カヲル君の「僕も君と同じなんだ」の意味は「円環の理から抜け出せない」と言う意味です。
※ある意味カヲル君はシンジ君を縛っていた何か?


カヲル君はシンエヴァンゲリオン劇場版のその後では退場?もうシンジ君には会えない?

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「ありがとう。君に会えて嬉しかったよ」
※通常のループ、円環の理から抜け出した碇シンジと渚カヲルは今後遭遇することは出来ないのか?渚カヲルは死亡…消滅なのか?

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