【連れ去り離婚 #38】荷物引取
2015年10月xx日(土)
[連れ去りから449日後]
今日は、弁護士同士で調整してもらった荷物引取の当日。
不在にしてほしいとう妻側の要望を受け入れて、妻が来るちょっと前に家を出る。家のそばで弁護士に会い鍵を渡してそのまま外出する。
弁護士の話では2時間くらいを予定しているという。
普通に引越しをすると考えて、梱包から搬出まで2時間で終わるわけない。ただ連れ去りの際に妻だけは自分の荷物を事前に持ち出していたので、子どもたちの荷物だけならなんとかなるのかもしれない。
妻の部屋なんて連れ去り前に荷物を持ち出していたとしてもこの有様である。これが2時間で片付くはずはない。
こちらの弁護士も同席しているので、お任せして駅前で時間をつぶすことにする。
駅まで行って床屋に入る。これで1時間つぶすことができた。
床屋が終わったら携帯の機種変更に行く。iPhone6が発売から1年近く経っていて投げ売りしているので、iPhone5sとiPhone5cを2台ともiPhone6に機種変更することにした。
docomoの窓口が混んでいて手続きがなかなか進まないでいると、携帯に弁護士から電話が入った。
「奥様があと2時間延長してほしいと言っている」
そりゃそうだ。あれだけの荷物を2時間で片付くはずはない。
機種変更が終わったこと3時間が経っていて、近くまで友人が来ているということなのであってカフェに行った。あと2時間ということだが、連絡くるまで放置していた。
弁護士から「奥様が撤収したので、帰宅して大丈夫です。」と連絡があった。今日はとくに打ち合わせも無いとのことだったので、弁護士にも「鍵を締めて撤収してもらって大丈夫です。」と伝えて荷物の引き取りがやっと終わった。
友人としばらく談笑して夜になったので家に帰る。
家に入って、愕然とした。
まったく片付いていない。
それどころか余計に荷物が増えている感じすらする。
まるで泥棒にはいられたかのように散らかっている。
ある程度荷物はそろえておいたつもりであるが、必要なものだけつまみ食いしたかのように抜き取られていて、あとは散乱している状態になっていた。
しかも子どもたちの荷物はほとんど無くなっていないにも関わらず、妻の部屋は本棚や家具だけでなく荷物もある程度無くなっていた。
弁護士にメールして確認したところ。
「奥様はご自分の部屋の片付けに専念していて、お子様の片付けは奥様のお友達(?)が手伝ってました。私もあの状態で撤収されると思っていませんでしたが、運送会社も2時間延長してずっと待たせている状況でタイムリミットだったようです」
とのこと。荷物の引き取りは子どもためじゃなく、自分自身の物を取りに来たかったのか。しかも子どもそっちのけで自分の物だけ片付けているなんて親として失格じゃないのか?
呆れた。
【有料エリア】荷物引取のビフォー・アフター
梱包から搬出まで4時間なんていう通常考えられない短時間でどれだけ片付いたかお見せします。結果は片付いたなんてもんではなく、むしろ余計に散らかされて終わっています。
弁護士の話し通り、妻がどれだけ自分の荷物だけに固執して、子どもたちの梱包・搬出に無関心だったかがわかると思います。
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