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【連れ去り離婚 #4】無断欠勤

2014年07月xx日(月)
[連れ去りから3日後]

今日は月曜日だけど、祝日(海の日)なので会社はお休み。
相変わらず電話はつながらず、メールの返信もなし。SMSは届いてるようなので携帯の契約は残っているらしい。

子どもたちがどうしているか心配。以前の家出のときのこともあるし、私から見えないところへ行ってしまうと、妻から執拗に叱られる子どもたちを守ることができなくなる。

妻の職場から電話

10時過ぎに妻が7月から働き始めた障害者支援施設の方から電話がかかってくる。
「金曜日(X-Day)、土曜日に夜勤が入っていたが無断欠勤していて、今日(月曜日)も来ていない。どうなってるのか?」

冷蔵庫に貼ってあるシフト表を見ると確かに出勤予定になっている。
ただ、金曜日/土曜日ともに電話はなかったので、家は出たものの出勤はしているのかと思っていたけど、どうやら無断欠勤だったよう。

隠しても仕方ないので、金曜日に書き置きをしていなくなったことを説明して、こちらかも連絡が取れないことを伝えて謝った。

子ども家庭支援センターに電話

5年前に妻が家出をして病院に入院したときにお世話になった自治体の子ども家庭支援センターに電話する。当時の担当者が在籍していて、経緯を話したところ、

「その状態(行方不明)になってしまうと私達ではお手伝いできることがないんです。自治体の支援を受けてるかもしれないので、役所の子ども家庭課に行ってみてはどうでしょうか?それでもダメなら警察に捜索願を出すのも一つの方法です。ただ、仮に自治体が支援しているとしたら支援者が近くにいるので、ある意味お子さんたちは安心できると言えると思います。

と説明された。確かにその道のプロがそばにいるなら、一安心な気がする。
今回のことで何か連絡が来ていないかと聞いてみたところ、

「こちらには連絡は来てないですね。◯◯さん(妻)のことは覚えています。前回の入院のあとしばらくカウンセリングに来ていたんですが、いろいろ会話していくなかで、指導的な発言をしたときに『これが私の躾だ!』とキレられて、それからカウンセリングにも来ないし、電話にも出てくれなくなったんです。何度か電話したんですけど、出てくれないので少し様子をみることになってて…」

と説明された。その光景が目に浮かぶ。担当者の方には本当に申し訳ない。本当に何も知らないようだし、何か分かったら連絡をくれると言ってくれたので、お礼を言って電話を切る。

コープ生協に電話

電話を切った時に、コープの注文用紙が目に入ったので、コープにも電話してみる。よく刑事ドラマで「自殺する人がビデオの録画予約いれていた」みたいな展開があるけど、情報収集として確認してみることにした。

結果は、契約自体は残っているけど、今後の配達分の注文は入っていないという。

明日は平日

この週末には特に手がかりになるようなものは見つからなかった。明日は平日だから会社に行かないといけないけど、やっぱり子どもが心配。


妻の出勤表

下の写真の通り、7月末までしっかりシフトが入っている。
この仕事を初めてから妻の生活リズムは最悪だった。そりゃそうだ。こんな早番、遅番、日勤、夜勤が不規則に並ぶ仕事は独り身だってキツいのに、家に子どもが4人いる状況では無理でしょう。自分の部屋があるのに、荷物で足の踏み場がない状況でリビングで寝るもんだから、子どもが少しでも喋ったりすれば「うるさい」と怒鳴ったり、舌打ちなんかもよく聞こえた。「働いているんだから家族が協力するのは当たり前」なんてこともよく言っていた。自分の部屋を片付けて、そこで静かに寝ればいいのに。

【有料エリア】実際の出勤表


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