見出し画像

【連れ去り離婚 #55】XX警察署より電話

2016年06月xx日(木)
[連れ去りから713日後]

調停を不成立にして審判に移行した面会交流調停。審判に向けた主張書面については、いかに子どもの養育を妻だけに任せるのが問題なのかという点をまとめて提出した。

主張書面が裁判所と妻側に届いてから2日後、仕事中に携帯に電話があった。電話番号の末尾が -0110 で画面に表示された瞬間に嫌な予感がした。

妻が子どもになにかしでかして問題になったくらいしか思いつかない。

恐る恐る電話に出ると、男性の声で

警官:「〇〇さん?(私の姓)、奥さんへのDVの件で話聞きたんだけど、今から行ってもいいか?」

とタメ口で非常に高圧的な態度だった。

私:「今、仕事中なんですが、用件はなんでしょうか?」

警官:「だからDVの件だって言ってるだろ!会社に行くので話を聞かせてくれ!」

私:「今は会社にいないんですが...」

警官:「今仕事中だといったじゃないか」

私:「仕事で外出中です」

警官:「いつ戻る?」

私:「未定です。必要なら伺いますので時間確認して連絡します」

警官:「わかった。(ガチャ)」

なんなんだ、電話の切り方も粗暴で、ホントに警察官なのかも怪しい。
電話を切ってからよくよく考えると、なぜ今DVの話が出てくるのかが疑問だ。

そうか、審判に向けて妻は主張書面を出しておらず、逆にこちらが出した主張書面で不利だと感じてなんとかこちらを不利にする既成事実を作ろうとしたのか。連れ去りして所在もわからないのにどうやってDVするというのか?

仕事中だったので、弁護士にメールを入れたところすぐに「私の方からXX警察に電話してみますね」と返信があった。

しばらくして弁護士から電話がかかってきて

弁護士:「電話で刑事さんに話をしました。奥さんとは別居してもう2年近く会ってないこと、今調停中で近日中に審判の結果も出るので、奥さんが主張してるDVには根拠がありません。逆に警察がDVの証明として使われちゃってるんじゃないですか?って言っておきました。訪問は土曜日で良いそうです。」

と心強い言葉をもらった。
話を聞くと、妻は「現在進行系でDVに合っていて、接近禁止にさせたい」というような事を言っていたようで、調停中であることや逆にこちらから面会交流が申し立てられていることの説明は一切していなかったようだ。

はぁ...土曜日は警察署に出向いて、さっきの横暴な警官と対話しないといけないのか...。

ここから先は

0字
無料エリアだけでもあらすじは読むことができます。具体的な資料や写真、経験からのアドバイスなど毎回おまけの部分を有料エリアとさせていただいております。

東京IT探偵の代表が実際に体験した『でっちあげDV』による強制離婚、子の連れ去りに関する調停の全記録を #100日後 形式の100話予定で…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?