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【連れ去り離婚 #32】弁護士事務所訪問→契約

2015年08月xx日(水)
[連れ去りから383日後]

先日、弁護士会の法律相談センターに言って相談した弁護士の事務所を訪問する。「仕事忙しいでしょうから夜間でいいですよ」と20時からセッティングしてくれた。

前回の法律相談センターに持っていった経緯をまとめた資料だけでなく、申立書や提出した財産目録もすべて持っていった。

相談した弁護士だけでなく女性の弁護士も同席して、資料を一通り目を通し、財産目録を見て驚いていた。「この財産目録は弁護士が作ってもこれとほぼ同じものを作りますよ」と言っていた。
(実際の財産目録は以下の記事で公開しています)

ただ、やはり「自分から提示してしまうのは少々失敗でしたね。」とのこと。上の記事でも書きましたが、当時は「正しいことをすることが正解」と思ってすべて記入しました。でもここまで妻側が難癖つけて引き伸ばしにかかってくるとは思ってなかったので、今なら失敗なのは実感できる。

それに離婚調停はせいぜい3~4回で終わるのが通例とのこと。これまで7回の調停を1人で立ち向かってきたことについても労いの言葉をかけてくれた。ただ弁護士としても不利になってから請け負うよりも最初から依頼してくれたほうがやりやすいということも説明された。

ある程度契約するつもりで訪問していることもあったので、今後どういう方針で進めようかと、いろいろ作戦を練ってくれた。

・調停は不成立を提案して審判に移行させる
・子どもの面会交流の申立てをこちらから行う
・子どもの荷物を取りに来る日を調整する

大きなポイントはこの3つ。調停から審判に移行させることで裁判官が方針を決めるので、妻側の引き伸ばしに終止符を打つ作戦。面会交流は別件として離婚調停を終わらせ経済的負担を減らす。子どもの荷物は期限を決めてそれ以降は対応しないことを宣言する。

短時間の会話と、資料だけでここまでバシッと作戦を立てられるのはやはり弁護士の強さと経験から来るものだと感じた。

ある程度の見積もりも貰って、料金についても確認して納得したので契約した。契約書は郵送してくれるとのことで、次回の調停から代理人として参加してするため準備を初めてくれるそう。

ものすごく心強い。なにより毎回調停に向けた資料整理や主張書面を作る負担や、先が見えないやり取りから脱却できそうな光が見えたことが嬉しかった。

【有料エリア】今日のアドバイス

相談に行った弁護士事務所でもらった料金表を公開します。

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