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【連れ去り離婚 #54】申立人主張書面

2016年06月xx日(水)
[連れ去りから712日後]

前回の調停で面会交流については審判に移行した。

今日はその審判に対する主張書面の提出日。妻側からは主張書面が提出されていないという。

離婚調停の間は「面会交流に協力する」と言いつつ試行面接を直前になって一方的に拒否されたり、「第三者機関を交えた面会交流のやり方を提案する」と言いつつ提案期限になって「実施しない」などと回答されるなど不誠実な対応をされ続けた。

その後、こちらが申し立てた面会交流の調停になってからは、妻側弁護士が「そこまで面会を求められたら、こちらはDVを争わないといけない」などと言われ、離婚調停の申立て当初に「離婚の動機」にも上げていなかったDVを持ち出してきた。

ただ、これも調停員は「弁護士がそう言っています」というだけで、何一つ証拠のようなものは出されていない。

そのため、今回審判に向けて提出する主張書面にはこれまで散々主張してきた子どもの面会を求める理由

・妻が病気で不安定だったり子どもへの接し方が心配
・妻が今後どのように子どもたちを育てていくのかが見えない

という点についてしっかり主張することに決めた。

まずは妻の子どもに対する接し方。

妻はうつ病の既往歴があり、過去に子どもが言うことを聞かないと突然キレて物を投げつけたり、目一杯ひっぱたいて子どもの顔が腫れ上がるようなことがあった、挙句の果てに包丁を突きつけるような事件もあり、私が子どもをつれて警察署に相談しに行ったりもした。

そういう不安定な状況で、仕事から帰って家に近づくと妻の怒鳴り声が聞こえてきて、家に入るとトイレで子どもが隠れて泣いてるみたいなこともしょっちゅうだった。妻は自分がすべて正しいという考え方の持ち主で、何かあればすぐに子どもに当たり暴言を吐いたりもしていた。

また、なんでも他人のせいにする癖もあり、自分の趣味のペットやガーデニングを優先していたにも関わらず、「子どもが宿題をやっていなかったから」と言って小学生の子どもが23時に夕飯を食べているなんて状況もたびたびあった。

そんな状況でうつ病と診断されて入院した過去がある。

こういった状況を画像や書類の証拠付きで書面にまとめた。

次に子どもの養育方針が見えないこと

離婚調停で養育費については算定表+αの要求額が提示されているだけで、子どもたちが将来どのように進学してそのためにいくら必要なのかなどの話し合いが一切なかった。とにかく「金をよこせ」そればかりだった。

たとえ夫婦関係が解消されたとしても、子どもの将来は子どものものである。

養育費を支払ったとしてもそれがしっかり子どものために使われるとは感じられない。その理由としては妻の経済観念があまりにも現実的ではないからだ。これまで定職に就いたり、一人暮らしなどの自活生活をしたことがないからか、自身のパート代が入るとブックオフやハードオフ、100均などに出向いて子乗せ自転車の前後に満載になるほど本や雑貨を買い込んでくるなどしていた。

それにも関わらず義母や友人には「生活費は私が全て払っていて、住宅ローンも半分払っている」などと吹聴していた。

こんな状況で養育費だけ渡して子どもたちを任せることなどできない。
このあたりの金銭の使い方、浪費の状況などの写真や、妻の友人(ママ友)からもメールで連絡をもらったことがあったので、それを証拠として書面にまとめた。

それ以外にも主張できる具体的なエピソードはいくらかあるので、現時点では証拠は手元にないが、記載できるだけ記載しておく。主張書面は表紙を入れて7枚になった。裁判所には申し訳ないが、後悔はしたくないためできる限り主張させてもらう。





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