こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全5回にわたり、都民アンケート調査の結果をお届けしています。結果報告の第1回では現在の感染防止対策の実態について、第2回では今後の感染防止対策に関する意識について、第3回ではマスク着用の考え方について、第4回では医療従事者に負担をかけないための思いについて述べました。 第5回では、都民の皆さんの新型コロナへの思いについて見てみましょう。 新型コロナと人類が出会って丸3年間が過ぎ、感染症法上の位置づけが「5類」に移行するにあたっ
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全5回にわたり、都民アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では現在の感染防止対策の実態について、第2回では今後の感染防止対策に関する意識につい、第3回ではマスク着用に関する考え方について述べました。第4回では、医療提供体制や医療従事者への思いについて見てみましょう。 「5類」に移行しても、新型コロナの流行は続き、医療機関に休みはありません。昨年3月の調査結果では、約86 %の方が、コロナ医療に人手や病床を回すことで、通
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全5回にわたり、都民アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では現在の感染防止対策の実態について、第2回では今後の感染防止対策に関する意識について述べました。第3回では、マスク着用に関する考え方について見てみましょう。 マスク着用については、2023年3月13日(※)から、さらに個人の判断が尊重されることになりました。そして、5月8日からは「5類」に移行し、国や行政による新型コロナ対策が全般的に縮小します。 ※学校は4月
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全5回にわたり、都民アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では流行から3年たった時点での感染防止対策の実態について述べました。第2回では、今後の感染防止対策に関する意識について見てみましょう。 都民のみなさんは、「5類」に移行する2023年5月8日以降は、どのような対策を続けようと考えているのでしょうか。下の図をご覧下さい。 都民のみなさんが引き続き取り組むと回答した対策は、いくつかのグループに分かれました。 ①多
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 冬に到来した新型コロナウイルス感染症の第8波がようやく落ち着き、久しぶりに大規模な流行のない春を迎えています。 新型コロナの感染症法上の位置づけは、2023年5月8日に、季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更されることになりました。新型コロナがなくなるわけではありませんが、今後の感染防止対策には、個人の判断に委ねられるものが増えるようになります。 都民のみなさんは今後の感染防止対策などについて、どのように考えているのでしょう
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 2回にわたり、都民アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では、感染防止対策の現在の取組状況と今後の姿勢について述べました。 この第2回では、新型コロナワクチンの接種意向や、発熱時の不安などの意識について見てみたいと思います。 まずは「あなたは、新型コロナワクチンの接種を受けましたか。」と質問しました。その結果が下の図です。 これまでに多くの都民がワクチン接種をしていて、3回以上接種した人は7割を超えています。1回また
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 新型コロナウイルス感染症の流行から3年近くが経ちました。 これまでで最も大きな波であった第7波がようやく落ち着いたものの、この冬は第8波だけでなく、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されるなど、引き続き対策が必要となっています。 こういった状況のなか、都民のみなさんは新型コロナの感染状況やワクチンに対してどのような意識をもち、またどのような感染防止対策をとっているのでしょうか。リスコミチームでは都民アンケート調査を実施しま
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 リスコミチームではこれまで、合計6回の都民アンケート調査を行ってきました。2020年10月、2021年3月、そして今回の2022年3月と3回のアンケートのなかでは、自由記述回答もして頂きました。 その傾向を踏まえ、今回のnoteではコロナ下での市民の皆さんから寄せられたご意見を振り返ってみます。 (以下、わかりやすくするためにそれぞれを(自由記述回答の)第一回、第二回と整理して記述します。) この後の説明では、ある程
東京iCDC事務局です。 新型コロナの流行に際し、高齢者・障害者の入所施設等においてクラスターが発生したことや、高齢者や基礎疾患がある方は重症化しやすいことを踏まえ、東京iCDCでは「高齢者施設」と「障害者施設」向けに、換気のポイントをまとめたチェックリストを作成しました。 施設での集団感染や施設利用者の重症化を防ぐためにも、施設スタッフの皆様にチェックリストを是非活用いただき、日ごろの換気方法を振り返っていただくとともに、引き続き、効果的に換気を行っていただくようお願い
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 3回にわたり、都民アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では、都民の感染防止対策の取組状況について、第2回では都民の新型コロナに対する意識とワクチン接種意向について述べました。 この第3回では、新型コロナの感染状況や今後の対策に関する気持ちについて見てみたいと思います。 このグラフは、新型コロナに対する現在の気持ちをたずねた結果を示しています。 「あてはまる」「ややあてはまる」をあわせると、8割弱の回答者が再び感染が拡
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 3回にわたり、都民アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では、感染防止対策の取組状況について述べました。 第2回では、新型コロナに対する意識や3回目のワクチン接種意向について見てみましょう。 下の図は、新型コロナに関してどのような意識を持っているかをたずねた結果です。 「自分はコロナに感染しない」と考える人の割合は22.9 %で、2021年3月調査(27.1 %)および2021年10月調査(26.7 %)から減少傾向に
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 新型コロナウイルスの感染流行がはじまって2年以上が経過しました。 リスコミチームでは、感染流行が長引くなかでの、都民のみなさんの意識やくらしを理解するため、都民アンケート調査を実施しました。 調査の概要は次の図のとおりです。 調査対象は東京都在住の20代~70代の都民とし、性、年代、居住地を東京都の人口比率に合わせた割当抽出を行いました。 調査期間は2022年3月15日〜同年同月25日、有効回収票数は10,000です。 今回の
こんにちは。東京iCDC事務局です。 東京iCDC後遺症タスクフォースにおいて、コロナの罹患後の症状、いわゆる後遺症について、都立・公社病院のコロナ後遺症相談窓口から自院の外来受診につながった症例など、都立・公社病院の外来を受診した後遺症が疑われる患者の症例データをもとに、分析を行いましたので御紹介します。 (資料全文は、以下のリンクから御覧いただけます) (第84回)東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料 (令和4年3月24日) https://www.b
こんにちは。東京iCDC事務局です。 東京iCDC後遺症タスクフォースにおいて、コロナの罹患後の症状、いわゆる後遺症について、都立・公社病院に開設した「コロナ後遺症相談窓口」のデータをもとに、分析を行いましたので御紹介します。 (資料全文は、以下のリンクから御覧いただけます) 第77回 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(令和4年2月3日) https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/10133
こんにちは。東京iCDC事務局です。 大学の学生寮や部活動においては、集団感染(クラスター)の発生リスクが高く、これまでもクラスターが発生してきました。特に、オミクロン株による感染の急拡大により、クラスターに対するさらなる警戒が必要な状況になっています。 こうした状況を踏まえ、東京iCDC感染制御チームでは、保健所等へのヒアリングを行い、「管理監督者」と「学生」向けに、感染予防策のポイント等を普及啓発するためのチェックリストを作成しました 学生生活において集団感染を防ぐ
こんにちは。東京iCDC事務局です。 1月以降、新たな変異株(オミクロン株)の急拡大を受け、都内の新規陽性者数は急増しており、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者の新規陽性者数も大きく増加しています。感染経路として同居者から感染している事例もみられ、家庭内において、引き続き徹底した感染防止対策を行っていくことが大変重要です。 こうした状況を踏まえ、この度、東京iCDC感染制御チームで、「自宅療養者向けハンドブック」の改訂と、療養中のチェックリスト「家族で守ろう10の約束」