見出し画像

第3回 生活面での影響 ー都内在住外国人アンケート結果から

こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。

全4回にわたり、都内在住外国人アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では感染予防対策について、第2回では情報源や情報入手など情報関連の項目について述べました。第3回では、生活面での影響について見てみましょう。

今回のアンケートでは、新型コロナに関連して、偏見や差別を受けた経験があるかをたずねました。その結果が下の図になりますが、約3割の方が「ある」と回答しました。具体的には、「外国人は感染を広げていると悪者扱いされた」が最も多く約50%となっています。「冷たい視線を感じた」、「中傷された」、「日本人に避けられた」、「無視された」といったものもあります。

この3年半の、新型コロナによる生活面への影響について質問した結果が以下になります。まずネガティブな影響として、「出入国制限のため帰国できなかった(海外に行けない)」、 「家族や友達と会えなくなった」が約5割と上位にあがっています。「仕事(収入)、授業が減った・なくなった」との回答も約3割です。

また、新型コロナが流行したこの3年間では、よい影響もありました。その上位は、「テレワークできるようになった」、「オンラインでのイベントが増えた」といったオンライン活用に関するものとなっています。

結果報告の第4回では東京都の施策の評価や行政に望むことについて記載しています。ぜひご覧下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?