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区市町村行政手続きデジタル化モデル事業のご紹介①

はじめまして、区市町村支援担当です!
我々は、区市町村のDX支援のために今年度から新設された担当です。なんと・・メンバーの半数が区市町村からの研修生なんです🙌まさにALL TOKYOで東京都のデジタル化を推進中!

We are 区市町村支援担当

担当業務として、主に東京電子自治体共同運営協議会の事務局を行っている他、区市町村さん向けの勉強会、ICTアウトリーチ相談会、行政手続きデジタル化モデル事業などを行っています。
今回は区市町村行政手続きデジタル化モデル事業の取り組みを少しだけご紹介!

区市町村行政手続きデジタル化モデル事業のご紹介

区市町村行政手続きデジタル化モデル事業とは・・・
クラウドツール(SaaS)を活用して区市町村の行政手続等がデジタル化できないか実証するモデル事業
区市町村のBPRを含む導入プロセス全体の見直しについても伴走型サポート

行政手続きは、多くの方にとって区市町村の方が身近ではないでしょうか。
行政サービス全体の向上のため、住民の皆様が身近に接する機会の多い区市町村のデジタル化を推進することも東京都の重要なミッションなんです。

今年度は「新宿区」「江戸川区」「葛飾区」「小金井市」「あきる野市」の5つの区市の皆様と一緒に、モデル事業を実施中!

ワークショップの様子
5区市のモデル事業対象手続き、課題、解決の方向

BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)とは・・・
現状の業務内容やフローを根本的に見直し、再設定すること

~具体的なワークショップのステップ~
<ステップ①>
・As-Is (現実の姿)を把握する=「業務の見える化」
・これまで見えていなかった業務構造、業務量を定量的に見える化する
・見える化により、業務改革の具体的な優先度付けを行う
<ステップ②>
・To-Be (理想の姿)を考える
・ハードルが高い場合は、To-Be (理想の姿) に至るまでの 実現可能なステップ (Can-Be)を設定する

理想の姿(To-Be)を目指すステップのイメージ

今回のモデル事業では、コミュニケーションやプロジェクト管理、業務フロー作成でも各種クラウドツール(SaaS)を積極的に活用しています。
”自分にメンションがついたチャットが来れば、スタンプで即レス!”
なんていうチャットカルチャーもだいぶ浸透してきました👀
5区市のタスクや進捗管理も、クラウドのBackLogツールでリアルタイムにシェアしています。5つのプロジェクトが同時に走っているのでなかなかのコミュニケーション量になっていますが・・・各クラウドツールのおかげで、OutLookがメールで埋もれる心配もありません!

クラウドツールを使ったコミュニケーション

12月に行われた中間発表会では、5つの区市の代表者が改善計画を発表!
これから年度末にかけて、各種クラウドツールを利用した課題解決のPoC(概念実証)を実施していく予定です。
ワークショップで見えてきた5区市の課題が、BPR&クラウドツールでどれくらい解決できるのか・・楽しみですね~~🤳

中間発表会 in TOKYO UPGRADE SQUARE

<お ま け>

BPRでお困りの東京都区市町村の皆様に・・!
今回のモデル事業で実施したBPRのカリキュラムを映像コンテンツにしてお届け予定です。
(私自身、BPMN表記など苦手なので・・こんな解説コンテンツがほしいと思っていました(笑)同じお悩みをお持ちの皆様、乞うご期待!)
他にもご意見ご要望などありましたら、お気軽にご連絡いただけると嬉しいです👍

製作中の映像コンテンツイメージ

執筆者:関貫 直哉(デジタルサービス局戦略部戦略課)

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