自分の時間

お正月は帰省をして、初詣に行き、初売りに行ったりしてなかなか充実した時間だった。

嘘である。前回の記事でも書いたように、年末に弾丸で旅行に行ってしまったので帰ってきたときには満身創痍だった。

そのため、帰ってきたときには全く体が動かず、完全な寝正月になってしまった。冗談ではなく、本当に体が動かなかった。多分、12月からの怒涛のスケジュールで疲れがたまった結果なんだとは思う。本当は帰省も初詣も初売りも行きたかったのだが、そんな体力は残っていなかった。三が日は一歩も家に出ず過ごした。

しかし、いざやってみるとずっと家に引きこもってばかりの暮らしもなかなか良いものだったなあと思う。ゆっくりエネルギーをチャージできたような、そんな気がするのだ。

三日間何をしていたのかと言われると、まずおせちを食べていたのだが、一人で三段分食べるのはなかなか満足感があってよかった。え?おせち一人で食べたの??とよく言われるが食べた。前の記事でも書いたように、ケーキだったりおせちだったり、こういうものは一人で全部食べると私の中で相場が決まっているのだ。幸い胃袋はめちゃくちゃ大きいので一人でホールケーキもおせちも食べられる。

おせちはネットで予約して頼んだのだが、元旦からも問題なく届いてこんな時期でも運送業の人は大変なんだな……と尊敬した。お正月から一人でおせちを食べるような人間のために仕事をしてくださって本当にありがとうございます。あなたたちのおかげで私の引きこもり寝正月は成り立っています。

あとは私は主食をすべて餅にしたいぐらい餅が大好きなので、事前にスーパーで1kgの餅を買って食べたりしていた。正月は餅を食べていても何も言われない時期なので非常にありがたい。最近自炊も好きなので、雑煮を作って食べていた。焼くだけでも餅は美味しいが、やはり雑煮にすると正月感が出る。

おせちと雑煮。最高の正月である。そこに録画していた紅白などもつけるとまさに日本のお正月である。

折角だから初日の出は見たいなあと思って、元旦の早朝は近所を散歩して初日の出を待つなどしていた。

この時期の夜明けは一瞬で、6時ぐらいまでは何も見えないほど真っ暗なのだが、朝の6時半~7時ぐらいになると一気に空が白み始めて、青・白・赤の綺麗なグラデーションの明け空が見える。2024年の初日の出も見事なグラデーションで、ああ綺麗な一年の初まりだなと感心したものだ。

今年は自分の住んでいる街で初日の出を見たが、来年は地元に帰省して見ようかなとか、日の出が綺麗な場所にせっかくなら旅行に行ってしまおうかなとか、来年への希望も膨らんだ。

あとは基本的に家で録画した番組を見たり動画を見たりして正月を楽しんだのだが、たまにはこんな風に力を抜くというか、意味もなくだらける時間も大事なのかもなあと最近は思う。仕事や毎日のことに追われているとこんな意味なく時間を過ごすことも少なくなってくるので、意外と貴重な時間ではないかなと感じた。

今年はそんな時間ももっと増やしながら、仕事も趣味も頑張っていきたいなと、改めて感じさせられる時間だったように思う。

というわけで、まずは雑煮で餅を消費しながら録画していた番組を消化するところから始めたいと思う。いや、1kgの餅は意外と量が多くて……。

Written by yuuun

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