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本当に若い世代からLINEは使われなくなってきているのか?

先日、同僚の20代前半の女性から衝撃的時事実をお聞きしました。

それは・・・

「あまりLINEを使わなくなってきている」

おい!待て!あのLINEだぞ!!笑

LINEは僕たちの生活を変えた毎違いなく素晴らしいアプリです。
今、誰かと連絡を取ろうとすると必ずと言っても良いほどLINEを使います。友達と旅行に行こうとした時はグループを使ったり日程調整までできます。

そんな、生活を便利にしてくれたLINEです。

僕は同僚の女性に聞いてみました。

「どうやって友達と連絡とって遊びに行ったりしているの?」

今、主に使うのはinstagramだそうです。
instagramのダイレクトメッセージ機能を使うようです。

それでも信じられない僕は
今話題のりっちゃま/女子大生ライターさんにお聞きしてみました。

そうすると

これは・・・
本当かもしれない????

どうしてこんなことが起きているのか
僕なりの勝手な考察を書いてみようと思います。

①instagramの普及

メッセージを送り合うような、コミュニケーションアプリは
自分だけがダウンロードして使っていても意味がありません。
周りで普及をしていないといけません。

僕は26歳です。僕はSNSはLINEから始まり、ツイッター,facebook,instagramなどすべて扱ったことがある世代になると思います。

しかし、僕よりも下の年代にお話を聞いてみると、
facebookはほぼ使っていません。
ツイッターかinstagramがほとんどです。

僕の同僚がinstagramのDMでコミュニケーションが完結できるということは高校生や大学生の間での普及率がかなりのものだと想像しています。

実際にデータがあったのでご覧ください。

【instagram】

出展:総務省情報通信政策研究所「平成29年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

これをみると、20代のシェア率が30%とダントツです。
昨年と比較して、10代〜20代のシェア率が大きく伸びてきているようです。

ちなみに、他のSNSを参考までに・・・

【Facebook】

どの年代でも平均的にシェア率は高いですが、若い世代での突出するシェア率には繋がっていません。

出展:総務省情報通信政策研究所「平成29年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

【LINE】 

出展:総務省情報通信政策研究所「平成29年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

やはり、LINEです。どの年代のシェア率も高くなっています!!
本当に幅広い世代に使用されていますね。
しかし、10代〜20代のシェア率はinstagramと比較して低い値となっています。

②手段の目的化

僕の年代はどこかへ友人と遊びに行く時にどこに価値があるかと言うと、「美味しい料理・素敵な場所」を通して、一緒に過ごす友人や時間に価値があるのではないかと思います。もちろん、料理や場所も大事な要素ではありますが。

つまり、料理や場所は手段でどこへ行っても友人がいれば楽しい!!
といった感覚が強いのではないかと思います。

今の大SNS時代はどうでしょうか?

誰もが、自分たちの写真や言葉を世界へ発信できる世の中になりました。
今は上記のような一緒に過ごす時間も大切かもしれません。

しかし、それだけではなく
「あの料理の良い写真が撮りたい!」「あの場所の景色を撮りたい!」
というようにSNSへの投稿が目的になってくる人たちも増えてきているのではないでしょうか?SNSへ投稿するまでが一連のゴールのように感じます。

ビジュアルに注目が集まる若い世代では、LINEよりもinstagramが有用なのかもしれませんね。

③友人関係の希薄化

この要因は本当に僕の推測に過ぎないので参考までに・・・

LINEで友達と遊びに行くのを誘う時を想像してみてください。

いきなり 
「今度、どこどこ行かない?」と言うことができますか?

僕の中で、こういったメッセージを送れる相手というのは、
かなり信頼感がある友人で、別に今回、断られたとしても
なんとも思わない人です。

それ以外の人に対して、あまり送ることはできません。 

社会人になってくると、信頼できる人も増えてきたり、同じ価値観を持った人とも出会いやすくなるためこのようにLINEメッセージを送ることが多いのではないかと思います。

高校生や大学生、特に女性はデリケートな時期ではないかなと思います。

僕自身、中学生や高校生の時は言いにくい時期でした。

しかし、instagramならばコメントを通して、
「このお店いいね」「ここ行ってみたい!」などと
メッセージを伝えることができるのかもしれません。

その写真や動画を理由に遊ぶきっかけを作ることが
できるのではないかと思います。

誘う側としては、
その人と遊ぶことが目的ではなく(本当は目的かもしれません)、
美味しそうな料理の写真を撮ったり、景色の写真を撮ることを目的(言い訳)にして誘うことができます。

仮に、断られたとしても写真を撮りに行くことを目的(言い訳)にしていたので、逃げ道があり、気持ちが楽になるのではないでしょうか?

このような、世代特有の友人関係のあり方も
instagramが普及している要因になっているように感じます。

まとめ

世代間で人気のあるSNSは異なります。
自分たちが発信する場合もどの層に向けての発信なのか。
内容によって柔軟にSNSを変えていくのも重要ですね。

何かサービスを提供するときも
SNSに投稿するまでの過程をデザインした
サービスを提供できることが若い層への獲得への近道かもしれませんね。


※今回のnoteはあくまで個人的な推測です。参考程度にみていただける嬉しく思います。

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