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日記12(地獄でなぜ悪い)

 突然始めます。

 一応向き合わないか的なことは言ったけど、本心は少しちがう。逃げても人は成長するし、逃げた先に安住の地だってあると思う。

 ただ、君の為に涙を流した人がいる。自責の念を感じた人がいる。君のために涙を流す優しい人がいたことは伝えたかったな。ただそれだって、(極論的に表現するけど)被害加害の視点で見れば、加害者が何をいってんだということになるのかも。もしくは全然違う書き方をすれば君に非難が集まるかもしれない。でもそういうのはどうでもいいし、そうじゃなくて、君がどう感じたかがすべてでいい。

 君にはうまく色々なことが言えなかった。その後悔がこの文章になっている。そういう意味では、なんとも情けない気分。もし今後安住の地を見つけたとき、これを見つけてくれたら嬉しい。きっと君が見つけるだろう場所と違い、色々な意味で地獄のような場所だったのでしょう。でも地獄にいる鬼は君を想って泣いていた。

 君がこの先見つける安住の地も他の誰かにとっては地獄かもしれない。かもしれないと書いたけど、「誰か」が「自分」でない以上そうなんだとおもう。だとしたら君だって涙を流す鬼になるのかも。もしそうなったら鬼同士は笑いあえる?いや、鬼じゃなくても鬼でも、地獄で笑いあえたらいいなと思ってます。

ただ地獄を進むものが、悲しい記憶に勝つ
ー星野源 地獄でなぜ悪い

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