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日本国憲法の改正の必要は3点あるのみ

昭和大帝の「終戦の詔勅」「新日本建設に関する詔勅」の2つを「日本の国体」を構成するものとするとき、それでも日本国憲法には改正すべき点が、3つあります。 

1つは、自衛権を行使するための自衛隊も含め、あらゆる戦力を放棄したと解しうる9条2項。それは自民党の改憲案で十分です。 

2つは、第1条、国民主権、象徴天皇は、これで構いません。あとは、天皇が国家元首であること(現在の政府解釈は曖昧ですが、諸外国はそのように取扱い、現に天皇は国家元首として振る舞っておられます)を確認する規定を補充する必要があります(不文の憲法として既に成立しているということもできます。しかし、共産党をはじめとする天皇が元首であることを否定する勢力の現存を思うと、その必要を感じています。あたりまえのことを確認することは大事なことなのです。)

3つは、前文に示された「人類普遍の原則」としての「自然法思想」です。これは単純に除去するか、この「自然法思想」もまた包含する国体の偉大さと奥深さを顕彰するかであり、いろんなバリエーションがあるでしょう(キリスト教のカトリック思想にその淵源をもつ西欧中心主義の象徴が自然法思想です。その思想によって奴隷が正当化され、異教徒の虐殺が正当化され、そしてマルクス主義が正当化されてきたのです。人類の歴史は、人類の正義は、1つではありません。民族ごとの歴史と正義があるのです。日本の国体は、日本人の歴史であり正義であることを称揚する必要があります。)。  

この3つの他に、現代という時代に合った便宜的ないし技術的な加憲が必要ならば、したらよいと思います。緊急事態宣言も合区の禁止も。僕はこれらは、法律で可能だと考えていますので、どっちでもいいです。 
改憲の必要は、3点ですが、その順序の1は、9条改憲です。そして9条改憲さえできれば、あとは比較的に容易にことが成ると考えています。

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