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朝日新聞社慰安婦報道 誤報問題(1)

(R26/11/17 MLへの投稿から)  本日、大阪弁護士会の憲法委員会で、朝日新聞問題がとりあげられました。

もちろん、誤報はけしからん、どう落とし前をつけるのかという視点からではなく、産経を筆頭とする右派メディアによる朝日新聞攻撃は目にあまるし、またこれを容認したり煽ったりしている安倍政権はけしからん。権力による表現の自由の弾圧ではないかという視点からの報告でした。

朝日に支えられてきた反日活動家らからは、河野談話は吉田証言とは無関係であること、クマラスワミ報告における吉田証言の引用はわずかであって被害者からの直接の聞き取りによって作成されている等の指摘がありました。彼らは、インドネシア人やフィリピン人の従軍慰安婦に対する損害賠償を求めていました。

グレンデール市の碑文にあるように、国際世論は、20万人強制連行を信じてしまった処から慰安婦問題を非難しているのだといくら説明しても、国際世論においては「強制連行」は「全く関係ない」と強弁するばかり、下院決議にも国連勧告にも「強制連行」が出てくるという指摘をしても、それでも頬っ被りです。すなわち、従軍慰安婦の問題を「強制連行」の有無にすり替えているのは、私たち「産経右派陣営」だという思い込みです。

植村記者の捏造問題についても、「一体どこが捏造なのか」と強く訴えられて、「挺身隊=慰安婦」の混同が捏造だと指摘しても、韓国では「挺身隊=慰安婦」の混同は、昔から広く風聞としてあったと開き直る始末。

あげくの果ては、なぜ朝日新聞は訂正など取り返しのつかないことをやってしまったんだろう、安倍内閣による圧力があったからだけしからんといった愚痴のオンパレードでした。普段は仲良くしている連中で、頭脳優秀言語明晰な同僚たちですが、正直疲れました。 このような消耗戦をあと何年続ければいいんでしょうか。

まだまだ茨の道が続きますが、茨の道も一歩からです。トホホの現場報告でした。

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