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うつ病は神様からのプレゼント

こんにちはトクです。本日もお読み下さりありがとうございます。

今回は「うつ病は神様からのプレゼント」というお題で書いてみたいと思います。

今現在、うつ病で苦しんでいる人には、信じられない話かと思いますが、読んで頂ければ多少なりとも

私の言いたいことがお分かり頂けると思います。

うつ病は本当に辛くて苦しい病気です。

私自身も、難治性うつ病を10年以上も患った経験があるので、よく分かります。

うつ病を発症する原因は、人それぞれだと思います。

私のように職場でパワハラを受けて発症する人もいるでしょうし、長時間勤務が長く続いた結果として発症する人もいるでしょう。

うつ病は心を病であると同時に脳の病気とも言えます。

脳内で分泌されるセロトニンの量が少なくなることが、うつ病の原因だと言われています。

これは、あくまでも医学的なことですが。

同じようなパワハラを受けても、うつ病にならない人もいます。

同じように長時間勤務が続いても、うつ病にならない人もいます。

では、うつ病になる人とならない人の違いってなんなのでしょうか?

もちろん、性格の問題もあると思います。

私のようにネガティブ思考が強い人は、うつ病になりやすいタイプだと言われています。

その反対にポジティブ思考が強い人は、うつ病になりにくいというデータもあるようです。

私にとって、難治性うつ病を発症したことは、人生での大きなエポックメイキングでした。

10年以上も苦しみ、その間にリストカットを繰り返し、自殺未遂を2回もしてしまいました。

普通に考えれば、うつ病になったことを後悔するでしようし、パワハラをした人間を恨むことでしょう。

実際に私は、パワハラをした人間を恨みました。

以前にブログに書いたように、具体的な復讐も考えていた時期もあります。

うつ病のせいで安定した職業である公務員をクビになりました。

公務員をクビになったことは後悔していますが、うつ病になったことは後悔していません。

それは、うつ病が私に与えてくれたものが沢山あるからです。

もちろん、失ったものも数多くあります。

しかし、私は、あの時に、うつ病になる必要があったのだと思えるのです。

可笑しいですかね。

うつ病になる以前の私は、傲慢なところがあり、唯我独尊的なところもありました。

それに唯物論者で目に見えないことは信じない人間でした。

当然、神様や仏様などもいないと思っていました。

世の中で一番大切なものは、お金だとも思っていました。

そんな私の人生を変えてくれたのが、うつ病です。

もしも仮に、うつ病にならずに順調に人生を進んでいたなら・・・。

私は、もの凄く嫌な人間になっていたと思います。

こう書くと、今は素晴らしい人間のようですが(笑)

これも以前に書いたことですが、うつ病になる以前の人生と、うつ病になった後の人生では、ほぼ180度人生が変わりました。

価値観が変わったのです。

頑固な私は、難治性うつ病にでもならなければ、価値観を変えることができなかったと思うのです。

人生には無駄がないと言われます。

私に限らず、また、うつ病に限らず、すべての病気あるいは、すべての出来事には意味があるのだと思うのです。

うつ病が原因で自殺してしまう人もいるので軽々しいことは言えません・・・。

実際に私は、二人の先輩と一人の上司を自殺で亡くしています。

それでも、あえて言いたいのです。

うつ病は神様からのプレゼントだと。

人は生まれる前に人生の設計図を書いてくる。

そういう話もあります。

それが本当だとすると、私は、難治性うつ病になることを計画してきたのかもしれません。

自分が計画した人生の道から外れた時に、元に戻れるように難治性うつ病をセットしておいたのかもしれません。

人生の設計図は自分だけで作るのではなく、自分の守護霊あるいは、自分よりも高次の存在と相談して作ると言われています。

高次の存在を神様(宇宙の創造神とは違う存在)とすると、やっぱり、うつ病は神様からのプレゼントだと思うのです。

苦しい時、辛い時に、うつ病は神様からのプレゼントだよと言われても受け入れられないと思います。

むしろ、神様から与えられた罰のように感じられるかもしれません。

私もそう感じた時期もありました。

うつ病という暗くて長いトンネルを抜けると、そこは以前とはまったく違う別世界でした。

まるで川端康成の小説「雪国」と同じです。

トンネルを抜けると、そこは雪国だった。というアレです。

現実に今現在、うつ病等の病気で苦しんでいる人は、そうは思えないかと思います。

でも、いつか必ず、うつ病は神様からのプレゼントだった。

そう思える日がやって来る。

私自身の経験から自信を持ってそう言えます。

信じるか信じないかは、その人自身の問題ですから、これが絶対に正しいとは言いません。

ただ一つ言えるのは、そう思っていた方が人生が楽になるということです。

それでは最後までお読み頂きありがとうございました。

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