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毎朝、なぜか4時半に目が覚める

7月になってから、毎朝4時半に目が覚める。21時に寝ようが、24時に寝ようが、4時半に起きるのだ。初老に片足を入れているからなのか?と思ったりもする…。

不用心といわれるかもしれないが、寝室のカーテンを閉めないで寝るのが習慣になっていて、朝日を浴びて目が覚めるというのが当たり前になっている。でも、これまではせいぜい5時半から6時、冬なら6時半くらいだった。なぜ4時半かは不明である。この話を人生の先輩たちにすると、4時半起きの人が多数いることが判明。事務仕事をするのにぴったりな時間よと話す人もいれば、4時半に起きると直観力やひらめきが冴えて、宇宙との繋がりが感じやすいという人も。4時半に起きる先輩たちに共通していえるのは、とにかく日ごろからパワフルに活動している点。皆さん、使命感を持って動き回っている。超人並みのパワフルさなのだ。

さて、今住んでいるマンションは、リビングからの眺めがとてもいい。今の季節は目の前の公園の緑がまばゆく、ビルの向こうに見える山の稜線がくっきりと浮かび上がる。朝からゆっくりコーヒーを飲みながら、外を眺めて、ついぼんやりしてしまう。1時間はぼんやりしている。

先日、友だちが豊かさについて話していた。お金があるから豊かというわけではなく、心が満たされているかが大事だと。それにはとっても共感。お金は生きていく上で必要ではあるけれど、お金だけいっぱいあっても、満たされなくて空回りしている人や使い方が下手な人をたくさん見てきた。それよりも、目の前の小さな幸せをどれだけ感じられるかが大切だと思う。私にとって、ぼんやりできるこの早朝の1時間は豊かさを感じる時間なのだ。

そう考えると、4時半に目覚めるのも悪くない。むしろありがたい。


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