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リモート授業って実際のところどうなの?

Q.リモート授業って実際のところ、どうなの?

A.

こんにちは、匿名先生です。

コロナにより、教育業界においてもリモート授業が徐々に増えてきています。塾業界の立場からお答えしていきます。

最初に結論から申し上げると、
(私の知る限り)リモート授業で成功している塾はありません。

※ここでいう成功とは従来の対面ならではの塾のサービスが担保され、さらに付加価値としてリモート授業が成立しているという意味です。

これはリモート授業を否定しているのではなく、まだまだ発展の余地ありということです。


では改めて解説していきます。

ICT教育(パソコンやタブレット端末、インターネットなどの情報通信技術を活用した教育)がこれからどんどん増えていくのは間違いありません。

ですが、実際の現場は機器が揃っていてもそれを活用できる人材が圧倒的に不足しておりなかなか実績が出ていないのが現状です。

あくまで国が推進するICT教育はきっかけにすぎず、今の子ども達がいずれ親になったときにはじめて、このICT教育が意味のある施策となる可能性が高いと思います。


今後の発展に期待をして、ICT教育のメリットをお伝えしておきます。

1.対面では滅多に受け流ことのできない有名な先生の講義が受けられる。

2.好きな時間、好きな場所で授業が受けられる。

3.場所代が発生しないので、塾の授業料が安くなる可能性がある。
 (逆にリモート授業で金額をあげる塾は要注意です。)


以上を踏まえて、
現時点でリモート授業に適している生徒は以下の条件だと考えられます。
・塾がない場所に住んでいる
・有名な先生の授業を受けたい
・家でも集中できる

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