<ゲームの売れ行きアップ方法>第54回:switchのセールのランキングをこまめに見てみる
インディーゲーム開発者やパブリッシャー向けに「ゲームのクオリティアップや売れ行きを増やす方法」を解説していくシリーズ。
第54回は「switchのセールのランキングをこまめに見てみる」です。
<ゲームの売れ行きアップ方法>第54回:switchのセールのランキングをこまめに見てみる>
ニンテンドーswitchは今のところ色々なプラットフォームの中で一番インディーゲームが売れているのですが、そのswitchでの「セール」のコーナーで「売れている順(人気順)」でどういうゲームはユーザーにわりと売れて、どういうゲームはあまり売れないのかを研究してみるのも良いでしょう。
この「売れている順(人気順)」は実際はログインした状態で見るとユーザーの趣向にあわせて補正されているみたいなので、ニンテンドーアカウントのログイン状態ではなくログアウト状態で見てみるのをおすすめします。
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「ゲームとしては作りも丁寧でしっかり面白い」という作品でもこのランキングではかなり下位になっているのもわりとあり驚くでしょう。
ジャンルによってはどうあがいても売れ行きが期待できないというのもわりとあるのです。
残念ながらそういうジャンルの作品は売れにくいので「できれば作らない方が良い」という事になります。
また、人気ジャンルの作品であってもセール時の価格が高いとか割引率が低いのはやはり売れ行きが芳しくない事になります。
個人的には昔ながらのステージクリア型の2Dアクションゲームが好きなのですが、メトロイドヴァニア型ではないステージクリア型のアクションゲームはグラフィックやゲーム内容が良さそうなのでもかなり販売に苦戦するようです。
昔はショベルナイトがずいぶんと売れたのに、今はこういうステージクリア型のアクションは売れ行きがかなり悪い。
昔ながらのスクロールシューティング系(縦シューや横シュー)も残念ながら売れ行き的にはかなり厳しい感じです。
このシリーズは私のnoteの「ゲームの売れ行きアップ方法」のマガジンで連載しています。
第1回から順番にお読みください。
次回は第55回「時代性とグラフィックの雰囲気」です。
今は色んな意味で暗い時代だと言えます。
生活が苦しい人が多く、またネット上では人と人が当たり前のようにいがみあっています。
そういう時代だからこそ、ほっとするようなグラフィックや内容がゲームにはより求められていると言えます。
https://note.com/tokumeinanasi/n/n0dc5102ead18