インディーゲームはリリース後にグラフィックをパワーアップしても良い (ゲーム開発の話)

ユーザーはゲームのグラフィックを目にして「買うか・買わないか」を決める事が多いです。
グラフィックがあまりにもチープなインディーゲームはそれだけで多くの人が購入対象から除外する事が多いため、リリース時にはきちんとグラフィックを作り込んでおく必要があります。


しかし最近はインディーゲームでグラフィックを過剰に作り込みすぎるところもあります。
過剰に作り込んだグラフィックはその分開発期間や予算が膨らみ、開発コストの回収が難しくなってしまいます。
3D系はもちろん、2D系のゲームも背景グラフィックを過剰なほど作り込んでしまっているのが時々あります。

最近はソフト数があまりにも増えすぎたせいで個々のインディーゲームの売れ行きが昔よりずいぶんと低下している状況で、過剰なほどグラフィックにコストをかけるのはいかがな物でしょうか?

<売れてからグラフィックをパワーアップしても良い>

ゲームはリリース後もアップデートの際にグラフィックをパワーアップする事は可能です。

リリース時点では見映えがきちんとする程度にグラフィックをほどほどに作って発売し、売れ行きが良かったらアップデート時にグラフィックをパワーアップする、みたいな事をしても良いでしょう。

実際に一部のゲームはリリース後のアップデートで時々グラフィックをパワーアップするという事をしています。
ノーマンズスカイというゲームも何度もグラフィックのパワーアップがされてきました。

他の仕事で収益を得つつ副業としてインディーゲームを開発し、趣味や記念として何作か出すというならともかく、真面目にインディーゲームで利益を得ていきたいならあまり予算をきちんと考えず過度にグラフィックを作り込みすぎるみたいな事はやめておいた方が良いでしょう。

そういうゲーム開発は採算が取れずに継続するのは無理になります。