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【匿名=悪口はもう遅い!】最近の匿名SNSの上手な使い方 ① 初心者・敬遠者向け

今日の話題は匿名SNSと実名SNSの共存です。それぞれのメリットとデメリットを今一度整理して、それらを最大限活用できるようにするにはどうしたらよいかを考えていきましょう。


匿名SNSについての世間の印象


匿名SNSと実名SNSの共存について考えるにあたり、まず初めに最近の匿名SNSの世間からの印象について考えてみましょう。ニュースなどでは匿名SNSでの誹謗中傷など、そのデメリットについての報道があとをたちません。

対照的に、SNSのメリットについての報道を見ることは少ないのではないでしょうか。なので必然的に匿名SNSにはみなさんの中で「絶対悪とまではいかないけど良いものではない」というような位置づけにされているのではないでしょうか。もちろんこれがすべての人にあてはまるとは思っていませんが頷いてくれた方も多いはず。ではそれがなぜなのでしょうか。


報道機関はデメリットを伝えたがる


人間の心理は恐怖を感じることや多少刺激的に感じることには注目しやすいという特徴を持っています。なので、ニュースや週刊誌などの報道機関はデメリットやそれが関係して起きた事件などをここぞとばかりに大々的に報じます。世界では「良いこと」もたくさんおきているのに、私たちが普段ニュースで殺人事件や強盗、コロナの感染者増加などマイナスな事案しか目にしないのはそのためです。「悪いことばかりが起きている」のではなく、視聴率や注目度が気にされて「悪いことばかりが報道されている」のです。このことについてさらに知りたい人はハンス・ロスリング氏著の「FACTFULNESS」を読んでみてください!



匿名SNSについて


ここまでは報道の裏にある編集者たちの意図を紹介してきました。では、これまでマイナスな報道をみて匿名SNSを敬遠していたという人も、今説明したことを考慮して今一度匿名SNSについて考えてみましょう。


匿名SNSが使われる場面


匿名SNSはさまざまな場面で使われます。例えば、インターネット上の匿名掲示板や、匿名相談サービス、口コミなどです。それらはどれも活用する人の役に立っています。みなさんもお店に行くときに、どこに行くか迷って、口コミをもとに決めたなんて経験一度はありますよね。

匿名SNSのデメリット

では匿名SNSのデメリットと言われ、世間から懸念されている部分はどこでしょうか。おそらく、誹謗中傷などの悪口の書き込みだと思います。匿名という自由さから言論の自由の意義を勘違いして心無い言葉を書き込むひとが一定数います。また、多くの人が匿名で書き込むので、その情報の信憑性が低くなってしまうこともデメリットと言えます。


匿名SNSのメリット


対して、匿名SNSのメリットはその手軽さです。本人確認等をする必要がなく、だれでも気軽に書き込めます。なので、周りには言えない悩みや不安も書き込んで相談できたり、お店などに対しても正直な口コミを書けます。最近は教育現場で匿名SNSのサービスを使っていじめの早期発見に役立てるなど新しい利用のされ方もしているようです。

実名SNSについて


一方で、実名SNSのメリットとデメリットはどのような所といえるでしょうか。匿名SNSと同じように考えてみましょう。
###実名SNSが使われる場面
実名でのSNSも多くの場面で使われます。実名SNSはもちろん自分の立場や身分などの情報を明らかにしたうえで書き込みます。なので利用者の意見や考えを述べたり発信したりするのに役立っています。いまでは芸能人や政治家、インフルエンサーが自身のSNSで考えを発信するのも珍しくなくなりました。

実名SNSのデメリット


実名SNSのメリットはいうまでもなく利用者自身の情報を明かす必要があることです。世間の多くの人に共感を得ることができないことを発信するとバッシングを受けたり反論されたりする場合が出てきます。

実名SNSのメリット


メリットは、情報の正確性です。求めている情報を見つけた際に、その情報を発信しているのはどんな人なのか、資格等をもって確かな根拠があるのかなどを見ることができます。なので情報の正確性が匿名に比べて格段に上がります。

うまく使い分けることでデメリットの消去が可能

紹介してきたように、匿名SNSと実名SNSは対極的な特徴を持っています。なので、うまく使い分けることで互いのデメリットの消去が可能です。例えば、匿名SNSのデメリットである誹謗中傷ですが、その問題への対処法が広まってきています。その対処法とは、誹謗中傷を行ったユーザーのアカウントを開示できるような法整備が進めるなどです。つまり、匿名のデメリットは実名にすることで解決を図っているのです。また、インターネットを使う個人としても匿名SNSと実名SNSを場合や用途に応じて使い分けることはとても大切なことなのです。

うまい使い分け方


そのうまい使い分け方を例をあげてご紹介します。当たり前といえばそうなのですが、今一度確認することでみなさんにさらに快適なSNSライフを送っていただきたいです。例えば、飲食店などの口コミを見る際は、正直な意見も聞きたいから匿名SNSを利用する。対して、風邪への対処法など、確実な情報が欲しいときは実名SNSを利用するなどです。匿名と実名の使い分けは、このような普段からのちょっとした意識で、すぐに実践が可能なのです。

おすすめSNS紹介


最後に、先に述べたような対処法をが実質的にされているSNSをご紹介します。まだSNSへの敬遠が拭えない人は、これらのSNS(アプリ)を試してみるのもいいかもしれません。


Facebook


Facebookは実名登録が強く推奨されていますが、実名以外の個人情報を公開する必要はありません。なので、実名と匿名のちょうど中間のようにSNSを安心して楽しめます。

 

Twitter


Twitterは、日本でも過去に誹謗中傷を書き込んだ人が実際に捜査ののち逮捕されるなど、近年は安全性が向上しています。さらに、匿名性も高いので、匿名SNSと実名SNSのいいとこどりを実現するのにもそう時間はかからないかもしれません。

まとめ


いかがだったでしょうか。今回はすこし漠然とした話になったかもしれません。しかし、報道を鵜呑みにすることなく、うまく使っていけばSNSは匿名、実名に関わらずメリットをもたらしてくれるはずです。今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

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