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【徒然】会社と自分

ここ数日考えたこと、考えまとまってないですがメモがてら残しておこうと思い書き留めています。

先日、会社の飲み会で、管理職の人と一年目の子の会話を聞いて思ったこと。

先日飲み会で、一年目の子が、
自己啓発のようなことを業務中にどれくらいやってもいいのか分からない。業務に関係あるような勉強でも、自分の仕事をこなすことばっかりになって出来ない。資格とかも取りたいなと思うけど、そういう時間もとれない。
という悩みを話していて、
それに対して管理職の方が、
業務に関係のある勉強はもはや業務だから勤務時間としてやっていい。こなしてもこなしても切れ目なく仕事が降って来てるのはちょっと体制としてよくないからそこは上で話してみようと思う。資格は種類にもよるから自分の課長さんとかと相談してみたら?
というような感じで返していた。
どうやらその回答で話の折り合いはついたようだった。
一年目の子も、はい、はい、ありがとうございます、と頷いていた。

私は、その会話を聞きながら (そういうことではないんじゃないだろうか) と思った。

もちろん違う人間なので、その子が本当のところどう思っているのかは分からないけれど、腑に落ちてはないんではないかな、という気がした。

私の感覚として、今の世代の人が (ひとくくりにするのはよくないですね) 仕事をしていく上で不安になる要素って、
"今の仕事を一生懸命こなしていった先、何が自分の身になっているかが不明確であること"
ではないかと思う。労働環境が合っていないとか、仕事内容が楽しくないとか、そういうのももちろんあるだろうけど。そういうのをそれなりに満たしている場合に。

Z世代と呼ばれる枠の人たちは、会社の中よりも社会全体へ目が向くことがわりあい多いように思う。結果、社会という大きいくくりの中で自分の価値はどのくらいなのか、ということを嫌でも考えてしまう。
そうなった時に、今の業務に慣れて、今の環境で出来ることが増えたとしても、外に出た時にそれって何か武器になるのだろうか、という不安に襲われる (たとえ転職する気がなかったとしても)。

終身雇用の考え方が薄まり、転職することが当たり前、副業をする人も増えている、という状況の中、会社への信頼感というか、会社のために尽くそうという感覚は、正直今の人たちにはあまりないように思っている。
会社が好きだという人でも、会社という組織が好きで尽くしたい成果を出したい、というよりは、仕事内容が好き、一緒に働いている人が好き、そういう感覚が強うように思う。

会社と自分、というのはあくまでも雇用関係でしかなく、
重要なのは
"今、及び今後この会社でどういう風にやっていくか"
よりも、
"どこにいても自分の足で立っていられるか"
という感覚だと感じる。

会社の中で、もちろん成果としては会社のためになる仕事をしているんだけれど、それだけではなく。それを評価してもらうだけでは不十分で、その先自分自身には何が身につくのか。

例えばTOEICや、まあ何かしらの資格は、自分に確実に付属するものであり、かつ社会全体 (と感じられる場所) の中でも共通の価値がある。けれど、このまま仕事をしていった先に身につくのは、今の環境だからこそ通用するものでしかないのではないだろうか。社会の中で見た時に評価されるものが、2~3年後の自分にはあるのだろうか。そういうことを考える。

若手の離職率が増えていることを上層部は懸念しているようで、まあそれは確かに会社としては問題なんだろうな、と思う。数年間指導して、折角それなりに仕事ができるようになってきた子たちが軒並みいなくなってしまったら、まずいのは分かる。その懸念に対して対策を打とうと若い人たちと会話する機会を頑張って作ろうという気配も感じる。

でも、そもそもなんとなく会社に属するということに対する感覚に差があるように感じていて、そのあたりをうまくケアしないと、解決しないのではないかなと、正直私は思っている。

働くということに関する世代間ギャップかなー。
それとも私がそう感じてるだけなんかなー。
まあ私はそんな偉そうに意見できる立場ではないんですけどね。

あと私の持論ですが、それなりに実力に自信があっていつ辞めても大丈夫、という人の方が案外辞めなくて、真面目で頑張り屋の、でもちょっと自信のない人の方が、若い、早い、というvalueを活かせるうちにとすぐ転職してしまうような気がしてます。普通に外でやりたいことがある人は別ですけどね。

文章ぐちゃぐちゃですが、考えていることをちょっとでも整理したくて出力してみました。
働く、って不思議だなと思います。いろんな形がある。

読んでくださった方いましたらありがとうございます。
寒暖差が激しくて咲きかけた桜もびっくりの寒さですがどうぞご自愛くださいませ。

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