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「なんとかなる」から「なんとかする」へ

前回、毎週時事ネタについての
深堀をしていることを書かせていただきましたが、

その中で気づいてきた本質的課題について
書かせていただこうと思います、

我々もカテゴライズされる
日本の中小企業の労働生産性の低さは課題とされています、

具体的な数値として、GDP、それも1人あたりのGDPを見ると、
日本は失業率は3%を切っている状態ですが、
7%台を超えているイタリアと数値的にはそこまで変わらない、

そこからどういうことが言えるかというと、
日本の方が特定の売上(収益)をつくるために
多くの方の労力を必要としている、ということ、

それが労働生産性の差でもありますね、

また、ある産業においても、日本と海外で
差が生じている産業があります、

その差は計画性と未来志向であるかどうか、

それらを包括的に見た際に感じることとして、
「なんとかなる」という考え方が根底にあるのではないか、
ということです、

皆さんの身の回りでも感じませんでしょうか、
なんとかなる、という考え方、

自力でつかむのではなく、時の運に身を任せる、
矢は自分ではなく外に向ける、

それでは改善というものが起こりにくくなります、

そこで私が考えることとしては、
「なんとかなる」から「なんとかする」への考え方のシフト

つまりは「考える力」を身に着ける、ということです、

そこにおいて必要なのが、

ロジカルシンキング
クリティカルシンキング
クリエイティブシンキング

つまりは考える力をつけるための科目を
義務教育に盛り込むということです、

こういうもんだ、を疑うためのクリティカルシンキング、
MECEに考える力を養うためのロジカルシンキング、

自分たちの将来を決める、進路の選択などにおいても
レバレッジをかけられるのではないでしょうか、

日本は知財大国などとも言われて久しいですが、
それをビジネスに応用しきれていないのが、

知財獲得の先にどう生かしていくか、
という思考力の不足もあるのではないかと感じています、

常に進化をし続けるためには、
そもそもどのようなことが暗黙の前提となっており、
その前提の何が問題なのか、

それを思いつきではなく、もれなく問題を出し切り、
実行インパクトの大きい・小さい、即効性の有無などの判断基準を、元に
優先順位を決めて行うための枠組みの作成と実行、

が必要になってきます。
気付いていないことに気付いていない、
その状況の打破にビジネススクールでの学びは役立ちます。

自分自身が口だけにならないように、
考える力をもっと養ってまいります

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