本屋「ほんとにほん」をはじめます。
整心屋と伝記屋が、本屋「ほんとにほん」をはじめます。
今までは、整心屋をオンラインで、伝記屋で発行したZINEをイベントに出していましたが、この本屋では来店していただくと整心屋も伝記屋も体験していただけます。
本屋「ほんとにほん」とは?
簡単に説明するとこんな感じです。
「本というツールを使って、人の想いは巡るのか?」という仮説を検証します。
なので、商売を目的としておらず、売上は全て新しい本やZINEの取り扱いにかかる費用にあてます。
本の買い付けをしない本屋
『ほんとにほん』では、買いつけをしません。
買いつけをしない理由は、ただの"商売"にしたくないからです。
この本屋をはじめることで、本と心の循環が生まれるのかを皆さんと一緒に実験していければと思ってます。
〈本がめぐる〉
①役目を果たした本を持ち込む
②「ほんとにほん」で売られる
③読みたい人の手元に本が行く
〈心がめぐる〉
本を持ち込んでいただく際、こちらからお支払いはしません。
つまり、本を寄贈していただく形になります。
もし、この本屋が成立できれば、
人の想いも、人から人に伝わっていくと思います。
本の持ち込み理由は人それぞれ
誰が、どんな本を持ち込んでいいの?
どなたでも本を持ち込むことができます。
ただし、現地での持ち込みに限らせていただきます。
面倒くさくなってしまいそうなので…
そして、本を持ち込む理由は人それぞれです。
たとえば・・・
・捨てようとしている本がある
・この本オススメ!誰かに読んで欲しい
・読んでない本が家に眠ってる
などなど、あなたの本を誰かの元へ届けませんか?
そして、あなたの本で社会を循環させませんか?
現在は、古本買取やフリマアプリなど、使わないものを「お金」に変える手段はいくらでもあります。でも、それだけじゃなんだか味気ない世の中になっちゃいそうなので、「損得勘定」ではなく、心意気で本を寄付していただきたいと思っています。もちろん、無理にとは言いません。この本屋に共感して、「面白そうじゃん!」と思っていただいた方に、寄付していただけたら嬉しいです。
取り扱うのは本だけじゃない
本屋「ほんとにほん」では、「本当に、本?」と思う本も取り扱います。それが、ZINE(ジン)です。お酒ではないですよ。
ZINE(ジン)は、個人でつくった冊子です。「何が書いてるの?」とよく聞かれますが、つくり手によって様々です。好きなものを載せて紹介したり、自分の絵日記を載せたり、形や素材も何も決められていなく自由です。「ZINEとは?」という問いが続くほど、とても自由でそれでいて曖昧なものです。
しかし、ZINEには、つくり手が反映されます。自由だからこそ、その人自身が現れます。正直、都市部では聞き馴染みが出てきたZINEですが、地方ではまだお酒の種類の一つに間違われることがしばしば。だからこそ、ZINEを地方の小さな本屋に置くことは、とてもいい社会実験になると思っています。
ZINEを作っていて、この本屋に置いてみたい方はぜひご連絡ください。
本屋を開こうと思ったのは?
今年から体験型対話プログラム「コとなジカン」を始めました。でも、現地で体験は日程が限られているし、運営の都合で参加人数も限られています。
やっぱり、
いつでも人が来れる場所を作りたい。
去年の夏にバンライフを終え、拠点をきめたからこそ、開かれた空間で「待つ」をしたいと準備を進めました。
私たちが生きていく中で、やっていこうと思っている「foot know project」(詳しくは下記URLから)
整心屋と伝記屋の2人とも、本を読むことを日常に取り入れています。読む本の種類や、本に対する考え方はそれぞれですが、本が人生の糧になってきました。なので、「本」を通して、人や地域にアプローチできないかと思い本屋計画が始まりました。
まとめ
長々と書きましたが、あんまり見ない本屋さんです。うまくいくかいかないかはやってみないとわかりません。なので、やってみたいと思います。そして、うまくいかないという結果でさえも、この社会実験ではとてもいい成果になるのかなとも思っています。
本屋「ほんとにほん」は2024年6月30日がオープン予定です。あくまで、予定は未定ですので、なんとなく楽しみにしていただけたらと思ってます。
あなたと一緒に、「本と、日本」を考えていけたらと思います。よろしくお願いします。