見出し画像

8:休職中にやってみたこと(1)

土日は近所でお祭り。
無料のものも含めて出し物が豊富で、
土曜日に子供と奥さんで参戦。
パパは頭痛でダウンしていました。
日曜は雨だったのでラッキーでした。

すでに半年以上休んで曜日の感覚なんてない
はずなのに、土日のダウン率が高いのはなぜ
なのでしょうか。


今回は休職中の過ごし方や、やってみたことに
ついてご紹介します。
ほぼ時系列ですが、一部前後するところが
あります。


【0】奥さんとの会話

不安障害で心療内科に行く前から体調の変化を
包み隠さず伝えていました。
毎朝辛そうな顔を見て声をかけられず、うつ病で
休職となったことでほっとしたとのこと。
これまで心配をかけたこと、収入面でのやりくりで
負担をかけることへの申し訳なさを改めて感じ、
休職に入りました。

母や妹達にも報告。
それぞれが何かしら病気で病院のお世話に
なっている通院一家になってしまいました(笑)

さすがに齢90のばあちゃんには伝えていませんが。
ばあちゃんが一番健康かもしれません。

【1】寝る

はじめの1ヶ月はこれに尽きます。

起きる→(気持ち悪いながらも)食べる
→寝るかYoutubeをボケっと観る→(繰り返し)。
抗うつ剤の副作用である吐き気を乗り越え
1ヶ月程で体調がよくなった実感が
出てきました。やっぱりセロトニン大事。

【2】散歩

最初は朝、家から50mの集積場へゴミを
持っていく程度。
少しずつ体調を見ながら町内を歩きました。

ここ建て直すんだとか、あの外壁おしゃれだなぁ
とか、近くにできる予定のスーパーの建築状況を
見たりとか。
適度に歩いた翌日は調子のいい日が多いように
感じます。通勤で往復4km歩いていたので、
それがちょうどいいようです。

慣れてくると往復7〜8kmの散歩にもチャレンジ
しましたが、翌日ダウンしていたのでそれは
やり過ぎだったようです。

週1回の心療内科へは徒歩2kmとほどよい距離に
あるので今でも徒歩で通っています。

最近は寒暖差やら花粉やらで朝から調子の悪い
ことが多く、近所ではマンネリ化もあり
頻度が減っています。
もっと体を動かさねば。

【3】床下に潜る

探検ではなく、DIYです。
築4年経ちますが、夏はエアコンがよく効く
ものの冬が寒い…ということでYoutubeを参考に
床下断熱処理をすべく潜った次第です。

寒くなる前に給湯配管断熱と各部隙間の
テープ留めを実施。
同時に気になっていた床下断熱補強は
面積が広すぎ絶望的だなと思いました。

お湯が早く出るようになったのと、
程よい疲れが成果でしょうか。

【4】うつ病同期との再会

同じ部に2年休職中の会社同期がいました。
出社していた頃から心配していたものの、
下手に連絡は取れないなと思っていました。

それが今は同じ境遇。
自分が少し落ち着いたところで恐る恐る
LINEメッセージを送ってみました。
幸い、すぐ返事が来てほっとしました。

都合を合わせて会いに行くと、目が虚ろに
なった同期が待っていました。
休職前の自分もこうだったのかな。
近況や病状、これからを話し合いました。
彼の場合、症状がより重く合う薬も
見つからない苦しさがあるようで
そこを気遣いながら話を聞いていました。

2度目に会った時は新薬が合ったらしく
見違えるほど回復していました。
精神疾患の薬の相性は本当にその人の
人生を左右するなと思いました。

こちらも心配のひとつが和らぎ、同期も
悩みのはけ口になってよかったと言って
もらえました。

今後ともお互いの傷を舐め合うのではなく、
寛解に向けて協力しあえる関係に
なれればいいな。

【5】傷病手当金 他申請関係

うつ病による休職の場合、会社の健康保険組合
から基準賃金の2/3が傷病手当金としてもらえます。
うちの会社の場合、それが70%となります。
ありがたや。
自分の場合は毎月申請は診断書の記載依頼等
手間もあり2ヶ月に1回申請しています。
2年までは遡って請求できるはずです。

また、会社の共済で休業1日につき決まった
額をもらえる休業保障がありました。
これは復職時に申請しようと思っていますが
思ったより休職期間が長くなっている為
一旦申請しようか考え中。

この他に国、自治体の制度として
自立支援医療制度があります。

うつ病や双極性障害などの特定の精神疾患を
含む障害を持つ方の医療費を1割負担に
軽減する制度です。
自治体によっては残り1割も負担してもらい
タダになる素敵な制度。
同期に聞くまで知らなかったです。
(心療内科の先生、教えてよ…)
おかげで医療費が圧縮でき、助かりました。

【6】上司との面談

会社のルールで診断書提出と月一回の
休職者-上司の面談が必要になります。
(もちろん現上司です)

うちの近くの公園まで足を運んでいただき、
こちらの病状と職場の状況を情報交換をする場。
どちらも進捗(回復)なしが続き、お互い苦笑いが
続いています。

焦らずちゃんと治して戻って来てね
言ってもらえています。
明らかに人手不足感を感じますが、そもそも
人数の桁が違うから1人いるかいないかでは
一緒だと。
会話に配慮を感じ、非常にありがたく感じて
います。


長くなりそうなので、第2弾に続きます。
今回も読んでいただいた方々に感謝申し上げます。

byとことこてー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?