見出し画像

【うつ病体験】47:片頭痛なのか、緊張型頭痛なのか、うつ病なのか(不調者向け)

がんばらないひと とことこてーです。
以前の記事は自己紹介記事を参照下さい。


今回は「頭痛」について深堀りしていこうと
思います。

自分が頻繁に頭痛を起こすようになったのは
22年の秋、仕事で何かがプツンと切れた
ときです。

これを境に、特に起床時に、調子の悪いときは
1日中頭痛が続くことが1年ほど続きました。
この症状で有休や療養休暇をほぼ使い切りました。

治療は一旦23年秋で終了していますが
今でも度々頭痛を発症しています。

考えられる頭痛の種類としては下記が
挙げられます。

【片頭痛】
片頭痛は,日常生活に支障をきたす一次性頭痛(頭痛の原因となるような何らかの疾患がない頭痛)で,比較的頻度の高い疾患です。日本では,成人の約8.4%が片頭痛にかかっていると報告されています。
頭痛の前に起こる「前兆」症状の有無により,「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」の二つのタイプに分類されます。前兆症状は,キラキラした光,ギザギザの光が視界にあらわれ見えづらくなる(閃輝暗点)といった視覚性の症状が最も多く(90%以上),ほかにもチクチク感や感覚が鈍くなる感覚症状,言葉が出にくくなる言語症状などがあります。特殊な前兆として,半身の脱力感や回転性めまいを認める場合もあります。通常は,前兆が5~60分続いた後に頭痛が始まります。頭痛が始まる前に,なんとなく頭痛が起こりそうな予感や気分の変調,眠気,疲労感,集中力低下,頸部の凝りといった症状を経験する場合がありますが,これは前兆とは区別して「予兆」といいます。
片頭痛による頭痛は,発作的に起こり4~72時間持続し,片側性のズキズキと脈打つような拍動性の痛みを特徴としています。片頭痛の名称の由来は片側が痛むこととされていますが,実際には4割近くの患者さんが両側性の頭痛も経験されています。また,非拍動性の片頭痛発作もあります。頭痛発作中は感覚過敏となって,ふだんは気にならないような光,音,臭いを不快と感じる方が多いようです。また,吐き気や嘔吐を伴うことも多く,階段昇降など日常的な動作によって頭痛が増強するため,寝込んでしまい学校や仕事に支障をきたすこともあります。

出典:日本頭痛学会
https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_02.html

【緊張型頭痛】
緊張型頭痛は一次性頭痛のなかで最も多い頭痛の1つであり、世界人口での有病率は38%といわれています。緊張型頭痛は反復性(月に15日未満)と慢性(3ヶ月を超えて,平均して1ヶ月に15日以上)に分類されています。各々、触診によって頭部に痛みを伴うものと伴わないものに細分類されています。頭痛は30分から7日続き、圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛で、多くは両側性です。頭痛の程度は軽度~中等度で、頭痛のために日常生活に支障が出ることはあっても寝込んでしまうようなことはありません。

出典:日本頭痛学会https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_03.html  

うつ病の精神症状に気づく前に、身体の不調が現れることもあります。
食欲がない
性欲がない
眠れない、過度に寝てしまう
体がだるい、疲れやすい
頭痛や肩こり
動悸
胃の不快感、便秘や下痢
めまい
口が渇く

出典:こころの情報サイト
https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=9D2BdBaF8nGgVLbL

片頭痛と緊張型頭痛は脳神経外科
うつ病は精神科、心療内科が診察科となります。

心療内科は不安神経症で通院していた為、
まずは頭痛外来のある脳神経外科へ。

頭部MRI、頸部X線、血液検査の末、
異常が見られず「片頭痛」との診断でした。

基本的な治療方法は下記の通りです。
 ①頭痛を予防する薬で頭痛を抑える
 ②時折出る頭痛は鎮痛剤で抑え込む

結論から言うと、①で合う服用薬はなく
新薬の自己注射で改善しました。
本当に人体実験で、薬の副作用で
「吐き気」「めまい」「抑うつ症状(!)」に
悩まされることもありました。

その間、②に頼ることしきり。
効くまでの時間を考えると、午前中を
棒に振る日々が続きました。

ただ、今思うと「頭痛治療終了」と
「うつ病休養開始」の時期が重なって
いるのです。
もしかすると、頭痛の真因は「うつ病に
よる頭痛
」だった可能性も否定できません。

頭痛は日常生活に支障をきたす、怖い病気です。
脳神経外科を優先して休み休み通いましたが
今はうつ病要因だったのではないかと
考えています。

ただの頭痛を市販鎮痛剤で抑えようとする
のではなく、病院に行って検査を受けることは
必須です。
脳梗塞、脳腫瘍、脳出血の可能性もあるのです。
命に関わります。

読者の皆様、どうかご自愛を。


共同運営マガジン「💗はーとのーと📒」を運営しています。
こころに悩みを抱える方、興味のある方、一度目を通していただけると幸いです。

本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?