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手帳を始めたキッカケについてと、これまでの私のこと

こんにちは。
今日は、私が手帳を始めたキッカケと、これまでの私について
少しだけお話をしたいと思います。

自分に足りないものを考えた心理学との日々

27歳で心理学と出会い、専門的な学校を卒業した後も
自分なりに心理学と触れ合い、学び続けてきました。

知識を自分に落とし込み、変化が出てきた瞬間というのは
「あ!」というような、新しい自分との出会いがあり、
喜びや達成感、自分の成長などを感じることができます。

ある時、私を蝕んでいるのは " 無価値感 " だと気づきます。
これは、私のバックグラウンドにあるこれまでの人生が
大きく関係していると思います。

そして行き着いたのが "自己肯定感 " です。
自己受容、とも言われます。

自己を肯定する力、自己を認める力、自己を愛する力・・・

これがあればどんなに幸せだろうと思った末、
高めることを目指し、チャレンジにすることにしました。

ノートを使って、自己肯定感を上げていこう!

自己肯定感を上げることは、何も自信満々になるわけではありません。
ですが、自己を肯定する力がとても高い夫を見ている限り、
自分を信じる力が高く見えたこともあり、自信がついていくのだろう、
という期待も持っていました。
結果はどうかというと、自信も育まれます!
しかし、自己を肯定したり受容するというのは、自信がない自分や上手くいかない自分を受け入れてあげられる、ということになります。
いつも前向きで自信満々に… と考えている方は、そのままの自分、を意識していただけたらいいかなあ、と思います。
(もちろん、自信があり前向きな自分を目指すというのは、素晴らしいことです)

自己肯定感を上げるには、様々な方法があり、私はまず
ノートに書く』ことから始めることにしました。

そしてそれが慣れた暁には、複合的に色々な方法を取り入れていこう、
という風に計画しました。

できたことリストを作ろう!

私は初め、手帳は持たず、当時趣味として始めていた紙もので、
ジャンクジャーナルという、一冊のノートを作り上げていました。
せっかく作ったのだから、色々なことを書き記す中、
自己肯定感を上げる内容も記していこう!と、そのノートに
一日の出来事を書くことにしました。
これが始まりです。

「歯を磨いた」「お風呂に入った」「料理ができた」
なんでも良いのですが、私は主婦なので、家事の内容が多かったと思います。
とにかく、『できた!』と思うことを、日付と共に書いていきました。

人から見れば、とりとめもないようなことでも良いのです。
自分が『できた』と思えることを書くことが大切です。

ノートを有効利用できることもあり、日々書くことを習慣にしていきました。

ある日、自分てすごいんじゃないかと思えた

何日か書き続け、ページも進んできたころ・・・

ある日、自分の書いてきた記録を眺めていて、ふっと

「あれ?私って色々できるし、すごいのでは?」と、思えてきました。

書かなければ、過ぎ去るような出来事の一つ一つを、
文字にして書き残したことで、そのような実感が沸きました。

私には身体的な疾患があるというか、体の不都合を抱えて
生きているのですが、そんな自分からしたら

「十分いろいろやっていた・・・!」と、心の底から思えてきたわけです。

それは、世間の評価ではありません。

" 自分による、自分への評価 " なんです!

それを感じた私は、ジャンクジャーナルという形をやめて、
しっかり手帳に書き記していく方が良いのでは?
という思考に変化していきます。

システム手帳デビューと手作りのリフィルで気持ちを新たに

手帳の知識が全然ない私は、手帳カバーなども検索しましたが、
ピンと来ず、どれにして良いかも分からず、

「大好きなミナペルホネンの生地で作られてるカバーとかないかな?」
という、突然浮かんだ淡い期待を持ったまま、調べてみると
いらっしゃったんですね〜!

素敵な手帳カバーでした

それが当時、2020年の7月頃でしょうか。

メルカリで販売されていましたが、実物が見られないことが
不安だった私は、直接instagramで、作家さんに問い合わせをし、
結果的に、購入させていただきました。

夏の時期は、手帳を始めるには微妙な季節でした。
近所で色々とお店を見て回りましたが、あまり商品が並んでいません。
そして当時は、コロナで外出もまだまだ躊躇する頃です。
ネットで色々自分なりに探してみたものの、
なかなか良いと思うリフィルが見つからない私は、腹を括り
自分で作ってみることにしました。

書き方が定まっておらず、わりと自由に書き込んでいました

それが、ゆくゆく「作り方を教えて欲しい」という声の多さに
YouTubeに動画を配信することになります。

ジャンクジャーナルでは、日付と、できたと思う内容をつらつらと書いていましたが、バーチカルタイプのリフィルは、時間軸を24時間分にし、生活リズムが不安定な自分自身に合うよう、作製しました。

当時は、シールやマステもほとんど持っておらず、かなり限定的なアイテムになっていましたが、それを駆使して、デコも楽しみました。
デコをする楽しさと喜びを知り、この後ゆっくりと沼に浸かっていくこととなります・・・。

自己肯定感がぐんと上がったことを実感する

リフィルを作れたこともいい経験と、小さな成功体験となり、また、

「こんなにちゃんと頑張って生きている」
「思っているよりも毎日色んなことしている」

と思えるようになり、そして手帳用のinstagramのアカウントを作ったことにより、ネットプリントを作ってみるということを、一ヶ月後にチャレンジすることとなります。

そんなことを段階的に進めていき、始めてから数ヶ月後には、自己を肯定する力が格段に上がったことを実感するようになりました。
ただ、格段に上がるには、心理学的に、自己肯定感を上げる他の方法も取り入れたから、というのもあると思います。

個人的には、「ノートに書くだけでは大きくは上がらない、しかし絶対に書いた方がいいと思う。そして、それを皮切りに、色々な方法にもチャレンジして欲しい。」という感想を持っています。

自己肯定感を測る方法がないため、これは本当に体感に過ぎないのですが、どれくらい上がったかというと、マイナス100%(消えてなくなりたい)から、まず40%くらい(自分のことがわりと好き)になり、それまず安定させることにしました。
そしてもう少し上げたいと考え、最終的には60%〜80%くらいかな、と。
それも、自分の体調や状況で変動すると思っています。
100%は目指していないというか、無理かな、と思います。
自分の目標は「体感として60%ほど」と考えていたので、今大変満足しています。
あとはゆっくり、自分のペースで、自分と向き合い、成長していきたいなあと思っているところです。

これを併せて書くことをオススメ

感謝・ありがとうリスト

これも、心理学を調べていて行き着いた項目です。
一日の出来事の中から、感謝すること、ありがとうと思えることを探し、書き記します。これはできたら、寝る前にやるのがベストです。
(ちなみに、できる方は口に出して読み上げたりもぜひしてみてください)

暖かく優しい気持ちになり、なんなら、それを意識する自分が好きになっちゃったりします。
また、これを続けることにより、日常の中から、ネガティブなことよりもポジティブなことに注目しやすくなります。そうすると、ストレス値も下がりますね。
安眠にも繋がるので、本当にオススメです。

夜寝る前に不安になる方、ネガティブなことを考えがちな方にも、お勧めしたいことの一つです。

見える化するということ、時々振り返るこということ

ノートに書くということは、見える化し、残すということ。
私は書いたことを、時々ゆっくりと振り返って眺めていました。

もがき、あがき、頑張っていた自分がそこに居たということ・・・

それは時に、非常に愛おしくも思えてくるものです。

私はみなさんに、書いたことをぜひ、時々振り返って
読んだり眺めてみて欲しいなと思います。

最後に、みなさんに伝えたいこと

これは、私の自分なりにチャレンジしてみたお話であり、
心理学も自分なりに調べた結果から導いて決めた内容です。
時々オススメの本などを訊かれますが、読んできた本もありますが、自己肯定感については、本を読んではおりません。

ですので、あくまで一個人の感想という風に、受け取っていただけると幸いです。

自分のことが好きになれない
自分の欠点を認めることができない

そういう人は世の中にたくさん居る印象です。
せっかく出会った、たった一人の自分自身ですから、みなさんにも、
今よりちょっぴり自分が好きになれて、自分ってこうなんだな、と
あたたかくご自身のことを受け止められるようになったらな、と思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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