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独り言をなめたらアカン! ~セルフ・トークをコントロールすることの重要性~

おはようございます!
とこま(tokoma)です!

苫米地式コーチング認定コーチ取得に向け
日々学びを深めております!


今回は現在学んでいるコーチングの中の用語であります「セルフ・トーク」についてお話しをさせていただきます

学びをいただいた本はこちらです。
『まずは親を超えなさい!』
著者:苫米地英人
出版社:コグニティブリサーチラボ(2017/2/13)


セルフ・トークとは

自分の中で内省的に行ってしまう独り言のことです。

自分が設定したゴールを達成するためには、このセルフ・トークを意識し、コントールする必要があります。


なぜ、セルフ・トークが重要なのでしょうか?

セルフ・トークを繰り返すと、それが「自分とはこういうものだ」というセルフ・イメージをつくっていくからです。

セルフ・トークを何度も繰り返すと、それが自分はこういう人間であるというセルフ・イメージをつくります。セルフ・イメージとは、私たちが自我と呼ぶものです。

実際には1度しか起こっていない出来事でも、セルフ・トークを繰り返すと、何度もそれを体験したと同じように、自分の自我に取り込まれしまうわけです。

他人の意見も、同様です。他人の意見も、何度も繰り返しそれを聞かされることによって、セルフ・トークと同じ効果をもたらします。

「確かにそうかもしれない」というセルフ・トークを生み、それがセルフ・イメージの中にじかに取り込まれてしまいます。

そうすると、あたかもそれを体験したかのように、ブリーフ・システムに取り込まれ、自我ができてしまうということです。

『まずは親を超えなさい!』より


仕組みとしては、このような流れです。

セルフ・トークをすると、その言葉(ワーズ)から、映像(ピクチャー)を起こし自分の五感を呼び覚まします。
その感覚には情動(エモーション)がともなっていますので、そのセルフ・トークの臨場感が高まります。そして自らの信念の体系(ブリーフ・システム)に取り込まれていきます。

ですので、
例えば、過去に自分がミスをしたことを、「なんであのとき・・・」という感じで言葉にした場合、そこから映像・情動が起こされて、そのときのミスをもう一度体験したのと同じ臨場感が生まれてきます。
その結果、ミスしたことがブリーフ・システムに取り込まれてしまいます。



人は毎日、たくさんのセルフ・トークをしている


ぼそぼそつぶやいたり、無言で心の中でしたり、その言葉は本人にとって取るに足りないものと思っているかもしれません。

しかし、そのように些細に思えるセルフ・トークが、自我をつくりあげるわけです。
繰り返すことで、過去の失敗を何度も体験したのと同じくらいの強烈なインパクトを与えています。


しかもセルフ・トークの大半は、ネガティブな内容です。

なぜネガティブ・セルフ・トークになるかと言えば、人はたいていネガティブなことが強く記憶に残るからです。

ほとんど人が、成功した体験が情動記憶として残らないため、ポジティブなセルフ・トークになりません。ですので、たとえポジティブなセルフ・トークをした場合でも、強い情動がそのままではのらないのです。


セルフ・トークをコントロールしよう!

だからこそ、
僕たちは意識的にセルフ・トークをコントロールすることが大切になってきます。
そうでないと、セルフ・トークによって自分がコントロールされてしまうことになります。

そのためには
まずネガティブなセルフ・トークをしないことです。今からネガティブなセルフ・トークは完全に取り除いてください。

次に、
正しいセルフ・トークをすることが重要です。
効果的なセルフ・トークをすれば、新しいセルフ・イメージがどんどん作られることになります。
理想の自分ならどのようなセルフ・トークを言うかを考えて、それに置き換えてくだい。


継続的に行うことで、自分のコンフォートゾーンが変わります。それがあなたのセルフ・イメージになり、今度はそのセルフ・イメージを維持するために行動をとるようになるます。


それには、
まずセルフ・トークをコントロールしましょう!


本日参考にさせていただいた本はこちらです。

「セルフ・トーク」「コンフォートゾーン」「セルフ・イメージ」など、コーチングに関する言葉をさらに学びたい方は、こちらの本を手にとっていただければと思います。



最後まで読んでいただきありがとうございました。


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