RASを使って重要なモノに気づく脳にする
こんばんは。
職業 = コーチのトコマです。
RASってご存知ですか?
RASとは Reticular Acitivating System の略です。日本語で網様体賦活系と訳します。
脳の活性されたネットワークのことです。
五感から入ってくる大量の情報の情報の中から、どの情報を認識するかを決定するフィルターのようなものです。
僕たちは目の前の世界が全て見えているように感じています。
しかし、実際には人間が五感を通して認識できている情報は非常に限定的なものです。
それは、RASによって情報の取捨選択が無意識に行われているからです。
RASは自分にとって重要な情報だけを選択的に認識するように働きます。
重要な情報とその他の情報をふるいにかけて認識させているのです。
その結果、私たちの目の前の世界は脳が重要だと思って判断した情報のみで成り立っています。
重要ではないと判断された情報は認識できずスコトーマとなります。
これがスコトーマのできる理由です。
このRASの機能を自らのゴールのために使いましょう。
ゴールを設定することによって、自分にとって重要なものを変えることができるのです。
もし現状からかけ離れた大きなゴールを設定することすれば、知覚範囲が大きく広がり、いままで気づかなかった可能性やリソースに気づくでしょう。
次に、RASを有効に働かせるためには、自分の責任範囲を認識しましょう。
新たなゴールを設定しても、もしくは誰かにゴールを与えられても、自分の責任の範囲外だと無意識に捉えているものに対してRASは有効に働きません。
いままでのスコトーマは、これからもスコトーマのままになります。
私たちの新たな可能性はスコトーマ(認識できていない範囲)として隠れてしまっています。
ですので、新たなゴールを設定しましょう。
RAS機能を利用すれば、ゴールにとって新しい重要なものに気づきます。
目の前の世界を変え、新しい人生を手に入れるためには、まずはゴール設定が必要不可欠なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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