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映画『英国王のスピーチ』から学ぶコーチング視点での気づき ~コンプレックス克服のヒント~

先週、NHK BSプレミアムで放送された映画『英国王のスピーチ』を観ました。

コンプレックスを克服するためのヒントがありました。


おはようございます。
とこま(tokoma)と申します。

ライフ・コーチである僕とこま(tokoma)が、映画『英国王のスピーチ』から学んだコーチング視点での気づきを書かせていただきます。


この映画からの気づきは

高い次元のゴールと未来の言葉が、現状のコンフォートゾーンを変える

です。


お話しはこんな内容です。

英国王ジョージ5世の次男ジョージ6世は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、人前に出ることを極端に恐れる内向的な性格となり、成人してからも自分を否定し続ける人生を送っていた。吃音を克服すべく、何人もの言語聴覚士の治療を受けるものの一向に改善の兆しは見られない。そんな夫を心配する妻エリザベスが最後に頼ったのはスピーチ矯正の専門家というオーストラリア人のライオネル。彼は王子に対しても遠慮のない物言いで次々と風変わりな治療法を実践していく・・・。

(「allcinema」より一部引用 https://www.allcinema.net/cinema/338127)


吃音症というコンプレックスを抱えている主人公。

最初は個人的な問題の克服でした。ですが、当初想像もしていなかった立場になることが決まり、個人的な問題でなくなります。

そのコンプレックスの克服が、多くの人のために、またイギリスだけでなくヨーロッパの将来のために大きな影響を与えることに意識します。

と同時に、新たな立場になることが決まり、未来の自分の姿をよりリアルにイメージすることになります。

その臨場感がさらに強まったことで、今までのコンフォートゾーンから未来のコンフォートゾーンを移行したと思います。


変わらなければならなかった、という見方もできるのかもしれません。

しかし、僕はそこにはhave-to(〇〇しなければならない)ではなく、Want-toがあったのだと考えます。

最初はコンプレックスを克服したいと動機だったかもしれません。途中からたくさんの人のために、というより高い次元での動機に変わったと感じます。

国王として多くの人を救いたい、勇気を与えたい、という気持ちが原動力になったのです。



コンプレックスを克服するためのヒント

が、この映画にあると感じました。

まずはゴール設定。
現状の外側のゴールを設定することで、現状コンフォートゾーンから飛び出した未来のコンフォートゾーンをイメージします。

次は、主人公がときどき発する将来の自分をイメージした言葉。
終盤にかけて前向きな言葉が増えている気がします。これらの言葉が、自分があるべき未来のセルフイメージを作ったと思います。


コンプレックスを克服することは簡単ではないとは理解しますが、この映画にはそのヒントがあります。

気になる方は是非ご覧いただき、参考にしてみてください。



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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