見出し画像

すべては関係性なんですね。映画『ダンケルク』から「縁起」を考える。

おはようございます。
苫米地式コーチング認定コーチのトコマです。

今朝、映画『ダンケルク』をみました。
陸海空の視点から第二次世界大戦のダンケルクの大撤退を描いた作品。

この映画から得たキーワードは 「縁起」  です。

【あらすじ】
1940年、フランス北端の港町ダンケルク。ドイツ軍に追い詰められた英仏連合軍40万の兵士たちは絶体絶命の状況を迎えていた。若き英国兵トミーが街中を必死で逃げ回り、ようやく辿り着いた海岸には、おびただしい数の兵士たちが救助の船を待っていた。しかし彼らに残された時間は限られていた。そこでドーバー海峡を挟んだ対岸のイギリスでは、民間の船までをも総動員した救出作戦が決行される。そして最新鋭戦闘機スピットファイアのパイロット、ファリアーもまた、危険を承知の上で味方の撤退を援護すべくイギリスから飛び立つのだったが・・・。

(「allcinema」より一部引用 https://www.allcinema.net/cinema/358077)

くりかえしになりますが、
この映画から 「縁起」というキーワードが僕のなかにうかびました。

縁起とは
『全ての現象は、原因や条件が相互に関係しあって成立しているものであって独立自存のものではなく、条件や原因がなくなれば結果も自ずからなくなるということを指す。』
という意味。
(フリー百科事典: ウィキペディア(Wikipedia)より)


「陸」「海」「空」がそれぞれの勇敢な行動が奇跡を起こしました。

ですが、これには陸海空の軍人だけではなく、民間人の協力も不可欠でした。

さらに関係性(=縁起)を広げて考えてみましょう。

そこには、老人も若者も、男性も女性も、直接かかわっていない人々だけでなく、機械、道具、食べ物、服、などなど。また、それぞれかかわった人など‥‥

また、そこには多くの犠牲もあったわけですが‥‥

それらがつながって奇跡が起こすことができたと思ってしまいました。

このように想像力を拡大させるとどこまでも関係性を広げていくことができます。
そして

 ◆ すべては繋がっている。
 ◆ すべては関係性で成り立っている。

ということをあらためて感じたしだいです。


僕たちが今存在しているのは、人だけでなくモノも、またそのモノに関わった人々や資源など、様々な存在によって成り立っているわけなんですよね。

そう考えると

何ひとつ自分だけで創ったものなどない!

ということに気づかされます。


それを通じて次に僕の中に湧きでてくる言葉は 感謝 ですね。

少し想像力を使えばわかります。自分は自分ひとりで成り立っていないということに。

まあ、当たり前のことなんですけどね。

けど、ときどき忘れてしまう・・・そしてまた思い出す・・・の繰り返しなのかもしれません。


加えて、戦争などの悲しい犠牲などがあり今の自分たちが生かしてもらっているんだよなあ、とも考えてしまいました。


一日でも早く悲しい犠牲がなくなることを、少しでも犠牲のうえで成り立つ関係性が減ることを、心から願います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?