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05_my sadness makes us horny, mura-mura

 ポインティ氏に先週「菊池さん、原稿お願いしたいです!」と言われ、ちょうどその前の日あたりに溜まってしまった猥談タウン回覧板のバックナンバーを見ながら(あれ?こんなに長いこと書いてなかったっけ……?)と思っていたから、二つ返事で書くことにした。普段は大体、原稿を送ってその数日後くらいに彼氏とデートし燃料くべてテンション上がってまた書いて「紙面空いたら掲載くださいませ!」でまた送る、というサイクルを勝手に回しているのだが、なんでこんなに時間が経ってしまったんだろう?と考えてみると、あれだ、その前のデートで彼氏と不穏な感じになって気分がダウナーだったからだ。

 そんな訳で今回はその時のことを回想しながら、「何で二人の間に不穏な雰囲気が流れると、普段にも増してますますはめてしまうのだろうか」という話を書きたい。

 それはゴールデンウィークの前半部のことだった。詳細は記述しないが最初からちょっとごたごたしていたそのデートは、終盤になってまたつまずきが起こり、とどのつまりどうなったかというと、またしても彼の店でべそをかく羽目になったのだ。彼氏に泣かされるのは5回目くらいである。すみません、62歳と44歳なのだが、ティーンエイジャーのカップルじゃねぇだろ、って話なのだが、大人げなくて恐縮です。

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