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はじめまして。モモノコです。

小学生の頃。
友達の狭い部屋で、少女漫画誌を持ち寄って読んだ放課後。

中学生の頃。
先生にバレないよう、布袋の奥に忍ばせた漫画とMD。

高校生の頃。
週に一度、4階の廊下で一緒にお昼ご飯を食べた時の静けさ。

専門学生の頃。
終電がなくなって一緒に朝まで隠れた漫画喫茶の、皮の質感。

私のすきな“ぬくもり”たち。

はじめまして。カンザキ モモノコです。本名じゃないです。
自己紹介をどう書こうか考えていましたが、せっかくなら「好きなこと」を書くことにしました。と言うより、私なら好きなことを聞きたいので。


劇場の香り

木材とスモークの混ざり合った、劇場特有の香りってありません?あれがだいすきです。
そもそも、劇場という場所に高校生の頃からずっと心ときめいています。
日常と一緒に並んでいるのにあの中には非日常が広がっていて、同じ世界なのに全く違う世界がそこにある。
劇場へ足を運ぶたび、密閉された空間なのに開放的な気持ちになるのです。

ロビーを通った先、舞台が待ってる客席に充満するあの香りを(怪しまれない程度に)深く吸い込む。その瞬間がたまりません。
他には変え難い胸の高鳴りがするんです。


水辺の景色


車で家族旅行をした時も、窓から流れる景色をただ見ていました。
自然の風景だけじゃなく、あまり変わり映えのない高速道路の柵や、立ち並ぶビルを見るのもすき。変わる景色もずっと同じ景色も、どちらもすきです。

中でも不思議と心休まるのが水辺の景色。
海でも川でも湖でも。橋を渡ってる時なんかはゆらゆら揺れる水面をずっと眺めています。太陽やビルのあかりを反射した水面も綺麗ですよね。
水辺の景色と書きましたが、多分、水そのものがすきなんだと思います。魚座だし。


音楽を聴きながら散歩


歩くこと自体すきなんですけど、“音楽を聴きながら”ってところがポイント。
例えばその時ハマってる作品の主題歌やBGMを流したり、コンサート期間はセトリを流して、その世界に酔いしれながら歩くのがだいすきなんです。
例えるなら、Mステのあの曲を聴きながら歩くと自分もアーティストになれたような錯覚ができるみたいな。その錯覚が気持ち良いんです。

昔、ラブライブ!サンシャインのライブビューイング終わりに曲を聴きながら歩いていたら、5駅くらい歩いていたのもいい思い出。

単体もすきですが、音楽を聴く+歩くのセット売りの方がすき。

隣で繰り広げられてるかもしれない物語


映画、演劇、小説、ドラマなどですきな作品を思い浮かべてみると、大体が日常を描いているものが多いかも。
ちょっと非日常っぽいけど、ひょっとするとあるかもしれない。あったらロマンチックだし、逆に起こってたらゾッとするよな、みたいな。
そんな日常の延長線にある作品。隣の部屋で繰り広げられているかもしれない物語に、心惹かれる傾向があります。

まあ、正直なんでもすきですけどね。歴史もSFも。あ、ホラーは苦手。
それと最近自覚したのは、昔から女の子が戦う作品に弱いかもしれない。


時間制限を設けて動くこと


この数年で自覚しました。1日中フリーってダメになるってことに。

何してもいい日だと、まじで何もやらなくなってダメなんですよね。
先延ばしにできるものは後回しにしてだらだらする。で、気づけば夕方になって後悔するのがパターン化してきました。

逆に、少しでも予定が入っていた方が他のこともちゃんとできるんです。

例えば午後から映画を見に行くとしたら、じゃあ午前中に掃除は済ませようって動けるし、ご飯を炊き始めたら炊き上がるまでに文章書こうって動けるんです。
なので、できるだけ時間制限を設けるようにしています。本当は制限がなくても動けるのが一番いいんですけどね・・・。


プリン、フレンチトースト、ホットケーキ


すきなお菓子たち。
卵、牛乳、小麦粉でできたお菓子がすき。素材を感じたいから、トッピングはザ・王道にカラメル、バター、メープルシロップだけで満足です。

プリンは昔ながらのかためプリン派。
フレンチトーストはデニーズのフレンチトースト。
ホットケーキは表面が少しサクサクしてしっかりした生地が好みです。

和菓子はなんでもすきだけど、特に餅系に弱いです。白玉って入ってるだけでラッキー感増しません?


ありとあらゆる麺


ラーメン!蕎麦!うどん!素麺!冷麦!焼きそば!フォー!
麺状のものはなんでもすき!だから白滝もここに含まれます(含んでいいのかな)

ラーメンは麺とスープさえあれば満足できるタイプです。これは子供の頃、祖父母が作ってくれたラーメンの影響が大きい。


映画、ドラマ、本、漫画、アニメ、音楽

時に逃げ場になってくれたり。時間を共にし“共犯関係”を築いたり。
感情を動かしてくれたり。逆に何もしないで寄り添ってくれたり。

エンターテイメントに触れるたび、私は人がすきなんだろうなと実感します。
これからももっともっと、いろんな世界を見ていきたいです。


最後に。プロフィール的なことを書くとこんな感じです。

・現在30代。2月生まれ。魚座。
・下町育ち→高校〜20代前半まで声優・役者を目指す→就職し会社員(転職予定)
・バセドウ病治療中(6年くらい)


どんなことを書こうかな。こういうことを書こう!って決めちゃうと、飽きた時や他に書きたいことが増えた時自分の首を絞めてしまいそう・・・と、ルールと自由のバランスが下手くそなタイプです。

口調もどうしよう。「○○である」みたいに書くと、一気に評論家っぽいし、敬語オンリーもかたすぎちゃうし・・・と、書く口調ひとつでいちいち悩むタイプです。


ただ、心のどこかで「自己表現がしたい!」とずっと思っていました。
いつか、それが巡り巡ってなにか形になったり、どこかに連れて行ってもらえたらいいな、なんて思っています。

昔から“みんな”という言葉がちょっと苦手。

塀なんて取っ払って手を取り合おうぜ!よりも、お互い柵を立てて隙間から外を眺めてみたり、誰かの柵の中にお邪魔したり、必要な時に柵を越えて手を伸ばす方が私には合っているみたいです。

それはまるで、あの頃の友達の狭い部屋。
こっそり貸し借りした漫画たち。
誰もいない4階の廊下。
たくさん人がいるのに孤独でいられた漫画喫茶のような、ひっそりとしたぬくもり。

そんな日々が今の私をつくってくれました。

今でも誰かの紡いだ日記やエッセイ、物語に守られてるので、私もそんな風にできたらいいな。


どうぞ、よろしくお願いします。

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