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多様な性のあり方について理解を深めよう! もっと知りたい、LGBTQのリアル事情

東京2020大会には、国籍、人種、障害の有無はもちろん、性的指向においても多種多様な属性をもつ選手や関係者が来訪します。そこでボラサポでは、ボランティアに携わる皆さまに性の多様性についての理解を深めていただこうと、LGBTQの当事者から生の声をお聞きする「『プライド月間スペシャル』プライドハウス東京レガシーから生配信 もっと知りたい!LGBTQトークショー」をYouTubeで生配信いたしました。

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トランスジェンダー女性である時枝さんが苦労したことは、仕事面、それも特に就職活動だったといいます。働く先がLGBTQにフレンドリーな企業文化であるのか、セクハラや不当な取り扱いをされないかといった職場環境の問題以前に、 面接の時点でつまずきがあったよう。


「履歴書を書く際に、どうしても性別欄のところで止まってしまうんです。なんでここで悩むんだろうって……。また、リクルートスーツもネクタイを締めて男性用のスーツを着るのは嫌だったし、かといって、いきなり女性用のスーツを着て活動するのも抵抗がありました。結局、トランスジェンダーであることで就職活動を諦め、非正規の派遣や日雇いのアルバイトといった労働条件も労働環境もよくないところで働くしかありませんでした。当時は生活のためだけに働いているだけで、自分の やりたい仕事は何一つできませんでしたね」(時枝さん)

そんな時枝さんは現在では、「LGBTQの人たちが抱えている生き辛さも含め、辛いことも楽しいこともあるのが人生だ」と思えるようになり、人生はフォーカスの当て方次第で未来をポジティブなものに変えられることを学んだといいます。


👇イベント当日の様子をまとめたジャーナルはコチラから👇


・認知度や当事者の比率はどれくらい? LGBTQを取り巻く環境について
・日本初となる常設の総合LGBTQセンター「プライドハウス東京レガシー」とは?
・トークショーから浮かび上がった、LGBTQ当事者を取り巻く課題


【動画配信中】
『プライド月間スペシャル』プライドハウス東京レガシーから生配信
もっと知りたい!LGBTQトークショー





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