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学校苦手っ子の進路選択

母とは?
を考える1週間だった。

先日、中3息子の入試があった。

まさかの全日制志望。



いわゆる「学校の勉強」に対して
「やる意味を感じられない」と
ぼやいていた一学期。

「進学しない」という選択肢も
夫婦間では想定していた。

とはいえ、
説明会やオープンスクールに
行かないことには進まない。

ん?これはどうしたらいいのだ?

と途方に暮れて、カウンセラーに相談する。
(日頃から現況を共有してるので、本当に助かります〜)

「親だけで動いてみるのもありですよね」

と。
これは意外だった。というか、
「それ、過保護じゃーん。やりたくないやつだ。いやだー」
って思っちゃった。


でもさ、たしかに
タイムリミットがある中で
それくらいしか今できることはないのよ。

そりゃ願わくば、本人が自発的に?積極的に?
「俺、ここ行きたい!」ってキラキラ目を輝かせながら志望校を決めるのが一番だけれども、

そんなことって、ある??

いや、すべての中3生を合わせて考えても、なかなかないことだわ。

となると、
「行くか…」と腹を決め、
夫を誘って通信制高校の合同説明会に出かけた。
それが6月下旬。

そこで知ったのは、通信制の仕組み。

え?そういうシステムなのー?!

と驚き、選び方によっては高卒のための単位を取ることは楽にできるんだなと。
授業に出席することが必須の全日制の仕組みしか知らなかった私には衝撃的だった。

高卒のための単位を取るのはそれほど難しくはないというのを知ったのは、夫も同じだったようで…。

本人は動きそうもない状況で、
「行きたいという意思なく、高卒単位取りやすいからと適当に決めたような学校には学費払いたくない」と私に言う。

ん?これはどうしたらいいのだ?(その2)

そこで、またまたカウンセラーに話す。
何かアドバイスをもらうわけではなく、
相談というよりも、
話すうちに自分の中にある答えに
辿り着いていく感じ。


息子の進路選択については、中学校・支援センター教室・教育相談・スクールカウンセラーなど、関係各所に助けてもらいながら、動いていて。(息子だけでなく、私も助けてもらってる)

進路選択に関わるなら、
ここに夫にも参加してもらいたいっす!

と思いついた。

支援センター教室の保護者会に、
夫にも来てもらったのだ。

そこで、想定外のターニングポイントがあった。

実は息子、ほとんど支援センター教室には
行っていない。

唯一、ある行事の日だけ参加したことがあって、
それ以外はもっぱら手紙を受け取りに行くのみ。

それでも、一人ひとりを丁寧に見てくれる
ことを感じていたので、
どーしても、進路相談をしたかった。

個別に時間を取っていただき、
本人が動きそうにもないことや
夫婦で合同説明会に行ったことなどを
伝えると、

支援センター教室の卒業生が選ぶ進路先のうち、
フォローが丁寧なところを教えていただけた。

さらに、
個別の学校説明会にも
夫婦だけで参加してみて、
「本人に合いそうだな」と思った点を
本人に伝えてみたらいいのでは?とも
提案された。

へー!ここでも親が動くんだなぁ。

と。


「どこまで親が動くのか?」ってすごく難しい。
私は、生徒本人が中学校で一斉に進路指導を受けて
進路を選んでいくスタイルしか知らないから。

そうこうするうちに、さらに
担当の指導員が来てくれて
「気になってたんですー!
元気ですか?
家でどう過ごされてますか?」と加わった。

「元気そうです。オンラインゲームで
知り合った高校生たちと大声で話しながら
ゲームやってます。
最近はゲーム以外のことも話すようで
その高校生たちに進路相談してました。
私の言うことは聞かないのに、
高校生たちが言ったことは
ストンと落ちるみたいです~」

と報告したところ

「えー!!それってめちゃくちゃすごいことですよね。
一人で進路に向き合ってるじゃないですか!
めっちゃ怖いことをよくやってますね!」

って、びっくりするくらい感心していただいた。



これは私たち親にとって大きかったと思う。

親子って距離が近すぎるがために
親は子どものやっていることを
客観的に見れなくなる。

そんなときに、第三者目線から
子どもの同じ行動に対する見方を
伝えていただいたとき、
自分たちの見えていなかった
子どもの一面に気づいて
ハッとすることが多々ある。

特に、学校に行っていない子の場合、
子どもの様子を見ているのは親ばかりになる。

だから、親以外の第三者からのフィードバックを
親が受ける機会が激減する。

どれだけ知識を増やしたところで
私は私の目でしか物事を見れない。

だからあえて第三者の目を入れる。
子どもが動かなければ
自分が繋がる。

今回はそこにちらっと夫にも
入ってもらった。

それはすごく意味があったと思う。

まだ息子が幼稚園生だった頃

「この子は私だけでは
育てられない」

って痛烈に感じたのを思い出した。

それは、決して私の子どもに限ったことではないと思う。

1つの生命って本来
そういうものじゃないか?

あれ?
なんか話が進路とズレてきたので(^◇^;)

仕切り直す!

つづく


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