見出し画像

不登校 〜親の対応って?①

長い夏休みが明け、学校は行事盛りだくさんの2学期へと入るこの時期。

1年前の私は、

「あ~やっと学校や幼稚園が始まってくれる!!今年の夏休みはいつになく兄弟ケンカが多くて、私がイライラしてたな。

これで私の自由時間がまた確保できるぞ、わーい!」

という気持ちでいっぱいでした。

息子の心が悲鳴をあげるまでは。。。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

私には、小5息子と小1の娘がいます。
どちらも今は学校に行かず、家で過ごしています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「学校に行きたくないんだ。」とわが子が言ったら、親としてどうしますか?

私は、表には出しませんでしたが、「何を言い出すの?!」と動揺しました。
今思うと、「学校に行きたくない」と伝えてくる時点で、

子どもの心の水がめはいっぱいいっぱいだったんですよね。

日に日に状態が悪くなっていく息子を見ながら、「なぜ気づいてあげられなかったんだろう?とにかく元気になってほしい。」という思いで、いろんな情報を必死に探りました。

そうしているうちに、この1年で、私の中でパラダイムシフトが起きています。(起こさざるを得ない状況に追い込まれました。)こんなに本気で自分に向き合った一年はないかと思います。

もし1年前の私と同じように、
子どものSOSに対して「どうしたらいいのかわからない」とヒントをお探しの親御さんがいらっしゃったら、
このnoteが一つの手がかりになればという思いもあり、息子の不登校について綴り始めることにしました。(というより、亀のような歩みでも前に進んでいることを感じたい自分に対する備忘録かもしれません^_^)

まず、

息子の場合の予兆

を思い起こしてみました。息子の言動行動に対し、私がとってきた対応についても書き添えます。

①夏休み直前に「いろいろ考えたんだけど、終業式まで学校へ行かないことを決心した。」と打ち明けてきた。
➡︎友達とのもめ事で嫌なことがあるとのことだった。夫が「休むのはだめだと思う」と伝え、「わかった。行くわ。」と息子は答えた。私は学校へ電話で連絡し、先生に対応してもらうようお願いした。息子が「先生に嫌だったことを話した」と言って帰ってきたので、解決したのではと思っていた。

②夏休み中、気分が変わりやすいことが多くなった。スポーツ団活動中に、突然感情を爆発させたり、モノや人に当たったり。普段は穏やかなほうだったので、首をかしげることがあった。
➡︎親が付き添う頻度を増やした。団活動を続けさせる前提で、そのためにはどうしたらうまくいくのかを考え続けた。

③夏休み明け、スポーツ団へ行けなくなった。体が動かない。起きれない。着替えられない。
➡︎最初は休ませたが、何日も続くので、私の怒りをぶつけてしまった。息子の状態が尋常じゃないと悟ってからは、運動会前の学校を優先させたいと考え、団はしばらく休ませることにした。

④夏休み中の団活動だけでなく、2学期に入ってから、登校前に腹痛が起こるようになった。本人いわく、それまででも学校での腹痛に耐えていたことも多かったようだ。
➡︎身体症状が出ているので、休みたそうだったら休ませた。「十分休めばいつか行くだろう」と考えるようにしていた。

学校へ行けない日が続くようになってからの対応

この後、身体症状との闘いが続く中、何度か私が学校へ付き添っていくことがありました。学校へ近づくにつれて息子の体調が悪化する様子や、学校内でどれほど自分の弱さを見せないよう取り繕っていたのかを思い知りました。

今の状態で登校させることは厳しい

それでもいつか学校復帰を目指す考えではいました。


毎日の欠席連絡に私が疲れたので、しばらく休むと担任に伝え、10月下旬頃から行けるときは連絡するという形で自宅で過ごし始めました。

まとめ

これらの不登校の予兆について、「ああしていれば、こうしていれば」という後悔はありますが、当時の自分には精一杯の対応だったと思います。

人は本当に困らないと、それまで保っていた自分を変えようと行動しません。

すべては私が私自身と向き合うために必要なことでした。
そして、それはとてもとてもしんどい作業でした。(つづく)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?