見出し画像

会社のコミュニケーションが激変した話

はじめまして、j-tamasの芝田です。
社内のコミュニケーション改善のために行ったことがうまく行ったので記事にします。

正直に話すと、採用目的でも書いているので、ぜひ興味がある人は気軽に連絡ください。

ことの始まり

代表の小池さんとの1on1で「今後どうしていきたいですか?」と質問いただき、「社内のコミュニケーション改革とか興味あります」と答えたのが始まりでした。
もともと『ぼくのかんがえたさいきょうのそしき』的なものには興味があって、色々と妄想していたことがあったので、まだ総メンバーが5人という段階なこともあり、色々できるんじゃないかと思い答えました。
その後、即、「じゃあやってみよう!」となり、改革がスタートしたのでした。

改変前

簡単に言うと『ほぼ表立ったコミュニケーションがない』状態でした。
5人しかいないのに割と壊滅的でした。

というのも仲が悪い、とかではなくシンプルに以下の状態でした。

  • 各々がタスクを持っていて、実行している。

  • 個別の会話はダイレクトメッセージで。

  • フルリモートワークで雑談とかも特になし。

まぁ安易に想像できるのですが、自走できる人間が集まるとそれはそれでコミュニケーションが最小限で回転する状態でした。

この状態だと以下の点で不都合が発生したので改革しないとなぁとなりました。

  • 情報量に偏りが出て同じ会話が何度か繰り返される。

    • Aさんは知っているけどBさんは知らないのでCさんは同じ話を2回する。

  • モメンタムがない。

    • チームが盛り上がっている雰囲気とかが醸成されにくい。

とても低い会話量

考えたこと

j-tamasはフルリモートですので、旧来の『会って飲み会でエンゲージメント獲得』的なアプローチはできません。あとは家庭の都合を優先する傾向も強いので(これは良いこと!)会議にフルメンバーが出席しないことも多々ありました。

以上の点から、根本的に新しいカタチのコミュニケーションスタイルを模索しないとな、となりました。

そこで参考にしたのがGit Labのリモートワークブックです。
簡単に言うと『世界で一番でかいフルリモートワーク企業が書いた自社自慢の資料』です。


リモートワークでうまくいったポイントが沢山書いてあります。
以下に自社用にまとめたものをNotinoで公開しているので気になった人は見てください。
こちらを参考にしながらコミュニケーションのカタチを考えていきました。

やったこと

実際に行ったことは非常にシンプルです。

  • 個人チャンネルを作成し、思考のメモも共有

  • コミュニケーションガイドラインを作成

    • いいニュースは共有

    • 返信はスタンプでOK(返信ハードルを下げる)

    • 会話は基本オープンで

会社の透明性を上げるコツは共通認識として基本的にクローズドな会話はあんまりメリットがないということを持つことです。
全部の会話がオープンであれば、変に疑心暗鬼になる必要もないですし、何より2回説明の手間がないです。

あとは完璧なんてなく、都度修正する、ぐらいの心持ちが良いです。

おじさんに対応したコミュニティ運営も大事です。

結果

コミュニケーション量も増加し、透明性も高い状態に

  • 85%がパブリックチャンネルで会話

  • Privateは外部連携チャンネルを含むので会社内ではほぼなし

  • ダイレクトメッセージは契約関係などの連絡のみ

非常に快適な職場空間になりました。
僕は基本的にコミュニケーションの変なストレスを感じた記憶があまりないです。

おまけ

ちなみに社内会議はSlackのハドルなので顔出しがないです。
これが想像以上に気楽だったりします。
議事録と音声があれば問題なく進行できています。

おまけ2

こういう発言に変なストレスがないの、めっちゃ良い。
仕方がないもの。

家庭に優しい会社を目指して

さいごに

現在、エンジニアメンバー大募集中です。
社内のコミュニケーションに不満の方、『ぼくのかんがえたさいきょうのそしき』的なものに興味がある方、一緒に良い組織を作りましょう。
ご応募お待ちしております。