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#おもしろ
料理が苦手だと主張する人は、なぜに料理が苦手なのかを深堀りした結果、レシピ解説に潜む落とし穴に気づいた。『デタラメだもの』
今日中に物語の発想を創出せねば締切に間に合わないやん、どうするのん、と思考をグルグルと巡らせていると、「そういえばなぜ、世の中には料理ができないと主張する人がいるのかしらん?」という疑問が芽生えてしまった。疑問が生じたからには、これを考え、煮詰めない手はない。 皆さん、インターネットというものをご存知だろうか。インターネットと呼ばれる世界にはたくさんの情報があるとされているが、言い換えてみればそれは、たくさんの先生が存在することを意味する。 試しに、「かぶと 折り方」と検
物語を書くには脳みそを解放してやらねば。雁字搦めの日常の中で脳みそを自由にするには、なかなかの苦労が必要だ。『デタラメだもの』
物語を書くときの脳みそというのは、かなり解放を求めてくるわけで、日常雑多なことをやりながら、なかなかどうして脳みそが切り替わってくれなかったりもする。 何を思ったのか、140文字の文字数ピッタリで超短編小説を書く。それも毎日新作を公開するなんてことを打ち立てたもんだから、恐ろしいことに、自分に課した締切は毎日やってくる。雨の日も風の日も、もちろん風邪の日も酔っ払っている日も、容赦なく締切は迫ってくる。なんとか物語が書けるように脳みそを解放してやらんといかん。 その昔は、旅
年齢を重ねるごとに最近の曲の歌詞が覚えられなくなる現象。その謎をひも解いていると、生命の危機に遭遇したじゃないの。『デタラメだもの』
最近の歌がまったく覚えられない。好んで何度も何度も聴いているのに、歌詞は覚えられないし、メロディも難しい。鼻歌を口ずさんでいるときですら、何度も立ち止まってしまう。軽妙に歌って気持ちを愉快にさせる鼻歌でさえ、これほどまでに苦労してしまうのか。 それに比べると、若かりし頃に覚えた楽曲は、いつまで経っても忘れない。忘れようとしても思い出してしまう。歌詞の一字一句まで鮮明に記憶している。きっと、アーティストが急病でステージに立てなくなり、代役に抜擢されたとしても、完全に歌い上げる
飲み会の場に遅れて参加するのは、とにかく気が引ける。迷惑かけたり悪口言われたりが気になって、足が前に進まない。『デタラメだもの』
よほどの権力者でもない限り、自分の時間というものは、ある程度、誰かしらに主導権を握られているわけで。特にお客さんを相手しながら仕事をしていると、そういうことは日常茶飯事。 さあて、仕事も終わったことだし、一杯やりに行こうかしらんと腰を上げた刹那、急な連絡が入り、「夜中までにデザインの修正やっちゃってぇ」などと依頼が舞い込んだりする。詳細内容を確認するために電話をかけてみると、先方は既に飲み屋。ガヤガヤと音がやかましく、内容が聞き取れないなんてこともある。人並みに殺意は覚える
数字を使って説明したり説得したりする行為は、ときに詭弁を弄している場合がある。騙されるな、数字のトリックに。『デタラメだもの』
人に何かを説明したり説得したりするとき、数字を用いると分かりやすいよ、伝わりやすいよといった定説がある。とどのつまり、「この道を真っ直ぐピャーッと走ったら、あっちゅう間に着きますねん!」という感覚に頼った説明よりも、「この道を真っ直ぐ3分ほど進むと到着しますよ」と、クレバーに数字を交えて説明したほうが伝わりやすいよね、という話だ。 とは言え、数字を駆使して説明したり説得したりする行為は、ときに詭弁を弄しているように思えて仕方がない。例えば多数決なんかが分かりやすい例だろう。
嫌なことを最後の最後まで取っておき、渋々取り組むことは、すなわち心の筋トレである。ということを全力で主張してみた結果がこれ。『デタラメだもの』
嫌なことは先に済ませておこうと考えるタイプの人と、嫌なことは嫌なことなんだから最後の最後まで取っておいて、渋々取り組もうと考えるタイプの人。超大まかに見ると、人間はこの2つのタイプに分かれる。 どちらがいいのか捉え方には個人差があるが、チャッチャと片付けてしまい、残された時間を快適で優雅に、晴れ晴れした気持ちで過ごす。嫌なことを先に済ませるほうが、きっと優秀でスマートなやり方なんだろう。そして後者はというと、どうにも怠惰で怠慢な印象があるのは否定できない。 しかしだ、嫌な