書評

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いつまでたっても英語が話せるようにならない?もしかしたら、"英語を話す"ための勉強をしていないからかもしれない。『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法 - 新井リオ』【書評】

いつまでたっても英語が話せるようにならない?もしかしたら、"英語を話す"ための勉強をしていないからかもしれない。『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法 - 新井リオ』【書評】

英語が話せたらなぁ、とは多くの人が思うもの。いろいろな学習教材に手を出してみても、なかなか身にならない。いつまで経っても上達しない。 もし「英語が話せる」という状態を取り違えていたとしたら? その答えとなる著者の考えが、こう示されています。 英語が話せるとは、すぐに言えるオリジナル英語フレーズの引き出しが多いことだったのだ。これは発見だった。 『はじめに』より。 いつまでたっても英語が話せない原因は、英語を話すための学習をしていないからでは? という問題提起であり、英語

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マンガ・アニメ・ゲームの価値はアップデートし続けられている。コミュニティ中心に変化していくカルチャーをひも解く一冊。『オタク経済圏創世記 - 中山淳雄』【書評】

マンガ・アニメ・ゲームの価値はアップデートし続けられている。コミュニティ中心に変化していくカルチャーをひも解く一冊。『オタク経済圏創世記 - 中山淳雄』【書評】

マンガ・アニメ・ゲームと聞けば、すぐ身近にあるエンタメとして馴染み深いことでしょう。ポケモン・ドラゴンボール・ワンピースという作品名を目にすることで、具体的にマンガ・アニメ・ゲームの映像が浮かんでくる人も多いはずです。 では、 50年かけて日本で普及してきたマンガ・アニメ・ゲームは、2000年代に入ってから海外でも急速に普及し、高まった人気が2010年代に「ライブコンテンツ化」する配信やイベントといった装置によって市場として顕在化してきた。『序章』より ライブコンテンツ

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お金のこと、暮らしのこと、身近なところには疑問がいっぱい。実は会計がその答えを教えてくれる。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学 - 山田真哉』【書評】

お金のこと、暮らしのこと、身近なところには疑問がいっぱい。実は会計がその答えを教えてくれる。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学 - 山田真哉』【書評】

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』タイトルだけ見ると、まるで雑学やマメ知識を紹介した本のようにも感じますが、その実、本著は会計について書かれた本。でありながら、まるで会計を意識しなくとも読み進められる本なのです。 「本当の会計入門書を作るために、会計の常識からいったん離れよう」と考え、筆者が書いたこの一冊。 本著の見出しを眺めてみれば、その意味が理解できます。 さおだけ屋はなぜ潰れないのか?―利益の出し方 ベッドタウンに高級フランス料理店の謎―連結経営 完売したのに怒ら

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本の魅力を要約し、読者の共感を生む書評家。プロの仕事とはいったいどんなものなのだろうか?『書評の仕事 - 印南敦史』【書評】

本の魅力を要約し、読者の共感を生む書評家。プロの仕事とはいったいどんなものなのだろうか?『書評の仕事 - 印南敦史』【書評】

あまりにも多くの情報が溢れかえり、自分にとって有益なものを選択することにさえ、その手がかりとなる情報が重宝される時代。書評というものは、本を選ぶときの重要なナビゲーターになってくれる。 書評家に必要なことを「伝える」ことと「共感をつかむ」ことだと語る本著の著者は、作家・書評家として広く知られる印南敦史氏。 著者はこう語ります。 「なるほど、これはおもしろそうな本だな。読んでみよう」と思わせることが、書評の役割なのですから。 だとすれば、書評は簡潔かつ平易な表現で書かれて

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時代を知るためのひとつの方法。それはサブカルチャーの歴史をひも解くことなのかもしれない。『若い読者のためのサブカルチャー論講義録 - 宇野常寛』【書評】

時代を知るためのひとつの方法。それはサブカルチャーの歴史をひも解くことなのかもしれない。『若い読者のためのサブカルチャー論講義録 - 宇野常寛』【書評】

その時代を知る方法のひとつとして、その時代の文化や流行を学ぶ。サブカルチャーも同様に、ひとつの歴史として、数々の時代、歴史を作り上げてきたわけです。 2016年4月から7月に京都精華大学で開講された講義「サブカルチャー論」を再構成した本著。評論家であり批評誌「PLANETS」の編集長を務める宇野常寛さんは、本著の中でこう語る。 (本著を)読み通すと、この国の若者たちがある種のサブカルチャーを通じて世の中をどう捉えてきたかがわかるようになっています。 それは政権の移り変わ

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ショートショートの魔法に、書き手の目線で触れられる一冊。『たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座 - 田丸雅智』【書評】

ショートショートの魔法に、書き手の目線で触れられる一冊。『たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座 - 田丸雅智』【書評】

田丸雅智 著『たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座 増補新装版』 本著をひとコトで表現するならば、「ショートショートの魔法に、書き手の目線で触れられる」一冊。ショートショートの魅力に触れながら、実践を通してその書き方が学べる。 既にショートショートを書いている人はもちろんのこと、新しい趣味を探している人にもおすすめ。読む楽しみと書く楽しみの、両方が味わえる一冊です。 「たった40分」で本当にオリジナル作品が書ける!現代ショートショートの旗手が全国

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「お客さんのことを徹底的に考え抜く=消費者視点」が学べる一冊。『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 - 森岡毅』【書評】

「お客さんのことを徹底的に考え抜く=消費者視点」が学べる一冊。『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 - 森岡毅』【書評】

森岡 毅 著『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』 本著をひとコトで表現するならば、「お客さんのことを徹底的に考え抜く=消費者視点」というものが、ビジネスにとっていかに大切なのかを教えてくれる一冊。 サービス提供者もクリエイターも、気づけば「いいものを作ってるんだから、手に取ってもらえるでしょ?」という落とし穴にハマッてしまう中、大いなる気づきを与えてくれる。 サービスや作品を提供する際に、どの視点に立てば良いのかを、USJの実例

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自らの鎖国を解き放つ。世界を知ることでこれからの生き方が見えてくる一冊。『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 - 落合陽一』【書評】

自らの鎖国を解き放つ。世界を知ることでこれからの生き方が見えてくる一冊。『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 - 落合陽一』【書評】

落合 陽一 著『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』 本著をひとコトで表現するならば、「未来を生きるために、今、世界がどうなっているのかを知ることは、とてつもなく重要だ」と気づかせてくれる一冊。日本に住み、テレビやインターネットから流れてくる日本語の情報で、日本の現状を見聞きしているだけじゃ想像もつかない世界がそこにはある。 圧倒的なスピードで変化していく世界。これからの未来はどこへ向かって行くのだろうか。そして、僕たちはどこへ向かって歩んで行

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18
言葉というものが、いかに人の人生を変え、支え、つき動かしてくれるかが学べる一冊。『言語化力 - 三浦崇宏』【書評】

言葉というものが、いかに人の人生を変え、支え、つき動かしてくれるかが学べる一冊。『言語化力 - 三浦崇宏』【書評】

三浦 崇宏 著『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』 本著をひとコトで表現するならば、「言葉というものが、いかに人の人生を変え、支え、つき動かしてくれるかが学べる」一冊。普段、何気なく使っている言葉という存在が、いかに可能性を秘めたものなのかを教えてくれる。 行動の先に結果があり、結果はやがて歴史になる。じゃあ、行動の前には何がある? そう。指針となる言葉があるはずだ。自分を変える、誰かを動かす、そんな言葉の大切さと破壊力を教えてくれる一冊です。 こんな時代に、自分の

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お金があれば幸せ、なければ不幸せ!?もはやそんな単純な時代じゃない。著名人からお金の価値観を学べる一冊。『マネ凸 お金を増やす最強の思考法 - 渡辺将基』【書評】

お金があれば幸せ、なければ不幸せ!?もはやそんな単純な時代じゃない。著名人からお金の価値観を学べる一冊。『マネ凸 お金を増やす最強の思考法 - 渡辺将基』【書評】

渡辺 将基 著『マネ凸 お金を増やす最強の思考法』 本著をひとコトで表現するならば、「ビジネスシーンで活躍する著名人たち、それぞれが持つお金の価値観を学べる」一冊。成功を手にした著名人たちは、お金についてどのように考えているのか? 「お金があれば幸せ、なければ不幸せ」と、ついつい短絡的に考えてしまいがち。しかし、そんな単純な捉え方をしていると、この先どうやら危なそうだ……。今を生きるために、知っておきたいお金のこと。マネーの金言に触れられる一冊です。 SNSで話題の記事

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