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未来の演劇のお手本。推しの独り占めも出来る

【演劇の進化先が実現化。推しだけ見ている事も出来る】

昨日6/11のニュースを見て衝撃を受けた。
新日本フィルハーモニー交響楽団と東京混声合唱団がVRでのコンサートを公開した。
自分で操作する事ができ、自分の聞きたいところに近づけばその音が自動的に大きくなるという仕組みだ。(バイオリンの近くに行けばバイオリンの音が大きくなる)

それはまるで、演奏中のコンサート会場の舞台上に1人で歩いている状況と同じだ。なんていう事だ、今まで想像だけで終わっていたものが急に実現化して来た。

きっと、生で聞くから良いという人もいるはずだが、5Gなど進化していったらきっと限りなく生音に近づいてくるだろう。

【推しだけを見られる。演劇では臨場感がさらに溢れる世界】

私の奥さんは、ジャニーズや声優が大好きだ。よくコンサートにも行くしDVDも見ている。コンサートには野鳥観察のための双眼鏡を持っていく。劇団四季の時もw

奥さんがコンサートDVDを見ながら漏らした事がある。
「あ!違う!今はそのアングルじゃなくて、向こうを映して欲しかったのに!」

みなさん気付きましたか?ファンはどこを見ているかというと
『誰かの発言やパフォーマンスをしている時の、推しの反応や表情を見たい』
今回の技術でそれが可能になるのです。
映像を再生し、「今日はこの人中心に見よう」「この時のこの人の反応だどうなってるんだろう」
そんな風にVRで舞台上を歩ける技術がすぐ来ます。
これはファンを増やすチャンスです。

【大舞台で小さい役でもチャンスが来る】

セルフが1つ2つしか無い。でも大きな舞台にはなんとか出られた!
大ファンは隅々まで見ます。舞台上に立ってさえすれば、この技術で目に止まるチャンスが格段に増えます。

「この人の名前はなんだろう。どんな作品に出てたんだろう」

ファンは掘り下げてくるはずです。そのファンを引きつける台詞のない演技をし続ければその人はファンになるかもしれません。
これは大きなチャンスです。脇役はコアなファンにはたまらない存在です。
そしてコアなファンは長く好きでいてくれます。
主人公ばかり狙わないで、脇役の楽しさもたくさん勉強してください。

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