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『ざつ』 お気楽TRPG日記77。6/11「エクリプス・フェイズ」コンベンションとか、粋なゲーマー特別編「信長の黒い城」とか、玉座の闇とか、ゴールデンカムイとか、クトゥルーとか、ゲーム学校の授業とか、日々のよしなしごと。Twitterってマイクロブログなんだぜ?

概要:還暦間際のTRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。だいたい、TRPG関連の思い出とか雑談とか、シナリオ作成やGMの裏話。Mörk Borgクローン「信長の黒い城」は、コノスさんでの通販中。電子版もあり。今回は色々宣伝するよ。

6/11「エクリプス・フェイズ」コンベンション


 まず、告知!
 6/11(土)にイエローサブマリン秋葉原RPGショップさんで、【エクリプス・フェイズ】のオンリーコンベンションが開催されます。朱鷺田の他、翻訳チームの岡和田さん、見田さんもゲストで参戦、 TRPGセッションとトークショウを楽しむイベントとなります。

粋なゲーマー特別編「信長の黒い城」

 
 アナログゲームマガジンで連載している「令和版粋なゲーマー養成講座」の特別編を公開しました。今回は、この前のゲームマーケットで出した「信長の黒い城」を難解さんたちが遊びます。

 宣伝回というか、最速リプレイって感じで!

 たぶん、今月中に、真面目にTRPGを作る方の話をやります。
 ネタ募集中!

 ・・・というか、本業でも、新作の企画書書かねば!

「戦国ドゥーム・メタル・ファンタジーTRPG  信長の黒い城」 コノスさんにて、物理、電子ともに販売中です。

玉座の闇に関して


 昨日、拙作「玉座の闇 シーズン4 魔王復活」の公演が、北海道北見市で行われ、楽しそうな写真が届きました。楽しんでくださったようで作者冥利につきます。スタッフの方もお疲れ様でした。

 この「玉座の闇」シリーズはゲーム学校の教材を兼ねて制作しております。今年も7月に新作を書き下ろし、学校でテストプレイの予定。ゲームマーケット秋に出したいものです。

 人数は同規模になる予定(汗) 何しろ、今年も28人のクラスがあるのだよ。どうするねん!

 ご意見、ご感想、こんなキャラが欲しいなどのご希望もありましたら、ぜひお聞かせください。


クトゥルー


 そういえば、DLsiteさんから「Kutulu」日本語版が発売されましたね!
 スウェーデン発のクトゥルー神話TRPGで、私も狙っていたのですが、Frog Gamesさんの仕切りで翻訳版が完成、早速、電子で購入できます。今後、売れ行き次第で物理書籍版も出るとのこと。楽しみです。
 朱鷺田としては、新規のTRPG出版ラインが増える可能性にも通じるので、こちらの動向には注目したいところです。

 そんな感じで買ったPDFを印刷し、図書館への移動中に、「Kutulu」日本語版を読み読み。面白いシステムだなあ。アクティブ能力値とパッシブ能力値の使い方は応用できそう。 そうなると、トーキョーN◎VAはやはり美しいシステムであるなと、感じる。
(ただし、自分が回せるかどうかは、話は別)

 ストーリーや謎解きを充実させるために、乱数を排除していく流れは理解するが、やっぱりダイスを振りたい自分はダイス蛮族だなあ、とか思う。ダイス振りたい、ダイス振らせたい。
 鎌倉武士か、誤チェスト系薩摩隼人か。

ゲーム学校の授業開始


 今年もゲーム学校の授業が始まりました。2022年前期は22コマ、週3日です。3コマの「ゲーム研究」6クラス+2コマのゲーム・アニメライター科の「ライティング」とノベル科向け「幻想世界論」で3日間。このため、火曜日から木曜日は反応が遅く、金曜日は倒れている感じになります。

 「ゲーム研究」はアナログゲームを遊びながら、ゲームの歴史を学ぶというもの。毎回、ジャンル解説とゲーム1,2本を遊ぶのだが、初回は基礎論が入るので、3コマ中2コマは講義で、その後は、「ブラフ」を遊んで終わり。いや、いいゲームである。
 2時間も何を話すか?と言えば、まず、 「勝とうとしてゲームに当たれ、なぜならば、勝とうとしてしか見えないものがある」。
 事例として、マジック:ザ・ギャザリングの「ザ・タワー」デッキの話をする。私のは275枚ですが、末期的には500枚とか、758枚(ナゴヤ・デッキ)とか存在していたはず。勝とうとする者の執念は常識を突破する。
 ちなみに、「ザ・タワー」は日本大会の最終日まで行っています。

 続いて、ゲーム論の基礎。
 「ロジェ・カイヨワの遊びの4要素」から発展し、テンプレの話とか、ハードとソフトの関係でラブプラス、機能と意匠の問題で、艦これと刀剣乱舞の比較検討を行います。最後に、「性癖を武器にしろ」で〆る。

 ただし、時の流れは残酷なもので、最近のネタだと思っていた『艦これ』(2013年)が9年前。『刀剣乱舞』(2015年)が7年前。『ラブプラス』(2009年)年なら干支が一周してますので、授業のために、これらを1から説明する羽目に。時の涙を見た。

 最近、うちの学校も高等部が出来て、高等部向けのゲーム研究もあるのですが、 高校1年生って、『艦これ』開始時に小1ですよ? 『ラブプラス』(2009年)年なら3歳。プリキュアより年下。

生徒「あ、お父さんが持ってました!」

 あと、初回授業なので、4月期のアニメ一覧をレジュメにつけ、とにかく生徒にアニメ見ろと言う。ゲーム業界に就職するのに、アニメを見てない訳にもいきません。可能ならリアタイでと付け加える。

アニメをリアタイで見て欲しい理由


「ポプテピピック」
「エンドレスエイト」

この2本は、リアルタイムだからこその面白さ、体験がある。ネタが分かっている後から見たら、まさに修行、あるいは地獄になりかねない。

ヒグマのヒレ!

ゲーム学校初日の帰りに、久しぶりに中目黒のジビエ焼肉の罠へ。
マスターが「いい肉入ってますよ!」

ヒグマのヒレ!


ヒグマのヒレ肉

美味い! 柔らかい! でも、濃厚な味が!?

マスター「ナッツの味ですよ。たっぷり木の実を食ったんでしょうねえ」

炭火焼きでタレと山わさびを添えて。 堪能いたしました。

日々のよしなしごと。Twitterってマイクロブログなんだぜ? ゴールデンカムイ完結とか、鎌倉殿の13人とか、マンガとドラマと本の日々


「ゴールデンカムイ」最終回

 ヤングジャンプで「ゴールデンカムイ」最終回を読む。
 歴史ものらしいエンディングだが、ちゃんと最後まで派手な逆転オチを用意しておくあたり流石。 ちゃんと懸念も解決されている。
 傑作をありがとうございました。 面白かった!

 以前から、何度か「ゴッカムみたいな明治架空歴史浪漫TRPG、どうでしょう?」という企画を編集さんと話すことはあるのですが、あれは結構、綿密なリサーチした上で、多方面への気配りをして作っているのがよく分かりますので、覚悟いるなあ、という気持ちです。
 システム面だけなら、『上海退魔行』や『ブルーローズ』の応用、あるいは、フリーリーグのYear Zero Engineの延長線上で製作はできると思いますよ。興味のある出版社さんがあれば、ご一報ください。

鎌倉殿の13人

 「真田丸」や「新選組!」が好きだったので、興味深く見ているNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ですが、ほのぼのファミリードラマ・パートは終了し、イケオジだった上総介の死をターニングポイントに、鎌倉幕府創成期の暗黒面へと突入。木曽義仲、義高親子が亡くなりました。もう鎌倉は地獄ですね。菅田将暉演じるバーサーカーっぽい義経がまだ可愛く見える、サイコな独裁者である頼朝を大泉洋の暗黒面で演じさせる三谷幸喜の脚本が凄まじいですよ。

 朱鷺田は同じ時代を扱った伊東潤さんの「修羅の都」を読んでいます。鎌倉幕府成立から頼朝の死までを描いたもので、大河と同じく北条義時と政子が主役。大河だと、前半に当たるかな。
 伊東潤さんは、大河の後半に当たる「頼朝以降の鎌倉」を描いた「夜叉の都」(頼朝死後の政子が主役)も書いており、今、こちらを読み出したところ。やっと出てきた三浦義村の台詞が山本耕史の声で脳内再現され、映像の影響の大きさとか、三谷脚本の強さを感じる。

生存の迷宮

生存の迷宮 (グラフィック社)

 グラフィック社さんより、シモン・ストーレンハーグの新作「生存の迷宮」をいただきました。 ありがとうございます。

ハナコ書店に「でんぢゃらすじーさん」


 土曜日の朝のマンガバラエティ「ハナコ書店」を見ていたら、「でんぢゃらすじーさん」の曽山一寿先生が出ていた。連載20周年とのことですが、22歳から連載開始なので、 え、まだ40代前半!
 先輩作家のマンガ「スーパーマリオくん」を語る曽山一寿先生。この作品も いまなお、連載中。 あんなふうに「え、まだやっているの?」と言われたい。 ああ、それはオレも憧れる。

 メモ:ギャグ漫画三大聖地(いざというネタ) 銭湯、ボウリング、回転寿司

自分のマンガを描く時は一生懸命書きなさい。
自分のマンガを読む時は超いいかげんに読みなさい。
勉強になるなあ。

しゃりもにグミ


しゃりもにグミ(ブルボン)

 ゲームマーケットのマーダーミステリー・ブースでもらったしゃりもにグミ。結構、美味しくてくせになるが、どこでも売ってない。禁断症状が出たのでAmazonでポチった。なう。
 そして、Amazonでぽちったしゃりもにグミ5個パック到着。
 出荷してくれたおかしのマーチさん、ありがとうございます。 私も雲南市を応援します。出雲地方はいいところですよ。


掟上今日子の鑑札票 読了
今日子さん、狙撃さる!?
 忘却探偵不在のまま、シリーズ初のミリタリー系の敵と対峙する隠館。 なかなかスリリングな展開でした。 昨年買ったまま、読みそびれていたため、時期的にもなかなかハードに。

庵野監督が紫綬褒章受章。

 おめでとうございます。

オレンジフレーバー


 今日のコーヒーはオレンジフレイバー。
 濃い目に出したドリップコーヒーに、砂糖・ミルク多めでカプチーノ気味にした上、シナモンシュガーを2振り。薄く削いだオレンジの皮を浮かべる。香りよし。

 ま、こんな『ざつ』な日常を送っております。


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