見出し画像

サイレント期間。
無音、だというけれど。


実は、サイレント期間が
二人にとって
一番騒々しい時期じゃないか。


現実的(三次元的)に二人の間での
交流はなくなってしまう。


けれど、その分、
これまで以上に
魂レベルでの交流が活発になる。


つまり、見えない領域での交流。
(テレパシー能力の活性化)


現実での交流が途絶えたことで
右往左往する感情。


あーでもない、こーでもないと
思考をめぐらせ
なんとか解決しようとする。


だけど、
思考によって解決することは
ありえない。


思考を超えた先にあるもの。


どちらかの感情は相手にも伝わっていて
(たいてい女性側が右往左往する場合が多い)


もがけばもがくほどに
相手は沈黙を貫く。


今、手を差し伸べることが
最善ではないと
わかっているから。


彼女を信じているから。


彼女の成長と、
自信を取り戻すことを
静かに見守っている。


早る気持ちを抑えながら。
彼女以上に
逢いたいという気持ちを抑えながら。


そして、彼の方も
自分の片付けるべきことを
着々と進める。


自分のこれまで信じてきたものを手放し
現実を変えてしまう恐怖に
怯えながら。


これまで感じたことのない
感情の渦の中で。
彼もまた
抑えてきた感情に右往左往する。


見えない敵。
自分自身と
孤独と戦いながら。


静かなる時の中で
二人は成長、崩壊、
そして再生を繰り返していく。


統合の過程で
サイレント期間が
実は一番サイレントじゃないよな。


これまで生きてきた中でも
一番騒々しい。
感情が忙しい。
あらゆる感情が
噴き出してくるから。


騒々しさが落ち着いてきた頃に
サイレントは終わる。


心に平穏が訪れる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?