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『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊~1980年代、伝説のはじまり』まとめ

1 はじめに

先日、『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』の、『SLAM DUNK』に特化したまとめ記事を書いた。

『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』の『SLAM DUNK』まとめ|your (note.com)

『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展』(以下、ジャンプ展)とは、2017年~2018年にかけて開催された、週刊少年ジャンプ(以下、ジャンプ)の創刊50周年を記念した展覧会だ。
個人的には、ジャンプ展公式Twitter(当時はまだXではなかったので、この記事ではTwitterで統一させていただく)でのつぶやきがまとまって、完全な自画自賛だが「読みたかったものが読めた!」感が嬉しい。
私は、もともと公式データブックとか設定資料集とかが大好きなタイプのオタクである。

しかし、そういったオタクからしたら、「VOL.2の他の作品は……?」「そもそもVOL.1から始めるべきでは……?」といった点が気になってくる。
そんなわけで、今回はVOL.1について、主に公式Twitterのつぶやきをまとめる形で記録に残しておきたいと思う。

問題は、私が人に言えないくらい通ったのはVOL.2だけで、しかもきちんとメモを取りながら鑑賞したのは『SLAM DUNK』関連だけであるということだ。
VOL.1とVOL.3は前期/後期各1回ずつ足を運んだだけだし、グッズのメモも一切残っていない。
それでも、ジャンプ展公式サイトが残っていない以上、残された公式Twitterについてまとめておけば、少なくとも私だけは、あとから読み返して幸せな気持ちになることは間違いない(基本的にnoteの記事は、あとから自分が読んで楽しむために書いている。究極の自家発電である)。
特に最初に開催されたVOL.1は、ツイートを遡るにも1番苦労するので、自分のために読み直しやすく残したいと思う。
ジャンプ展公式サイトはすでに閉鎖されているので、ツイート中のリンクはほぼすべて機能していないことをあらかじめご承知おきいただきたい。
また、残っている簡単なメモとパンフレット、当時の記憶などを参考に文章を記載するので、VOL.2の『SLAM DUNK』まとめほどは濃い内容にはできない点については、上記に記載してあるとおりだ。

※公式アカウントのツイート以外で使用している写真は、私が自分で撮影したものです
※記事の性質上、『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』の『SLAM DUNK』まとめ|your (note.com)からの引用、転載を含みます
※情報提供や内容の誤りの訂正等はいつでも募集しています


2 ジャンプ展とは

上述のように、正式名称は『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展』。
VOL.1~VOL.3の3回に会期を分けて開催された。
会場はすべて森アーツセンターギャラリーで、巡回展はなし。
会場は同じだが、展示構成などはそれぞれの回で異なっている。
正式なサブタイトルと会期は以下のとおりだった。

  • VOL.1 創刊~1980年代、伝説のはじまり 2017年7月18日(火)~10月15日(日)

  • VOL.2 1990年代、発行部数653万部の衝撃 2018年3月19日(月)~6月17日(日)

  • VOL.3 2000年代~、進化する最強雑誌の現在いま 2018年7月17日(火)~9月30日(日)

ジャンプの創刊号は1968年発行なので、VOL.1の開催された2017年が50年目、VOL.2とVOL.3が開催された2018年が50周年となる。
VOL.1、VOL.3は約20年ぶんの作品が展示対象となっているが、VOL.2のみ10年ぶんで、「黄金期」という名称の持つ強さを感じる。
とはいえ、当然年代をまたいで連載が続いている作品は多く、その場合「どちらの年代に展示するか、あるいは両方に展示するか」というのは、イメージにもよっていると思う。
例)1989年45号~1996年52号連載の『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-(原作・三条陸、漫画・稲田浩司、監修・堀井雄二)はVOL.1とVOL.2にまたがって展示されている一方、1986年1・2合併号~1990年49号連載(その後Vジャンプに移籍して最終回を迎えた)の『聖闘士セイント星矢』(作者・車田正美)はVOL.1のみに展示、等

各展覧会の中で、展示の扱いが大きかったり、来場者プレゼントのステッカー(後述)に選ばれていたりする、目玉的な作品(以下、目玉作品)がある。
VOL.1の目玉作品は以下の10作品。

  • ハレンチ学園

  • 男一匹ガキ大将

  • CITY HUNTER

  • キャプテン翼

  • 聖闘士星矢

  • キン肉マン

  • 北斗の拳

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所

  • DRAGON BALL

  • Dr. スランプ

VOL.1対象作品は、私にとって基本的に生まれる前の作品なので、リアルタイムで読んだことがある作品はない。
(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、ジャンプを購入するようになってからリアルタイムで読んだことはあるが、90年代半ば以降の話である)
しかし、「読んだことはなくてもタイトルくらいは耳にしたことがある」作品がほとんどではないだろうか?
私はそうです。
他にも、アニメの再放送や配信、電子書籍等で作品を見知ったことがある人もいるだろう。
あるいは、令和になった今も派生作品が生み出されたりメディアミックスが行われたり、展開が続いている作品も多い。
まさに、「伝説」のサブタイトルがつくにふさわしい、そうそうたる作品群が生み出された時代の展覧会である。

ちなみに、VOL.1展示作品の中で、原作漫画(メディアミックスや続編を除く)を最後まで読んだことがある作品は以下になる。

  • CITY HUNTER

  • 聖闘士星矢

  • DRAGON BALL

  • CAT'S♥EYE

  • ジョジョの奇妙な冒険(VOL.1で対象となるのは第1部、第2部)

  • ろくでなしBLUES

  • DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

漫画の一部を読んだことがあったり、アニメなどで何となく知っている作品等もあったりするが、作品の知識に偏りがあることを改めてご理解いただきたい。

3 ジャンプ展VOL.1について

ジャンプ展ではVOL.1からVOL.3まで、会期を前期と後期に分けていた。
後期に一部展示作品の入れ替えを行ったり、一部グッズが前期/後期限定だったりした。
VOL.1においては、以下の日程になる。

  • 前期=先行公開日(7月16日、17日)、7月18日~8月31日

  • 後期=9月1日~10月15日

※先行公開日とは……
別名・プレビューデイ。
正式な展覧会会期に含まれていないけれど、展覧会初日よりも早く展示を見られたり、グッズを購入できたりする(ただし、後期の展示原画は観られないし、後期限定グッズも購入不可能)。
内覧会の延長と思われるが、チケットは有料。
チケットは完全日時指定のため、入場が比較的スムーズ。
VOL.1、VOL.3では2日間設けられていたのに、なぜかVOL.2だけは1日のみだった。

展示作品は、上述の目玉作品10作品に加え、以下の56作品になる。

『CAT'S♥EYE』『くじら大吾』『父の魂』『ど根性ガエル』『トイレット博士』『侍ジャイアンツ』『荒野の少年イサム』『はだしのゲン』『山崎銀次郎』『さわやか万太郎』『やぶれかぶれ』『アストロ球団』『妖怪ハンター』『孔子暗黒伝』『ブルーシティー』『サーキットの狼』『プレイボール』『包丁人味平あじへい』『1・2のアッホ』『ドーベルマン刑事デカ』『ブラック・エンジェルズ』『悪たれ巨人ジャイアンツ』『東大一直線』『コブラ』『リングにかけろ』『風魔の小次郎』『男坂』『すすめ!! パイレーツ』『ストップ!! ひばりくん!』『ホールインワン』『テニスボーイ』『銀牙ぎんが -流れ星 銀-』『3年奇面組』『ハイスクール! 奇面組』『よろしくメカドック』『シェイプアップらん』『ゴッドサイダー』『ついでにとんちんかん』『きまぐれオレンジ★ロード』『県立海空うみそら高校野球部員 山下たろーくん』『空のキャンバス』『神様はサウスポー』『魔少年ビーティー』『ジョジョの奇妙な冒険』『燃える! お兄さん』『激!! 極虎ごくとら一家』『さきがけ!! 男塾』『THE MOMOTAROH』『ジャングルの王者ターちゃん♡』『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』『ろくでなしBLUES』『まじかる☆タルるートくん』『CYBORGじいちゃんGじい』『ウイングマン』『電影少女』『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』

目玉作品と合わせて全66作品が展示されている。
VOL.2の49作品、VOL.3の50作品と比べると、明らかに作品数は多い。

キャッチコピーは、「伝説降臨! 集え!! 最強戦士たち!!!」

前置きはここまでで、展示本編の紹介に移る。

入り口前にキービジュアルが大きく展示されている。
VOL.1では写真撮影スポットがかなり限られていてたが、ツイートのとおり、こちらは撮影可能だった。
そして、入場してすぐの壁面には、雑誌掲載時に漫画のコマ外に縦書きで書かれているコピーが壁にずらりと並んでいる。
「○○先生の作品が読めるのはジャンプだけ!」という、ジャンプの代名詞のひとつでもある、アレである。
本誌では誌面の片隅に書かれているアレだが、壁一面に並ぶと壮観だ。

《シアターゾーン 伝説のはじまり》

ジャンプ展VOL.1~VOL.3を通して、最初のエリアは映像コーナーである。
創刊~1980年代のジャンプ本誌が上から落ちてくるような映像のあと、この時代の漫画のキャラクターが、漫画絵のままCGで動いて華麗な共演を果たす感じ。
最後を締めるのは『DRAGON BALL』の孫悟空の放つかめはめ波だった。
ちなみに、このゾーンは完全入れ替え制なので、1回しか観られない。

《作品体感ゾーン 降臨!! ジャンプ超英雄譚!!》

映像を鑑賞したあとは、目玉作品10(+1)作品の展示エリアに入る。
ここでは、「作品体感ゾーン」という名称どおり、展示原画数が多めなのに加え、一画を完全に作品世界に演出し、それぞれ映像演出があったり(『男一匹ガキ大将』、『聖闘士星矢』、『北斗の拳』、『DRAGON BALL』)、立体造形物が展示されていたり(『CITY HUNTER』、『聖闘士星矢』、『キン肉マン』)、特殊装飾があったり(『ハレンチ学園』、『男一匹ガキ大将』、『CITY HUNTER』、『キャプテン翼』、『キン肉マン』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、『DRAGON BALL』)、特に見ごたえが増している。

  • ハレンチ学園

あくまで展覧会開催前のイメージ画像(展覧会開催後のツイートが見当たらなかった……)だが、大体こんな感じ。
原画の展示壁面上部に、漫画のコマが飛び出すような装飾がされている。
画像だと手書き文字が浮いているが、実際は壁にくっついていた。
トップバッターを飾るのは、目玉作品で最初に連載を開始した『ハレンチ学園』。
目玉作品にしては展示原画が少なめに見えるが、VOL.1ではどちらかといえば特殊装飾の方に凝っていたため、全体的に展示原画数はあまり多くない。
永井豪さんがジャンプに連載を持っていたということをこの展覧会で初めて知った。

  • 男一匹ガキ大将

こちらも、展覧会開催前のイメージ画像。
記念すべきジャンプ初のアニメ化作品だそうで、映像演出が施されていた。
画像奥、通路の天井中心に飾られているのはスクリーンで、映像が流れている。
その左右に飾られた絵と併せて正面から観ると、作品内のエピソード・富士裾野の決戦が再現されている……というつくり。
原作を読んでいればより感動できたのだろうと思う。

  • CITY HUNTER

  • CAT'S♥EYE

上のツイートが展覧会開催前のイメージ画像、下のツイートが実際の展示。
『CITY HUNTER』のヒロイン・槇村かおりの代名詞である100tハンマーの立体造形と、こちらも作品の代名詞・新宿駅の伝言板の再現が見どころのひとつ。
ハンマーには、作者・北条司さん直筆の「ジャンプ50周年おめでとうございます!」というコメントとサインが書かれている。
伝言板は、一文字ずつ自動的に「XYZ」の文字が表示されまた消える……というふうに繰り返される仕様になっていた。
2個目のツイートの1枚目の写真、ハンマーの下に設置してある展示ケース内には主に当時発売されたアニメ関連グッズの一部が展示されている。
(同様に、アニメ化された他作品の展示エリアでも設置されている場合がある)
掲示板を右手に、ハンマーを正面に進みながら順路を進むと、突き当たりに『CAT'S♥EYE』の展示がある……というイメージ。

『CAT'S♥EYE』が扱いとしては少し特殊で、来場者プレゼントになっていないし公式図録の表紙にも登場していない、コラボカフェ(後述)のメニューにもないけれど、なぜか公式パンフレットでは目玉作品と同等の扱いをされている。
あと、これも後述するが、目玉作品を出展している作家さんであっても、目玉以外の作品は、目玉作品以外の原画エリアにまとめて展示されている。
『聖闘士星矢』の車田正美さんの作品である、かの『リングにかけろ』(2024年2月現在、最終回でジャンプ本誌の巻頭カラーを飾った4作品のうちの1作品。70年代ジャンプを代表する作品で、『リングにかけろ』の大ヒットで集英社はビルを改装したと言われている)でさえ、一般作品扱いである。
2017年時点での知名度や、『CAT'S♥EYE』と『CITY HUNTER』の世界観が共通するということなどを考えた結果かも知れないけれど、不思議。

全体的にスタイリッシュで、特に掲示板にXYZが書かれる演出、すごく良かったな。

  • キャプテン翼

上のツイートが展覧会開催前のイメージ画像、下のツイートが実際の展示。
イメージ画像は、いくら何でも、派手すぎた……。
空中戦を行っているキャラクターがモビールのように天井から吊られている。
また、キャプテン翼のアニメグッズは、一般的な展示ケース内ではなく、壁のサッカーボールにカバーをかぶせて展示されている。
面白い試みだなーと思った。

展示原画の一部。

2024年1月、ライフワークのように長らく『キャプテン翼』シリーズの連載を続けていらっしゃった高橋陽一さんが、体力の衰え等の理由から、連載の終了を発表した。
『キャプテン翼』本編の連載開始は1981年、もちろんシリーズ間の休載等はあるだろうが、40年以上にわたっての連載となる。
作品が長大すぎて、なかなか気軽に手を伸ばしづらいのだが、読んでみたい作品のひとつである。

  • 聖闘士星矢

上のツイートが展覧会開催前のイメージ画像、下のツイートが実際の展示。
下のツイート本文にあるように、青銅ブロンズ聖衣クロスを再現した立体造形と幻想的なインスタレーションがすごく良かった。
イメージ画像の、原画展示と垂直になっている壁部分(実際の展示では向かい合っている)が立体造形部分に当たる。
主役組である青銅聖闘士5人の展開前の聖衣が並んでいて、その背景で映像(パンフレットによると、クロスオーバービジョンというらしい)が流れる。
クロスオーバービジョンでは、黄金ゴールド聖衣12体が登場後、青銅聖闘士5人が登場する映像が熱すぎて、小宇宙が燃えました!

  • キン肉マン

上のツイートが展覧会開催前のイメージ画像、下のツイートが実際の展示。
下のツイート本文の「マッスル・ドッキング立像」とは、イメージ画像左側を参照。
イメージ画像だと漫画のコマをそのまま引き延ばしたように見えるが、実際は天井付近まであるくらい大きなサイズの立体造形だった。
展示エリアの角に設置されていたため、効果音等は壁に貼られている。
「キン肉マンの巨大マスクに使われている約3万個のキンケシ」とは、展示画像中央を参照。
肌部分が均一でないように見えるのは、キン肉マンの顔自体は透明で、裏に約3万個のキンケシ(正式名称・キン肉マン消しゴム)を入れることでできているから。
こだわりがすごい。
キンケシ世代の読者にとっては本当に嬉しい展示だったのではないだろうか。

展示原画の一部。

  • 北斗の拳

上のツイートが展覧会開催前のイメージ画像、下のツイートが実際の展示。
当初のイメージから実際の展示になるとだいぶ変わっている。
展示画像の、ケンシロウの顔と台詞が表示されている部分に、次々と新しいイラストや台詞が表示され、物語が進んでいく。
順路を進んでいくと、スクリーンがあり、奥にラオウの巨大立像が設置されている(イメージ画像中央部参照)。
立像の前には透けるスクリーンが設置されていて、そのスクリーンに映像が流れ、ケンシロウとラオウの激戦を経て、ラオウの最期が表現される……といった流れ。
北斗の拳は未読で、キャラクターやあらすじ、ネットミームと化している一部台詞などをふんわりと知っているだけなのだが、それでも圧倒された。

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所

上のツイートが展覧会開催前のイメージ画像、下のツイートが実際の展示。
おおむね当初のイメージどおりの展示である。
すごろく風展示。

個性的で楽しい展示ではあったのだが、「すごろくのマス」という、これ以上ない原画展示スペースがあったので、「もう少し原画をたくさん展示して欲しかったな……」という気持ちになった。

  • Dr. スランプ

実際の展示のツイートのみで、展覧会開催前のイメージ画像はなし。
メイン作品の一角ではあるのだが、扱いとしては少し特殊で、公式図録の表紙にも主人公が登場していない、コラボカフェのメニューにもない。
出展されている原画枚数は多く、壁面も装飾がなされているが、あまり派手な展示はない。
前述の『CAT'S♥EYE』と同様、同じ作者が複数の大ヒット作品を抱えているため、配慮されたのかも知れない。

  • DRAGON BALL

上のツイートが展覧会開催前のイメージ画像、下のツイート(『Dr.スランプ』と共通)が実際の展示。
こちらも、おおむね当初のイメージどおりの展示である。
主に、少年時代の悟空(青年以降の悟空はVOL.2に展示)。
かめはめ波を撃とうとする悟空が天井から展示されている特殊装飾と、通路奥のモニター(壁に設置されているものと、その少し手前に若干斜めに設置されているものとある)にて、漫画のコマを使った天下一武道会の様子が流されている。
凝った展示で楽しかった。

展示原画の一部。

『DRAGON BALL』にて、《作品体感ゾーン》は終了。
次のゾーンへと移る。

《原画結集ゾーン 神話共鳴!! ジャンプ熱風列伝!!》

主に、目玉作品以外の原画展示ゾーン。

ツイートの画像1枚目が比較的わかりやすいと思うが、壁面の天井付近にはスペースを埋めるように歴代ジャンプの表紙が飾られている。
そして、その下に見える壁の青い部分が作品展示スペースになっていて、ここに作品のキャプションと原画が飾られている。
ちなみに、作品名は遠くからでもわかるよう、壁の上の方(ジャンプ表紙の並ぶ部分)に掲示されていた。
作品は、基本的に1作品2枚(見開きは2枚で1枚換算)、おおむね連載開始順に並んでいる。
VOL.3で顕著だが、VOL.1でも、目玉作品ほどではないが通常より展示数が多めで、壁面のスペースを広く取られている作品もあったりする。
VOL.1では壁面がグラフィック仕様になる特別仕様の作品もあった。

ツイートの画像1枚目から順に、『ストップ!! ひばりくん!』、『魁!! 男塾』、『ハイスクール! 奇面組』である。
複数作品を出展している作者の場合、連載開始順を超越して「○○先生コーナー」というようにまとめられていて、その場合上のツイートのような壁面グラフィックで装飾されていた。
壁面グラフィック付き単独コーナーがあったのは以下の作者。

  • 本宮ひろ志:『さわやか万太郎』、『山崎銀次郎』、『やぶれかぶれ』

  • 車田正美:『リングにかけろ』、『風魔の小次郎』、『男坂』

  • 江口寿史:『すすめ!! パイレーツ』、『ストップ!! ひばりくん!』

  • 新沢しんざわ基栄もとえい:『3年奇面組』、『ハイスクール! 奇面組』

また、壁面グラフィックはないものの、通常より展示原画数が多かった作品は、『アストロ球団』、『プレイボール』、『コブラ』、『ついでにとんちんかん』など。
あと、『くじら大吾』(記念すべき、ジャンプ創刊号の表紙と巻頭カラーを飾った作品)、『きまぐれオレンジ★ロード』、『県立海空高校野球部員 山下たろーくん』は、原画展示がなく、代わりにジャンプの誌面が展示されていた。
貸し出せる原画がなかったのかも知れない。

通路中央には、巨大表紙をかたどった70年代と80年代それぞれのジャンプの歴史がわかる展示などもあった。
さらに、順路どおり進むと、ジャンプの漫画以外の人気コーナーなどを特集した展示に抜けることになる。

  • ファミコン神拳:1985年~1989年のゲーム紹介コーナー

  • 愛読者賞:1973年~1983年に行われていた、読者によってNo.1が決まる読み切り投票企画

  • ジャンプ実物ギャラリー:ジャンプの実物を16冊展示

  • ジャンプ放送局:1982年~1995年の読者投稿コーナー

  • アニメ上映スポット:アニメ化した18作品のオープニング、エンディングを上映するコーナー

アニメ上映スポットは、中央に大きなモニター、その周辺に小さめのモニターが6台がセットされていて、18作品が延々リピートされていた。
しかし、音声が出るのは中央のモニターだけで……目的の作品がある場合、音声付きで映像を観るためには、順番待ちをする必要があった(私の場合はどうせ一周観るつもりだったので、たいした問題ではなかったが……)。
VOL.2では改善され、アニメ化作品のオープニングは各作品コーナーで独立して流されていて、とても観やすくなったと思う。

退場前のスペースは、ジャンプの表紙が壁一面に並べられていて、ここのみ撮影可能スポットになっていた。

目玉作品は、入場者プレゼントに使われた表紙イラストが大きいサイズになっている。『ハレンチ学園』、『男一匹ガキ大将』
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。目玉作品ではないが、『ろくでなしBLUES』と『魁!! 男塾』も大きめ
『キン肉マン』。『コブラ』も大きめ
『キャプテン翼』。『ハイスクール! 奇面組』、『ジョジョの奇妙な冒険』も大きめ。
『北斗の拳』。『銀牙 -流れ星 銀-』も大きめ
『DRAGON BALL』、『CITY HUNTER』(なぜかこの作品だけ特典イラストじゃない)。『電影少女』も大きめ
『聖闘士星矢』

さらに、後期からフォトスポットにオリジナルフォトパネルが追加された。
フラッシュ撮影をするとイラストが浮かび上がるという仕様。

『キャプテン翼』。
普通にスタッフが映っているけれど……公式のツイートなので良しとします。

『聖闘士星矢』。

『キン肉マン』。
普通にスタッフが映っているけれど……公式のツイートなので良しとします。

『DRAGON BALL』が3種類。
こちらも普通にスタッフが映っているけれど……公式のツイートなので良しとします。

『3年奇面組』。
フラッシュ撮影と掛けた小ネタにこだわりを感じる。

『ジョジョの奇妙な冒険』、第1部。

フォトパネルの背景の壁がちらっと見えるが、もともとジャンプの表紙がデザインされたデザインになっていた。

全部ではないが、いくつか写真を撮っていた。450万部突破号。右下の数字は何だろう
記念号の写真を撮っていたらしい。500万部突破号
通算1000号。右下の数字がない

そして、フォトスポットを通りすぎて退場、ジャンプ展公式ショップへと抜けることになる。
余談だが、公式パンフレットの館内マップによると、VOL.1のエリア区分は4個(《シアターゾーン》《作品体感ゾーン》《原画結集ゾーン》に加え、ジャンプ展公式ショップ)しかない。
したがって、フォトスポットも《原画結集ゾーン》内にあるということになる。

3回のジャンプ展をすべて鑑賞した人間の個人的意見ですが、VOL.1が1番展示が凝っていたなーと思います。
あまり情報収集をしないままプレビューデイ初日に入ったこともあり、特に『聖闘士星矢』、『キン肉マン』、『北斗の拳』は展示に圧倒されましたた。
『キン肉マン』、『北斗の拳』に関しては、漫画を読んだことがない私でもそう思ったのだから、もし読んでいたらもっと感動できただろうと思います。
一方、力の入った展示が《作品体感ゾーン》に偏っているため、《原画結集ゾーン》はどうしても地味に思えてしまいました。
また、逆に《作品体感ゾーン》はスペースをかなり贅沢に使っていたため、私が単純な漫画の原画展だと思っていたこともあり、「もう少し原画が観たかったな……」という気持ちにもなりました。
そのあたり、VOL.2では、作品の展示順はおおむね雑誌での連載開始順になって目玉作品とそうでない作品がいい感じにばらけ、VOL.3では目玉作品エリアとそれ以外のエリアを交互にはさんだことでメリハリがついた展示になったと思います。
VOL.2では展示作品数が減った(90年代の10年間ぶんなので……)こと、VOL.3ではジャンプの歴史コーナーなどがなくなっていたことなどから、原画の展示枚数も増えましたし。
でも、体感をする展覧会としては、VOL.1の豪華さも魅力的だったことは間違いないです。

展示で心を惹かれたのが、前述のとおり『聖闘士星矢』、『キン肉マン』、『北斗の拳』。
原画そのものに感動したのは、鳥山明作品と『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』でした。
鳥山さんの原画は修正もほぼなく、本当に端正。
デフォルメ技術、見やすさ、キャラクターの描き分け、原稿自体の綺麗さ……どれも素晴らしく、何より線が生き生きしていました。
特に、『Dr.スランプ』の最終回の表紙? のキャラクター大集合絵はすごく、これだけで「足を運んだかいがあった!」と思えるものでした。
『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の萩原一至さんの原画は鳥山さんとは対照的で、そもそも「黒と白の間の色を表現する」ためのスクリーントーン技術で、実写的絵画的な立体感を生み出した先駆者のひとりだと思います。
『幽遊白書』、『HUNTER×HUNTER』で有名な冨樫義博さんが、「萩原さんの原画を見たら、絵では勝てないとわかった」と言ったというのが実感できる美しさ。
おふたりとも、特別のファンでない私でも「お金を払って観る価値がある!」と素直に思えた原画です。
もちろん、それ以外の作品も、各漫画家の皆さんの努力や工夫が感じ取れる素晴らしい原画ばかりで、いろいろな漫画家さんのいろいろな作品を一度に観られて、本当に豪華で楽しかったです。
公式サイトで「大体1時間~1時間30分程度で鑑賞できる」と書いてあったのでそのつもりでいたら、3時間も会場内に滞在してしまうほど堪能しました(そのときはまだ、VOL.2で5時間滞在することを知らない……)。

4 公式グッズ

公式グッズのメモは残念ながら残していないが、すべてではないものの公式Twitterで紹介されているので、作品ごとにまとめてみようと思う。
それに加え、会場で無料配布されていたフライヤー掲載情報と、自分で購入したグッズの情報で補っている。

※紹介順はTwitterでの紹介順になります
※抜けがあります(情報提供はいつでもお待ちしています)
※金額は2017年時点の税込金額で記載をしています

・ハレンチ学園

  • 原画風クリアファイル

ダブルポケットの《原画風クリアファイル》は、『ハレンチ学園』以外の作品のものもたくさん紹介されているが、VOL.2以降でも定番のグッズになった。

・男一匹ガキ大将

  • 複製原稿

2枚セットの《複製原稿》も、VOL.2以降でも定番のグッズだった。

・CITY HUNTER

  • 原画風クリアファイル

・CAT'S♥EYE

  • パスケース

パスケースはVOL.2では販売がなくなっていたグッズ。
作中に登場するキャッツカードを実装してくれるの、センスがいいなーと思った。

・キャプテン翼

  • フェイスタオル

タオルはVOL.2以降の定番アイテム。
翼くんがちゃんと50人いる(数えた)。

  • 原画風クリアファイル

  • コレクション缶バッジ

缶バッジももちろんVOL.2以降の定番アイテム。
BOX販売はない。
『キャプテン翼』については、漫画自体は未読なものの、アニメの再放送や90年代に連載されていた『キャプテン翼 ワールドユース編』の影響で、主要キャラクターとポジション程度は何となく知っている。
その程度の知識の人間のことなのでまったくの見当違いな引っかかりかも知れないが、見本写真で若林くんではなく若島津くんが選ばれるんだ……などと思うなどした。

・聖闘士星矢

  • ポスター

ブラインド仕様のポスターである。
こちらも、VOL.2以降も定番だったグッズ。
VOL.2以降はBOX販売があったのだが、VOL.1がどうだったのか……覚えていらっしゃる方がいれば教えていただけると嬉しいです。

  • コースター

コースターも、VOL.2以降も定番だったグッズ。
主人公・天馬星座ペガサスの星矢(射手座サジタリウスの黄金聖衣装備)が中央で、四隅を主人公チーム4人で固めているのが最高なのだが……それ以外の4枚がなかなか渋い選出。

  • コミックス型ふせんセット 900円

台紙を開くとこんな感じ

『聖闘士星矢』の展示があまりに素晴らしかったもので、浮かれて購入した。
11種類の付箋×20枚入り。
11種類の内訳は、主人公・星矢単独×2種類、主役チーム4人単独×各1種類、星矢とヒロイン・沙織さん×1種類、主役チーム集合×1種類……までは順当。
残り3種類は、作中で人気のある黄金聖闘士×3種類……なのだが、黄金聖闘士の中でも作中最強を争った獅子座レオのアイオリアと乙女座バルゴのシャカ……は納得だが、ラスト1枠が蟹座キャンサーのデスマスクで……本当にいいのか!? と思ったりもした。
愛されてるなあ……デスマスク。
それとも、原画展開催期間の7~9月に相当する星座を選んだのだろうか。

漫画の原画展で、コミックスの吹き出しを活かした付箋は割と定番グッズだと思うのだが、VOL.2ではなくなってしまった。

  • 3段缶チョコクランチ

VOL.2以降なくなってしまったグッズ。

  • フレーム切手セット 3,300円

62円×10枚セット
セットのA4クリアファイル
クリアファイル裏面

私のジャンプ展VOL.1での最推しグッズ。
グッズショップで見て心を奪われて、迷わず購入した。
62円切手(現在、使用するなら切手を足す必要がある)×10枚なのだが、それぞれに黄金聖闘士がひとりずつデザインされている。
そうするとふたりあぶれるのだが、別格扱いの双子座ジェミニのサガと射手座のアイオロスをあえて名前入りで欄外に配置しているのがあまりにも最高。
デザインに統一感があったりとか、選ばれた理由とかが見て取れたりとかするグッズに弱い……。
そして、セットになっているクリアファイルには青銅5人のイラストが選抜されているのもとてもいい。
リアルタイム読者でなくても、黄金聖闘士の人気があるのは何となく知っているのだけれど、ちゃんと主人公チームも立ててくれているのが個人的には嬉しい。

今さらすぎるけれど、双子座と射手座が向かい合う位置にあるのが……深い……。

  • チケットファイル 400円

表紙(向かって右)と裏表紙
内側のファイル部分と疑似チケット

表紙は青銅5人、裏表紙は星矢のシルエット。
内側のファイル部分は透明で、聖衣箱クロスボックスとペガサスのイラスト部分のみ不透明。
おまけで銀河戦争ギャラクシアンウォーズの観戦チケットが付いてくる。
正式な参加者登録されていない鳳凰星座フェニックスの一輝はチケットに不在なのもちゃんと考えられてる。
VOL.1~VOL.3まで、公式グッズとして2作品ずつ《チケットファイル》が発売されている。
そのすべてに、おまけとしてブックマークが付いてくるのだが、VOL.1とVOL.2は疑似チケットのデザインになっている(半券部分にミシン目もある)。
すごく遊び心があって私はこういうのが大好きなのだが、VOL.3ではなぜか普通のブックマークになっていた……。

  • S.H.Figuarts ペガサスクロスオブジェ(GOLD ver.) JUMP 50th ANNVERSARY EDITION 1,500円

  • S.H.Figuarts ペガサスクロスオブジェ JUMP 50th ANNVERSARY EDITION 1,500円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
「聖闘士星矢聖衣神話 APPENDIX」との記載がある。
もともとのフィギュアシリーズの一環なのかも知れない。

  • コミックス表紙デザイン汎用スマホケース 8巻/28巻 各4,200円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
28巻は最終巻。
どちらも青銅5人が集合した表紙。

・キン肉マン

  • 木樽ジョッキ

こちらもVOL.2以降なくなってしまったグッズ。
VOL.1~VOL.3通して、作者コメントがある唯一のグッズだったりする。

  • ゴールドマスク&シルバーマスク貯金箱

貯金箱もVOL.1限定グッズだった記憶がある。
今思うと、VOL.1は独自性のあるグッズが多かったんだな。

  • リアルマッスルインナー キン肉マンver./悪魔将軍ver. S-Mサイズ/L-LLサイズ(後期限定) 2,150円

後期限定グッズ。
Tシャツは定番アイテムだけど、インナーはVOL.1だけのグッズだと思う。

  • だんごぬいぐるみ

「だんごぬいぐるみ!?」と思った記憶が。
他にも、曖昧な記憶ではあるが、『聖闘士星矢』のおてだま(確か、「セヤセヤおてだま」みたいな名前だったような……)がグッズ一覧にあって、「おてだま!?」と思ったりした(ぬいぐるみ界隈に明るくないもので……)。
《おてだま》はVOL.2以降も発売されたが、《だんごぬいぐるみ》はVOL.1だけの発売だったと思う。

  • iPhoneケース ステカセキングVer./サンシャインVer.

個性派iPhoneケースは、VOL.2にも受け継がれた。

  • アクリルminiフィギュア

VOL.2以降も登場したグッズ。
BOX販売がないのに加え、VOL.2以降では前期と後期で同じ作品でも販売絵柄が切り替わった。
VOL.1はどうだったのか……。

  • キンケシプレミアムVol.1 ~キンケシ・復活!! 序章プロローグの巻~ 限定カラーver. 4,500円

  • キンケシプレミアムVol.2 ~正・悪・完璧パーフェクト 大乱闘の巻~ 限定カラーver. 4,500円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
各15体セットの限定キンケシ。

  • コミックス表紙デザイン汎用スマホケース 10巻/17巻 各4,200円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
10巻は「7人の悪魔超人編」、17巻は「タッグトーナメント編」が始まる巻。

・北斗の拳

  • 万年カレンダー

《万年カレンダー》は、VOL.2において奇しくも同じ原哲夫さんの『花の慶次』グッズとしても発売された。
グッズ名は《万年日めくり歴 人生傾いてこそ花》。

ちなみに、2023年から開催されている『北斗の拳 40周年大原画展-愛を取り戻せ!!-』(2024年~2025年にかけて全国巡回予定)では、「日めくり! 断末魔ん年カレンダー」が販売されている。
お値段2,200円(税込)也。

「ひでぶっ!!」「あべし!!」「たわば!!」…etc。めくるめく断末魔の嵐!! 毎日が断末魔の日めくりカレンダー!!

日めくり! 断末魔ん年カレンダー – 北斗の拳 40周年大原画展 -公式SHOP「超愛」 

温度差がすごいが、この振り幅の広さもきっと『北斗の拳』の魅力なのだろう。

  • チケットファイル 400円

表紙(向かって右)と裏表紙
内側のファイル部分と、疑似チケット

『北斗の拳』の《チケットファイル》は絵柄部分が透けないので、外も中も防御力の高いデザイン。
内側はそれぞれケンシロウ、ラオウが対になるような形でデザインされているのもいい。
おまけの疑似チケットは、北斗七星鑑賞チケットin修羅の国。
遊び心のあるデザインが好きで、つい購入してしまいました。

・こちら葛飾区亀有公園前派出所

  • 複製原稿

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、VOL.2でも《複製原稿》がグッズとして発売されている。

  • S.H.Figuarts 両津勘吉 JUMP 50th ANNIVERSARY EDITION ~Ⅰ~ 5,400円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
フィギュア。
VOL.2でⅡが発売された。

  • コミックス表紙デザイン汎用スマホケース 1巻/200巻 各4,200円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
はじまりの巻と最終巻という、これしかないという選抜。

・Dr. スランプ

  • ハンドタオル

VOL.2のグッズでは、《ハンカチ》や《手ぬぐい》、《フェイスタオル》はあったが、ハンドタオルはなかった。
定番アイテムな気はするが……珍しい。

  • 複製原稿

・DRAGON BALL

  • 複製原稿

『DRAGON BALL』は、VOL.2でも《複製原稿》がグッズとして発売されている。

  • うまい棒 1,700円

中身はおいしくいただきました
2色カラーイラストのグッズは珍しい気がする

コーンポタージュ味、20本入り。
如意棒に掛けてうまい棒なのかなーと思ったりした。
中身の個包装の写真は残っていないが、赤・青・黄色の三色展開だった記憶がある。
パッケージが可愛いのと、甘くない食品のお土産なら自分用にもいいなと思って購入したのだが、《うまい棒》はVOL.1だけのグッズだった……。
甘くないお菓子のお土産、需要あると思うんだけどな……。

  • コミックス表紙デザイン汎用スマホケース 1巻/42巻 各4,200円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
はじまりの巻と最終巻という、これしかないという選抜。
VOL.2でも、別の絵柄の《コミックス表紙デザイン汎用スマホケース》がグッズとして発売されている。

  • 光るルームウェア Mサイズ/Lサイズ 3,500円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
ドラゴンボール7個がデザインされた白いTシャツと、だぼっとしたパンツのセット。
シャツは、暗いところだと神龍が光って見える。
ルームウェアもVOL.1だけのグッズだった。

・トイレット博士

  • メタクソバッジ

ピンバッジかな?
単独ピンバッジはVOL.1だけのグッズだった。

・ど根性ガエル

  • トートバッグ

トートバッグも定番アイテムだと思うが、VOL.2では応援日限定の特殊グッズ以外には販売がないグッズだった(《エコバッグ》はあった)。
『ど根性ガエル』がジャンプ連載作品だったということを、この展覧会で初めて知った。

  • アートボード

《アートボード》は、VOL.2以降でも販売された定番アイテム。

・サーキットの狼

  • トートバッグ

  • 原画風クリアファイル

  • 複製原稿

・ドーベルマン刑事/ブラック・エンジェルズ

  • 複製原稿

ジャンプ展グッズの《複製原稿》は、基本的に2枚1セットだったのだけれど、同じ作者の2作品を1枚ずつセットにして販売するパターンはVOL.2でもあった。
森田まさのりさんの『ろくでなしBLUES』と『ROOKIES』が同様の扱いのグッズだった。

・コブラ

  • Tシャツ

《Tシャツ》も、VOL.2以降も定番だったグッズ。

・リングにかけろ

  • アートボード

  • 複製原稿

グッズショップもひと通り見て回ったので実物も目にしたはずだが、見開き原稿がどういう扱いになっていたのか記憶がない……。
私の購入した《複製原稿》もそうだったが、基本的には1ページサイズのものが2枚セットになっているはずなのだが。

  • ボールペン ブーメランフック/ギャラクティカマグナム

個性派ボールペンは、VOL.2にも受け継がれた。

・すすめ!! パイレーツ/ストップ!! ひばりくん!

  • ポスターセット

単独ポスターや、ブラインドタイプのポスターはVOL.2以降もあったが、《ポスターセット》は恐らくVOL.1だけ。
というか、現在イラストレーターとしてもご活躍の江口寿史さん直々のデザインというのが破格!
原作者が直接かかわったグッズはVOL.1~VOL.3通してこれだけなのではないだろうか。

・ストップ!! ひばりくん!

  • 原画風クリアファイル

ひばりくんの設定を見聞きするにつけ、時代を20年以上先取りしているのがすごすぎる……まさに鬼才。
今見てもひばりくんの絵柄は可愛らしく、読んでみたい作品のひとつです。

・3年奇面組

  • マグカップ

マグカップも、VOL.2以降も定番だったグッズ。

・ハイスクール! 奇面組

  • めがねケース

《めがねケース》はVOL.1限定グッズだった記憶がある。

  • 原画風クリアファイル

・よろしくメカドック

  • ステッカー

車にも貼れる《ステッカー》は、VOL.1限定グッズ。
ジャンプ展は、特定の作品に特化したようなグッズが見られたところもとても良かった。

・ついでにとんちんかん

  • メタルキーホルダー

キーホルダー類は定番グッズだが、ブラインドではない《メタルキーホルダー》はVOL.1限定グッズだった記憶がある。

・ジョジョの奇妙な冒険

  • 扇子

第1部。
《扇子》も、VOL.2以降も定番だったグッズ。

  • フレーム切手セット 3,300円

62円×10枚セット
セットのアクリルキーホルダー

VOL.1対象作品である第1部、第2部セットのフレーム切手。
VOL.2以降も《フレーム切手セット》は販売された(『ジョジョの奇妙な冒険』第4部が選ばれた)が、基本フレーム切手+A4クリアファイルという組み合わせだった。
しかし、VOL.1に関してはおまけは作品ごとに異なっていた。
私が他に購入した『聖闘士星矢』はクリアファイル、うろ覚えだが『DRAGON BALL』が付箋で『北斗の拳』がタトゥーシール、そして『ジョジョの奇妙な冒険』はアクリルキーホルダーがセットになっていた。
まあ、アクキーや付箋がセットだと、重ねて並べると本来の商品であるフレーム切手(金券だし)に折れが発生する可能性もありそうだし、クリアファイルが妥当ということになったのかも知れない。
学習して改良していくのはとてもいいことだと思う。
アクリルキーホルダーは、見覚えのあるバンダナをしているから第2部の主人公のジョセフ・ジョースターかな……と思いきや、第1部主人公のジョナサン・ジョースターである。

私は『ジョジョの奇妙な冒険』では第2部『戦闘潮流』が1番好きで……知名度の高い1部グッズはあるだろうと思っていましたが、2部(スタンドもなく、ディオもいない……)がグッズになるとは思わなくて嬉しくて購入してしまいました。
波紋戦士が好き……ジョセフとシーザーが好き……。

・魁!! 男塾

  • バスソルト

入浴剤も定番グッズだが、VOL.1限定グッズだった記憶がある。
しかし、「お風呂に貼れる富樫の油あがりブロマイド付き」って、字面が強すぎる。

  • Tシャツ

会場限定グッズとのこと。
「漢の中の漢Tシャツ」……紹介文が熱すぎる。

  • 民明みんめい書房闘羅札トランプ

いわゆるトランプ。
トランプも、VOL.2以降も定番だったグッズ。

  • 原画風クリアファイル

  • 湯のみ

《湯のみ》も、VOL.2以降も定番だったグッズ。
「秘奥義をすべてマスターしてみよう!!」……ツッコミ待ちの紹介文が面白い。

紹介グッズの多さや、紹介文の熱さを見るにつけ、愛されてるな……男塾……と思います。
作品は詳しくは知らないのですが、「すべてを勢いという名の説得力で押しとおしてそれが読者にウケる作品」って、週刊連載の少年漫画でしか生まれない作風だと思うので、実は大好きです。
読んでみたい作品のひとつです。

・BASTARD!! -暗黒の破壊神-

  • 複製原稿

  • トートバッグ

・ウイングマン

  • メタルキーホルダー

「キラ」が多くない……? と思うなどした。

・電影少女

  • パスケース

  • バスソルト

『魁!! 男塾』の《バスソルト》と並ぶと温度差がすごい。

・作品集合グッズ

  • 複製原画

《複製原画》は単独作品グッズだが、ツイートがまとめてなのでこちらに。
VOL.1~VOL.3通して、すべて前期/後期限定の8種類ずつ計16種類が販売された高額な受注商品。
作品ごとに値段が異なるのは、原画のサイズが影響しているのだと思われる。

  • 週刊少年ジャンプオールスターくじ -創刊~80年代Ver.-(全24種類)

VOL.1~VOL.3の共通グッズ。
BOX販売なしの、完全ブラインドグッズ。
取り扱い作品数の関係からか、全20種類のVOL.2よりも多い全24種類。
VOL.1の参加作品は以下になる。

  • ハレンチ学園

  • 男一匹ガキ大将

  • CITY HUNTER

  • キャプテン翼

  • 聖闘士星矢

  • キン肉マン

  • 北斗の拳

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所

  • DRAGON BALL

  • Dr. スランプ

  • CAT'S♥EYE

  • ど根性ガエル

  • プレイボール

  • コブラ

  • リングにかけろ

  • ストップ!! ひばりくん!

  • 銀牙 -流れ星 銀-

  • 3年奇面組

  • ついでにとんちんかん

  • ジョジョの奇妙な冒険

  • 魁!! 男塾

  • BASTARD!! -暗黒の破壊神-

  • ウイングマン

  • 電影少女

ちなみに、『DRAGON BALL』と『ジョジョの奇妙な冒険』はVOL.2、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』はVOL.2とVOL.3でも同グッズに選抜されている。
また、『ジャングルの王者ターちゃん♡』(正確には、続編である『新ジャングルの王者 ターちゃん♡』)、『ろくでなしBLUES』、『まじかる☆タルるートくん』、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』についてはVOL.2のくじで選抜されている。

  • 「週刊少年ジャンプ50周年展VOL.1に行ってきました」クッキー

包装の絵柄はパンフレットの表紙と同じ。

  • 公式図録

上述だが、目玉作品の中で『Dr. スランプ』だけが表紙に採用されていない。

  • 公式パンフレット

B5サイズ、表紙込み36ページ

パンフレットは収録原画こそ少ないけれど、基本的に全作品を網羅している。
ギャグ漫画のキャラクターがロゴ部分に飛び出しているのはVOL.1だけで、遊び心のある面白いデザインだなーと思う。
VOL.2以降も続けて欲しかった……『ボンボン坂高校演劇部』の徳大寺ヒロミはロゴのところにいて欲しかった……でも必然的に絵柄が小さくなるから前の方にいた方がいいのかな……。

購入したが、記載がなく定価がわからない。
VOL.2と同じなら500円で、多分それくらいだとは思うのだけれど。

  • 週刊少年ジャンプ50周年記念 プレミアムカードダスセット80's 1,200円

「週刊少年ジャンプ展VOL.1限定 バンダイナムコグループ総合情報冊子」掲載商品。
全種類特別加工を施したホロカード5枚組(台紙付き)。
ただし、全作品アニメ絵柄なので、当然アニメ化した作品限定になる。
選抜作品は、以下の5作品。

①こちら葛飾区亀有公園前派出所
②キン肉マン
③Dr. スランプアラレちゃん(アニメ版のタイトル)
④聖闘士星矢
⑤ジョジョの奇妙な冒険(第3部)

ちなみに、『DRAGON BALL』はVOL.2で販売された90'sにて選抜されている。
『ジョジョの奇妙な冒険』(第4部)も、引き続き選抜されていたり。

5 チケット他

……と書いたが、VOL.1の特典チケットについては公式Twitterに画像付きのツイートがない。
(ジャンプ展公式Twitterの開設が4月、最初の投稿が5月なので、VOL.2やVOL.3ほど事前告知ができなかったのだと思う)
自分はプレビューデイチケットなどの、特殊デザインでもなければ特典も付かない前売券しか購入しなかったので、詳細がわからない。
少なくとも限定ピンズセット付前売券は発売していた記憶があるのだが……。

来場者プレゼント

VOL.2は緑系の作品が多かったけれど、VOL.1は青系の作品が多い。
VOL.2と違って、VOL.1はそもそも2回しか行けなかったのでコンプしたいと思うこともなく、かえって心穏やかに開封できた。

  • 男一匹ガキ大将

  • CITY HUNTER

  • キャプテン翼

上記ツイートの説明文が実は間違っていて、ユニフォームや背番号からすると岬太郎ではなく三杉じゅんらしい。

  • 聖闘士星矢

  • キン肉マン

  • 北斗の拳

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所

  • DRAGON BALL、Dr. スランプ

なぜか『ハレンチ学園』の来場者プレゼント紹介がなかった……。

6 その他イベント

VOL.1には、VOL.2やVOL.3で行われたような特定作品の公式応援日はなかった。
しかし、独自のイベントなどが開催され、Twitterでもその様子が紹介されているので、この項でまとめることにする。

《レジェンドトークショー》

2017年9月8日と22日の2回開催されたトークショー。
抽選による参加が行われたが、平日で参加が難しかったこともあり、私は応募そのものをしなかった。
1回目の登壇者は『北斗の拳』の原哲夫さんと『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦さん。
2回目の登壇者は『すすめ!! パイレーツ』『ストップ!! ひばりくん!』の江口寿史さんと『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』のうすた京介さん
『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』は、VOL.2の該当作品である。
当時から「なぜうすたさん?」と思っていたが、もともと親交があったりするのだろうか。

  • レジェンドトークショー第1弾 原哲夫先生×荒木飛呂彦先生

  • レジェンドトークショー第2弾 江口寿史先生×うすた京介先生

トークショーの内容、知りたかったなあ。

《後期展示開始! ジャンプ展VOL.1 SNS投稿キャンペーン》

VOL.1~VOL.3通して最初で最後のSNS投稿キャンペーン。
該当週に行けなかったので参加もできなかったが、楽しそうな企画だなーと思う。
でも1日先着100人はかなり少なめかも……。

《ジャンプ展VOL.1×Museum Cafe「THE SUN」 バーガー祭り》

VOL.1でもコラボカフェが開催されたが、VOL.2の《JUMP 90' CAFE》のように特定の名前はついていなかった。
また、コラボカフェではあるものの、コラボメニューはハンバーガー(+付け合わせのポテト)のみで、お値段は1,680円(税込)均一。
+200円でドリンクセットにできる。

『Dr. スランプ』を除く目玉9作品のメニューである。
個々の紹介ツイートがあったので以下にまとめる。
また、会場に置かれていたコラボカフェのフライヤーにメニューの解説文が書かれていたので、併せて記載する。

  • ハレンチ学園

オー! モーレツ!! サルサバーガー
ヒロインの十兵衛のイメージで、グリル野菜と香菜、トマト、ハンバーグをサンドしたバーガーです。

ジャンプ展VOL.1フライヤー
  • 男一匹ガキ大将

ガキ大将の黒バーガー
学帽と葉っぱをモチーフにしたバンズに、ハンバーグ、ゴーダチーズ、トマトをシンプルに挟んだバーガーです。

ジャンプ展VOL.1フライヤー
  • CITY HUNTER

100tのハムカツ&エッグバーガー
海坊主がりょうの為に作ったサンドイッチのイメージでたまごサラダとハムカツをサンドした100tバーガーです。

ジャンプ展VOL.1フライヤー
  • キャプテン翼

サッカーボールのチキン南蛮カツバーガー
南蛮風のチキン葛(カツ)とタルタルソース、トマトを挟んだ、背番号付きのボールはともだちバーガーです。

ジャンプ展VOL.1フライヤー

南葛なんかつ
食器が黄緑なのはフィールドをイメージしているのだろうか。

  • 聖闘士星矢

アテナの錫杖と盾のチーズバーガー
ハンバーグにトマト、ダブルチェダーチーズ、スイートピクルスをアクセントにしました。アテナを守る全ての聖闘士必食のバーガーです。

ジャンプ展VOL.1フライヤー

『男一匹ガキ大将』の『ガキ大将の黒バーガー』はゴーダチーズ、こちらはチェダーチーズ。
細かいところですが手が込んでるなと。
モチーフに合わせてか、食器もゴージャス。

  • キン肉マン

マッスルバーガー
牛肉の和風煮込みに紅生姜、七味とマヨネーズで仕上げました。
キン肉スラッガーと肉マークを冠したマッスルバーガーです。

ジャンプ展VOL.1フライヤー
  • 北斗の拳

北斗神拳バーガー
ベーコンとピクルス、トマト、ハンバーグのバランスが炸裂する北斗七星のバーガーです。

ジャンプ展VOL.1フライヤー

公式ツイートのメニュー名が微妙に間違っている。

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所

両さんのソースコロッケバーガー
両さんが好きなソースたっぷりの大判コロッケに千切りキャベツとマスタードを挟んで仕上げました。
バンズの眉毛が特徴です。

ジャンプ展VOL.1フライヤー
  • DRAGON BALL

亀仙流のフィッシュバーガー
第1話の始めに悟空が尻尾で釣った魚をフィッシュフライに見立てた、亀仙流オリジナルフィッシュフライバーガーです。
気になる四星球スーシンチュウの中身は…?

ジャンプ展VOL.1フライヤー

全体的にオレンジ色で可愛い。

VOL.1では時間配分をミスして、1度もコラボカフェに入れなかったのがとても心残り。
四星球の中身、知りたかった……!
店内の装飾も見たかった。

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.1」開催記念 「週刊少年ジャンプ」with東京メトロスタンプラリー

2017年7月15日~8月31日の間開催された、東京メトロとのコラボイベント。
めちゃくちゃ楽しみにしていたのに、開催したのはVOL.1とVOL.3だけで、夏休み期間にかからないVOL.2は飛ばされてしまった……。
東京メトロの20駅に設置されている漫画のコマ型スタンプを、6種類集めるとオリジナルステッカーが、20種類コンプリートするとオリジナルクリアファイルがもらえる。
さらに特別デザインの記念24時間券(10枚1セット)の販売もあった。

スタンプ選抜作品は、『ハレンチ学園』と『男一匹ガキ大将』を除いた目玉8作品に加え、『ハイスクール! 奇面組』、『魁!! 男塾』、『CAT'S♥EYE』、『ど根性ガエル』、『サーキットの狼』、『ブラック・エンジェルズ』、『コブラ』、『すすめ!! パイレーツ』、『ジャングルの王者ターちゃん♡』、『ろくでなしBLUES』、『まじかる☆タルるートくん』、『ウイングマン』の全20作品。
記念24時間券選抜作品は、『ハレンチ学園』と『男一匹ガキ大将』を除いた目玉8作品に加え、『ハイスクール! 奇面組』、『魁!! 男塾』の全10作品。

東京メトロの公式リリースサイトは以下。
リンク先のpdfファイルで詳細が確認できる。
「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.1」開催記念 「週刊少年ジャンプ」with東京メトロスタンプラリーを開催します!|東京メトロ 

さらに、以下の「宣伝会議デジタルマガジン ブレーン」にて、スタンプやポスターの一部が見られる。
ジャンプファンを裏切らないスタンプラリーをつくる | ブレーンデジタル版 

特に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の神田駅、『ろくでなしBLUES』の池袋駅、『CITY HUNTER』の新宿駅のポスターは「これしかない!」という感じ。
それ以外のポスターも、くすっと笑える小ネタで楽しい。
コラボカフェに立ち寄れないくらいスケジュールをミスしていたので、もちろんスタンプラリーにも参加できなかったのだが、コレクション気質がある身としては時間さえ許せばこのスタンプラリーにも参加したかった。

7 おわりに

美術館に出かけると、どうしても同行者と遅れてしまうことが多く、「自分は鑑賞するのが遅いのかな?」と何となく悟ってはいたものの、目安の所要時間の倍も滞在したのはジャンプ展VOL.1が初めてだった。
それくらい楽しかったんだろうと思うし、おかげでこれ以降基本的に美術館にはひとりでいくようになった。
特にVOL.1は特殊展示がすごく凝っていたから、よく知らない作品が多かった私でも十分に楽しめた。
記憶が定かなうち、公式サイトが残っているうちに詳細な記録をまとめておけば良かった。
50周年企画だから仕方ないのかも知れないけれど、グッズの事後販売、事後通販はあったけれど、巡回展はなかったし……。

いろいろと抜けの多い記事だが、とりあえず当初の目的である公式Twitterの関連ツイートをまとめるという目標は達成できたと思う。
できれば、今後『SLAM DUNK』を除くVOL.2とVOL.3もまとめたい。
また、今回の記事に限らず情報提供はいつでもお待ちしていますので、何かご存知のことがありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

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