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2021年

明けましておめでとうございます。

年末は伊豆半島の寂れた温泉街に滞在していました。年が開けるギリギリのところで東京へ帰還し、渋谷でさきほど2021年を迎えました。

2020年はテクノミュージックに身を任せたまま年を超えていたようです。東京で年越しといえばクラブでいい音でいい音楽を聴くくらいしかやることありませんよね。花火も上がらないし、自分の中の花火を打ち上げるしかないのです。この文章を書いていた頃は、誰もまだ世界がこれほど大変なことになるとは思っていませんでした。

とにかく2020は大変な年でしたね。これまで僕が生きてきて最も何かが揺らいだ年でした。コロナに関係なく、個人的にも様々な変化が一度に訪れました。過去に震災もありましたが、全世界が同じ状況に陥るという意味では世界大戦レベルの力が働いたことになります。おそらく多くの人にとって一生に一度の、歴史的な体験をした年だったと言えそうです。

個人的視点で考えれば「自粛で動けず、人と会えず、ただただつまらない日々だった」で終わりそうです。

しかし少し視野を広げて眺めると、世界経済的変異が凄まじいことがわかります。多くの都市で経済活動が制限され、一時的対策のために国は金を刷りまくっています。結果投資マネーに流入し、経済は縮小しているのに株価は上がり続けるという自体が起きました。富を有している富裕層にお金は流れ、それ以外の一般人は財布の紐を締めることになります。世界資金の量的拡大は、貨幣の価値を下げます。富んでる人は更に資産を拡大しながら、富んでない人は貨幣価値が下がるので更に貧困化していくという、二極化が訪れました。この動きは今年更に表に出てくると考えられます。

物をもたない生活を相変わらず続けていますが、物を持たないことがこれほど優位になるとは思ってもいませんでした。

事故や災害やパンデミック等、突然襲いかかるリスクは避けることができません。しかし、自らの考えや行動を状況に応じて変えることができれば、ダメージを最小限にすることはできます。

状況に応じて自分を変えるには、フラットな状態でいること。何も持たないこと。常に学び続けることです。

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