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この夏の常用レンズとして、エルマリート28mm

最近は常用としてSLに28mmを付けています。

普段は圧倒的に35mmと50mmですが、気分を変えたくてエルマリートの28mm。

現行の前期型です。

現行は35mmズミクロン同様に前期・後期で分かれていて、前期ははめ込み型フード、後期はねじ込み型フードの違いです。

重さは175gでMレンズでは最軽量の部類。SLにつけておよそ1175gです。

機材の軽量化に重きを置いて、システムを考え直します。これがうまくいけば、近々ズームレンズをやめるかもしれません。

28mmのカメラはこれまでQやGRやDP1など様々使ってきましたが、レンズ単体では初めてです。慣れているようで、ちょっと新しい。ワクワクしています。

APSCクロップを使うことを最近は実験していて、28mmをAPSCクロップで使用するとおよそ42mmになります。

つまり、コンパクトなエルマリート28mmを一本持つことは、42mmを合わせて持つことになる。42mmという焦点距離は半端に思えますが、実は僕は大好きな距離感で、シグマDPの45mmやコンタックスT2の38mmという距離感を彷彿させる、日常的な携帯や旅に最適な「何でもこい」の焦点距離なのです。

さらに28mmは動画撮影でも非常に有効な距離感。

そういうわけでエルマリート28mmという選択になりました。

トーンも画質も安心感のあるライカクオリティですが、問題はただひとつ。

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