GR3の動画性能
コンデジの動画機能というのは、おまけ程度に付けたものが多く、今まで積極的に使う気がしなかった。
しかし、それはもう過去のものになっている。
現行で発売されているコンデジを触ってみると、動画も良く撮れることがわかる。ミラーレスや一眼レフにおいては、動画機能を重視している機種が増えていることを考えれば、コンデジ動画の進化も納得できる。
僕が前回のGR(DIGITAL3)を使ったのはもう10年も前なので、それに動画機能がついていたかははっきり覚えていない。おそらく”おまけ程度に”ついていたのだと思う。
コンデジ動画の印象がはっきりと変わったのは、富士フィルムのx100fとライカQからだ。
両方とも、写真のトーンそのままで動画が撮れる。これは大きな飛躍だと思った。撮って、PCに取り込んで見た時に素直に感動した。
安定性とフィットするアタッチメントが無い理由で、仕事の動画撮影ではキャノンやソニーを使っていたけれど、内容によっては十分仕事にも耐えうる品質だと思う。
特にフルサイズセンサーで開放値浅めで、マニュアルフォーカスをスムースに行えるライカQは、レンズ交換式のミラーレスよりも簡易的で使い勝手が良い。そして得られる絵は、ライカトーンなのだから、おまけではなく動画が主役にもなるカメラである。(ライカQで撮影した動画は後ほど記載します)
そのような、コンデジの動画撮影機能の進化を体験してきた。
だからこそ今回のGRには期待している。
・APS-Cセンサー
・レンズ内手ブレ補正
この2点が過去モデルに比べて飛躍的に向上しているからだ。
サンプルで撮影した動画を元に、その性能を検証していこう。
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