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#1、FINAL CUTのデータ取り扱いを最適化する

「写真と映像制作者のためのデータマネジメント」と題して、今回から第四回に渡ってお送りする、外付けSSDを使用せずに快適な写真・動画制作環境を維持するためのティップスシリーズ。

1、FINAL CUTのデータ取り扱いを最適化する
2、iPhoneを純粋カメラとして使う方法
3、ライトルームでの動画取り扱い注意点
4、MacBookでファイル容量を減らして快適な環境を維持するために

一回目の「FINAL CUTのデータ取り扱いを最適化する」についてです。

ファイナルカットはM1チップMacに最適化されているものの、最近の4KやProResファイルを扱うと、レンダリングですごく容量を食ってしまいます。

ここでのポイントは4つです。

1、適正なプロジェクト管理
2、生成クリップファイルの削除
3、プラットフォームをストレージとして使う
4、作品をアウトプットしたらライブラリと関連ファイルごと削除

それぞれ解説します。

1、適正なプロジェクト管理

こちらは、容量を最適化するというよりは、使っていてアプリが落ちたり、バグが出るリスクを軽減するものになります。また、その後に続くファイル最適化の下準備のようなものになります。

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