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法人アカウント運用の困難性

インフルエンサーに乗っかる企業が増えている中、本来は企業のほうが社会に影響を与えていく側であったのに、いつの間にか個人の力が勝るようになったとここ最近は思う。企業の中にはもちろん個人がいて、発信に関する部門を担っているのもひとりの個人なのだが、企業アカウントの運営が得意な人は、必ずしも個人アカウントを伸ばしているとは限らない。それは逆も然りで、というよりこちらのほうがもっと自然で、つまり個人アカウントを伸ばせないのに企業アカウントに影響力を持たせられるわけがないのだ。SNSは個人に社会性を与えるために、それこそソーシャルなネットワークを構築するために設計された。本来的に個人の力をブーストする方が優れているように見える。意思決定の速度も問題だ。だが単一の発信源で捉えてみれば、個人も法人も1アカウントということに変わりはなく、そのような唯一性、ユニークネスが企業によって利用されるようになったということだと思う。

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