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デジタルデトックスの疑問とたった一つのマイルール

山旅から戻りました。

どうも!北アルプスの2700m級の山にベアフットシューズで挑み、遅れて筋肉痛が来始めている中年男性です。

今日は山の話しでもなく、ベアフットシューズの話しでもなく、デジタルデトックスについて思うことを書きます。朝の小話として。

デジタルデトックスという言葉を耳にするようになって、もう随分経つ印象です。常にスマホやPCに触れ、ネットに接続されている状態から距離を置こうというムーブメントです。カリフォルニアのテック系の人々が唱え始め、脳科学の分野からも研究や書籍が多く出ています。

ざっくりその論調としては、人間の脳は過去の歴史にないほどの情報量をデジタルデバイスを介して受け取っており、その負荷がストレスとなり精神や認知領域に悪影響を与える、というものです。

確かに、私達は常にスマホを携帯して、多くの情報に晒されています。そして企業は収益を拡大させるためだけに、アプリUXをデザインし、アテンションと使用時間を伸ばすことだけをコアとして動いています。今では多くの企業やサービスがネット無しでは生存できないようになっていて、資本主義下における経済活動のインフラとなっている。

で、巷で言われている、スマホを触る時間を少なくしようとか、寝る前はスマホを触らないようにしようとか、スマホを家に置いて外に出て過ごそうとか。そういうことに、果たして効果があるのか?意味があるのか?

僕はミニマリストでヨギですが、今こうやってnoteで書いているように、デジタルデバイスはめちゃくちゃ使いますし、仕事も全てデバイスxオンラインで行いますので、おそらく一般の人よりスクリーンタイムは長いと思います。写真の仕事をしている時も、背面液晶や外部モニタをずっと見ているので、デジタルなものからは全く離れられません。生きること=経済活動に不可欠というのは、個人のレベルでもそうなのだと思います。

でも、目が疲れることもないですし、肩が凝る事もありません。(昔はありました)ストレスもたまらないし、睡眠も良好です。

むしろデジタルをデトックスするほうが、色々とストレスになる、ということがあるのではないかと考えています。そこで、デトックスよりもコントロールを勧めたいのです。ちょっとダサいけれど、デジタルコントロール。

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