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SDカードが入っていない恐怖
スーツを着用しなければならないような式典でとある人物をドキュメントするという撮影を二人がかりで朝から行っていて、昼休憩のタイミングでもう一人のフォトグラファーと写真を一度バックアップしておこうという話しになり、カメラのスロットを開けたところSDカードが入っていない。頭が真っ白になり相方のフォトグラファーに言い出せず、どうしようかと困り果てたところで目が覚めた。とてもリアルで恐ろしい夢だった。今までこの経験はないが、実際にあり得る話だ。特に自分のカメラではなくレンタル品だったり、スタジオでカードなしでテザリング撮影した後にそのまま屋外ロケで撮るような場合。夢のシチュエーションがやり直しの効かない一度きりのドキュメント撮影だったのも怖さを倍増させた。カメラによってはカードが入っていませんよと警告してくれるものもあるが、カードが入っていなくてもシャッターを切れる設定にしているとその警告すらも出なくなる。この事故を防ぐにはSDカードが入っていないとシャッターを切れない設定にすることと、メディアフォーマットのルールとタイミングを自分の中で決めておくことだ。例えば、撮影したその日にバックアップをとったらカードをフォーマットし、確実にカメラに戻す、など。
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