人のことを見て、気持ちを伝える人が居る
起床した時に分かった。体調が良くなっている事だ。そんなことがあるのだろうか。たった一日眠っただけで、体調が回復することなどあるのだろうか。
今までの私ならば、無かった。しかし、もしかすると、今の私にとっては寛解は目の前なのかもしれない。
髪を切ってから初めてバイト先に行った。「髪切った?」と先輩に聞かれて、驚いた。職場にはフレンドリーな人が多い。業務に何ら関係の無い後輩の散髪について、わざわざ当人である私に確認を取った。
続けて、「似合っているね」とも言う。そんな言わなくても良いような褒め言葉まで付け足してくれた。
周りと円滑な関係を結べる人は、こんな人なのだろうと思う。周りを見て、特徴を覚え、気がついたことがあれば声をかける。
帰宅して、コーヒーを淹れ、カフェオレにして飲んだ。お腹がすいたのでグラノーラを食べた。そのままソファで眠りに落ちて、お風呂に入ったら今になる。
体調が良くなっているのではないか。嬉しく思う。しかし油断は禁物である。明日も明後日も、その先だってあんまり深く体調を崩さずに、無理をせず過ごしたい。
次回のアルバイトの日には、健康な状態で、私も先輩に声をかけたい。話題がない。
次のアルバイトの日までに先輩も髪を切っていたならば、とてもいいなと思う。「髪を切りましたか?とても似合っていますね。」私も、言いたい。
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